学校給食調理員が辛いので辞めました。激務の理由【そもそも、子供と給食が嫌い編】④

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こんにちは。元学校給食調理員のテルオ(@undoteruo)です。
 
僕は学校給食調理員という仕事が辛くて辞めました。
 
 
今回は、学校給食の仕事で僕が辛かった前回の「人間関係」「力仕事・熱中症」「衛生・アレルギー等のルール」に続いて、そもそも、子供と給食が嫌い」についての話です。
 
 
僕が一番辛かったのは人間関係についてですが、それは人それぞれなので激務という理由にはなりませんし、パートや社員の女性にとっては辛いでしょうが、男性にとっては力仕事もそれほど辛いとは感じない人は多いでしょう。ルールにしたって大丈夫。
 
今日はそもそも論の話し「子供が嫌い」「給食が嫌い」についてです。
 
 
流石にこれは激務とまでは言えませんが、どうしても僕がこのシリーズで話しておきたかった内容です。
 
 
「学校給食の仕事が辛い!」激務の理由シリーズ
  1. >>【人間関係編
  2. >>【力仕事・熱中症編
  3. >>【衛生・アレルギー等ルール編
  4. >>【そもそも、子供と給食が嫌い編(←今回の記事はココ)




そもそも、子供が嫌い

 
学校給食の仕事が激務で辛いと感じる点は人それぞれです。
 
僕が一番辛かったのは人間関係でしたが、これも人によっては全く苦には感じないでしょう。
 
どこかの学校には僕の理想の人間関係ができている学校もあるかもしれません。
 
力仕事にしても、全員社員が男性で、パートの中にも男性がいて、みんな揃いも揃って気遣いのできる男性が揃っている現場ならばパートの女性も苦には感じない現場も探せばあるかもしれません。
 
冷暖房完備の最新の施設の場合は熱中症も心配ないでしょうし、ルールも一度体が覚えてしまえば自然とこなせるようになるので、これも人それぞれです。
 
しかし、そもそも「子供が嫌い」という方はどうしようもありません。学校には必ず子供がいます。
 
特にパートの場合は、社員よりも多く子供達と接することになります。
 
 
社員の仕事内容でも書いていると思いますが、学校給食の社員は「給食を作る」のがメインの仕事で、パートの仕事はその社員の「サポート」をするのが仕事です。給食を作っている社員の他の仕事をサポートするのがメインの仕事となります。
 
 
 
他の仕事というのは、洗い物をしたり、食器などを用意したり、出来上がった給食をクラスに運ぶといったような仕事です。
 
この「出来上がった給食をクラスに運ぶ」という作業時に、多くの校内の子供達と接することになります。
 
 
この「給食を運ぶ」という作業は学校によっても方法が様々です。
 
生徒児童が直接給食室に取りに来る場合もあれば、階ごとに設置してある配膳室にその階のクラスの給食をまとめておき、そこへ生徒児童が取りに来る場合もあります。
 
全クラスの教室前まで持っていく場合もあります。
 
その学校の校長先生や栄養士の考え方、学校設備により、その給食の提供の仕方は様々あります。
 
 
ですが基本的に、学校給食の人間の仕事とはどこまでが仕事なのかというと、クラスに給食を渡すまでが仕事となります。
 
なので、どんなやり方をしている学校の場合であっても、子供や先生に給食を渡すまでは対応しなくてはいけないため、必ず子供と接点が生まれます。
 
 
これが中学校であれば、中学生が給食のおばさんに絡むことは少ないんですが、小学生の場合はめちゃくちゃ絡まれます(笑)。
 
単純に自分に絡んでくる場合はまだいいんですが、熱いスープや食器がたくさん乗せてあるワゴンカートの周りで鬼ごっこをし出したり、今日の給食のサンプルが展示してある箱を開けて口に入れようとする児童もいます。
 
そういった、ある意味動物園の動物から給食や子供達の安全を守らなくてはいけないのもパートの仕事となります。
 
 
そういう理由もあって、学校給食のパートは実際に小さな子供がいて、小さな子供の扱いに慣れているお母さんの採用に積極的なんです。
 
男性社員にはなかなか難しい仕事です。
 
 
これは力仕事や熱中症と違って、学校給食でパートとして働く場合には必ず発生する仕事となるためこういったことが苦手で耐えられない方は学校給食のパートとしては働けないでしょう。LINEバイトなどで別の自分に合った仕事を探してみてください。
 
苦手ならばまだ大丈夫でしょうが、「嫌い」な場合は無理です。万が一にも手を上げたりしたら大変なことになります。
 
 
社員としても全く関係ない話でもありません。
 
パートが休めば当然社員がパートの代わりを務めなければいけませんし、直接子供が給食室に来た場合には社員も当然子供達の対応をしなければいけません。
 
僕の働いていた小学校では、給食の時間に実際に子供達のクラスで一緒に給食を食べるなどのイベントもたまに開かれていました。
 
僕は子供が嫌いという程ではなく単に苦手なだけだったので何とか頑張れましたが、これが「嫌い」となると、我慢できずにその態度が子供達の前で出てしまう方だと、担任や栄養士から会社へクレームがいく場合もあるでしょう。
 
 
「苦手」は努力で克服できるかもしれませんが、「嫌い」に対しては無理です。努力で克服できるものではありません。
 
そういう方は「嫌いでやりたくないものを克服するための頑張り」なんて無駄なことはすぐにやめて新しい自分に合った仕事を早く見つけて転職することをおすすめします。
 
 




子供というか、食育の考え方が嫌い

イベント給食

 
僕はこの子供に関してはただの「苦手」なだけだったんですが、食育に対しては「嫌い」でした。
 
人間関係がうまくいっていたとしても、遅かれ早かれ僕はこの食育の考え方に嫌気が差して辞めることになっていたと思います。
 
何がそんなに嫌いだったのかというと、いくつかあるんですが、例えば学校給食には「イベント給食」というものがあります。
 
イベント給食というのは、クリスマスや、卒業式前に行われるバイキング形式のお別れ給食。それ以外にも毎月全国各地の郷土料理などを献立に取り入れている学校もあります。
 
もっと言うと、世界各国の料理を何となく真似して似せて作る場合もあります。
 
詳しくはこちらの記事を見ていただければと思いますが、↓
 
 
 
簡単に言うと、日本の義務教育において、クリスマスに見たことも合ったこともない外国人の誕生日を祝う意味が分からないと言う点と、
 
好きなものを好きなだけ食べて嫌いなものには手を付けなくても良いバイキングスタイルの食事を小学校の義務教育で児童にしてあげる意味が分からないという点と、
 
郷土料理はその場に行って食べるからこそ意味があるのに、東京で、ましてや世界各国の“もどき”料理を義務教育で東京にいながらにして食べられる意味が分からな
 
といったことです。
 

箸の取り扱い方

 
学校給食では子供が箸を落としてしまった場合には自分で洗って使わせるといったことはせず、給食室から消毒済みの新しい箸と交換して使わせています。
 
何故かと言えば、学校内で何らかの食中毒が起こったらマズイからです。
 
ですが、学校を卒業すれば落とした箸は自分で洗って使うことになります。
 
将来そうしなければいけないのであれば、義務教育ではそれを教えるのが教育のはずです。
 
僕はそう思っています。
 
 
こういった件に関して、栄養士さんから批判コメント届いたのでまとめて回答しています。詳しい回答を見たい方はコチラへどうぞ↓
 
 

魚の骨問題

 
これも以前何処かで話していたので栄養士さんから批判コメントが届きましたが、小学校の給食で提供される魚には骨がありません。
 
全て骨を取り除いた魚を発注し納品されています。
 
 
これも箸の取り扱いと一緒で、子供は卒業すれば魚の骨を自分で取り除いて食べなくてはいけません。
 
これを何故義務教育で教えないのか全く意味が分かりませんでした
 
学校内では絶対に事故を起こしてはならないという教育の考え方の賜物でしょう。
 
 
 

アレルギー問題

 
これは前回の【衛生・アレルギー等ルール編でも話していることですが、命の危険を伴うアレルギー食をただの調理師に作らせてはいけません。
 
これを作るならば学校栄養士が自ら作るべきですが、栄養士は自ら調理作業を行うことはなく、調理作業はアレルギー食も含めて調理師免許しか持たない調理員が作ります。
 
勿論最終的には栄養士の味見などのチェックが入りますが、それだけでは不十分です。
 
その不十分だと僕が考える具体的な理由と、僕が実際に一緒に仕事をした栄養士が採用している「一番マシな方法」はこちらで詳しく話しているので気になる方は是非↓
 
 
 
 
まぁ、こういった理由により、僕は「子供が」というよりも「食育」そのものが嫌いだったんです。
 
特にアレルギー対応は教育委員会の方針により出来る限り受け入れて対応食を作る」となっています。
 
そして公務員の学校栄養士はこの教育委員会の方針通りに仕事をするわけです。
 
その経験で自ら判断できる栄養士がいる学校はまだいいんですが、経験の浅い、または「私は理解できているのに何故お前達は理解できないんだ?」という、調理員を見下しコミュニケーション能力の乏しい栄養士は複雑なアレルギー対応を全て引き受けてしまい、何十食もの複雑な対応を迫られてなんとか毎日頑張っている現場も多くあります。
 
 
こういった現在の日本の食育の考え方が僕は非常に嫌いでした。
 
苦手な方は努力すればいいですが、僕みたいに、根本的な部分が嫌いだと思っている人は学校給食で働くべきではありません。
 
そんな態度で現在の学校給食の現場で働いていて、もし何らかの事故が起こってしまった場合、だってそもそも食育の考え方が間違っている!」なんて無責任な言い分は通用しません。
 
自分でその仕事を選んで働いているのであれば、最後まで責任持ってやりきらなければいけません。
 
 
なので、僕と同じような考え方の方はワークポートなどの無料転職支援サービスを利用して自分に合った仕事を見つけてみてください。
 
バイトでいいなら更に多くの仕事があるのでLINEバイトなんかで一度検索してみてください。
 

そもそも、給食が嫌い

 
子供より何より、そもそも給食が嫌いで食べたくないという方もいるでしょう。
 
特に小学校の給食とは、「ピリ辛」と言っても辛くなく、カレーと言っても甘い料理です。
 
そしてそんな料理を作るだけでなく、学校給食で働く従業員は基本的に全員子供達と同じ給食を食べることになります。
 
 
僕は結構給食が好きでおかわりもして食べていましたが、砂糖をふんだんに使った給食を作っている学校給食の仕事を辞めて、1ヶ月の「砂糖断ち」に挑戦してみました。
 
 
 
その結果、偏頭痛が治まりました!
 
よって、調理員時代から僕が感じていた「砂糖は敵だ」という考え方が間違っていなかったことが証明されたわけです。
 
僕は「特に子供達には砂糖は出来る限り摂らせるべきではない」という考え方で、砂糖を出来るだけ使わない料理を子供達には提供するべきだと思っていましたが、実際その通りだと今でも思っています。
 
 

教育現場に相応しい人間でなければならない

 
一度、登校時間に学校の校門の前に立って眺めてみてください(不審者と間違われない程度に)。
 
学校には子供達だけではなく様々な大人達が出入りしますが、周りから見れば学校へ入っていく大人は全て学校の先生と見えます
 
 
僕の会社でもたまに問題になっていましたが、歩きタバコをして学校に入ってくる人間がいる」と、学校へクレームがあり、調べたらそれが給食調理員だった。
 
僕の会社でもこういうことを何回か耳にしました。特に小学校前での歩きタバコは勿論論外です。
 
 
休憩時間は基本的には何をしてもいいものですが、僕の会社では休憩時間も外に出てコンビニの灰皿へ行ったとしても、喫煙は禁止されていました。
 
出勤時の服装もジーンズは禁止でした。
 
勿論短パンサンダル出勤も禁止です。
 
パーカーも禁止。
 
とにかく、ただの給食のおじさんおばさんであっても、学校の職員として相応しい格好をしなくてはいけないということです。
 
 
そういう見てくれの問題だけではなく、言葉使いや態度も学校の職員と同じく相応しいものを求められます
 
学校へ出入りする大人は外から見れば全員先生ですから。
 
学校内でも保護者も多く出入りしますから、校内でも気を抜けません。
 
 
こういったことができない方も学校給食の仕事はできません。
 

いずれにしても、嫌いで辛いことはやらない方がいい

 
前回も話しましたが、嫌いで辛いと思うことをやり続けることは精神衛生上良くありません。
 
これを我慢し、「嫌い」なことを克服しようと頑張ると、よくて僕みたいに適応障害悪ければうつ病になってしまうかもしれません。
 
どんな仕事でも、病気と引き換えにはできません。
 
人間は仕事のために生きているのではなく、幸せになるために生きているのであって、仕事はあくまで生活の手段にすぎません。
 
 
仕事で悩むのは人生において本当に無駄なことです。
 
何度も言いますが、「苦手」は前向きに努力することもできますが、「嫌い」については無理です。
 
実際に「嫌い」について頑張った結果仕事を辞めた僕のような人間にしか言えないことでしょう。
 
 
嫌いといっても、それが切り離せない親とかならばともかく、仕事なんてすぐに切り離せます。
 
人生において仕事は必要ですが、そんな必要な仕事は世界中に巨万とあります。
 
日本人は特に、自分の周りしか見えない狭い世界で物事を考えてしまう人間が多いです。
 
子供の自殺が多いのもこれが原因だと思いますが、日本人は大人になっても大して変化がありません。
 
いつまでも狭い世界しか見えません。
 
 
学校給食が辛いならば辞めればいいんです。
 
人には向き不向きがあります。
 
学校給食の仕事が辛くて、それを相談するのが同じく同僚の調理員だったら、そりゃ「頑張れ」とか言われるでしょう。
 
自分は辛くなくできているわけだから、自分の体験とかを元に深イイ話的な話を語ってくるでしょう。
 
ですが、その人もまた学校給食という狭い世界の中で生きてきた人間です。
 
「オレが出来たんだからお前だって出来るよ」という理論で話してくるでしょう。
 
でも、会社員を辞めた僕が言えることは、「嫌い」は克服できないということです。会社員を辞めたらこれが分かりました。
 
 
辛くて嫌で仕事を辞めたことがない人間にはわからないことです。
 
 
僕もパワハラにあった時に、実際に社長にこう言われました。
 
 
 
「薬を飲んで頑張れ」
 
 
 

これを聞いてあなたはどういう感想をもちます?「その通り」だと思いますか?

僕は笑ってしまいます。ハッキリ言ってコレ、コントに出てくるようなセリフですよ。

僕と同じように笑ったあなたは正常です。安心してください。

逆に笑えずに真面目な顔をしているあなたは危険です。仕事なんてもっと楽に考えるべきです。

僕はこの社長の言葉を聞いた瞬間に「仕事はあくまで生活の手段でしかない」と、自分の人生にとっての仕事の意味するところを悟りましたが、この社長の言葉を真に受けて実際に薬を飲んで頑張って働き続けている社員も社内に何人かいるとのことでした。

笑えない真面目な人間もいるんです。

 
 
 
「他にも薬を飲んで頑張って働いている人がいるんだから・・・君もさ・・・」
 
 
 
社長は僕の説得にこういう前例を持ち出してきましたが、僕は逆にその言葉で会社を辞める決心が100%固まりました。
 
僕にとっての一番の薬は仕事を辞めることだと、図らずも僕に教えてくれた社長に今では感謝しています。
 
 
仕事は3年我慢しろ」なんて言葉は嘘です。昔はそうだったのかもしれませんが、今は時代遅れの言葉です。
 
やりたい仕事なんてなかなか見つけられる人は少ないですが、少なくとも「やりたくない仕事」は回避できます。
 
そういう人はワークポートとか、便利な無料転職支援があるのでそういうサービスを利用して新しい仕事を探しましょう。
 
 
「何がやりたいのかもよくわからないし、ずっとフリーターだったから何の経験も知識もない」という不安がある方は、そんな人を対象にした無料就職支援なんていうものも東京都が行っています。(東京で働きたい方対象)
 
これは「経験も知識も資格もない」人達を対象にしているものなので、周りはみんな同じような悩みを持った人達ばかりです。そこがこのサービスのおすすめの理由です。
 
 
 
無料のこういうサービスを利用して嫌で辛いことは回避して人生を楽しむことを最優先に考えましょう!
 
 
でも僕とは違い、人間関係も、体力面も、ルールも、子供も食育も、特に辛いと感じない方は学校給食という仕事を一度経験してみてください。
 
その場合は僕はいくらでも情報を持っているので僕を利用してみてください。
 
 

学校給食で働きたいと考えている方はタウンワークに正社員パート共に比較的多くの学校給食求人があります。学校給食の仕事に興味のある方は一度覗いてみてください。

 

 




テルオ的まとめ

 
今回は、ちょっと激務とは言えませんが、僕が苦手だった子供達、そして嫌いだった食育の考え方について
話してきました。
 
  • 人間関係の辛さ
  • 力仕事や熱中症の辛さ
  • 衛生面やアレルギーの細かなルールの辛さ
  • そもそも子供と給食が嫌い
 
このどれかに当てはまる方は、それぞれの僕の記事の内容を見てみて学校給食という仕事が自分に向いているのか考えてみてください。
 
その場合、学校給食で働くためには調理師免許栄養士免許のどちらかの資格が必要になってきますので、僕も持っている調理師免許であれば独学取得できます。僕の独学の方法を参考にしてみてください。
 
>>調理師免許を独学で取得する方法
 
 
それ以外に、学校給食の仕事で個人的に色々と聞きたいことがある方は、「学校給食なんでも相談」を僕がワンコインで受けるサービスを現在行っていますので、気になる方は是非これも活用してみてください!
 
 
 
 
「学校給食の仕事が辛い!」激務の理由シリーズ
  1. >>【人間関係編
  2. >>【力仕事・熱中症編
  3. >>【衛生・アレルギー等ルール編
  4. >>【そもそも、子供と給食が嫌い編(←今回の記事はココ)

 

 
 
 
 
 
 

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