こんにちは。 砂糖を毎日ドバドバ給食に使っていた元学校給食調理員のテルオ(@undoteruo)です。
僕は小学校で子供達の給食を作る仕事をしていましたが、 毎日給食に砂糖をドバドバ使うことに疑問を持っていました。( でも仕事なのでドバドバ砂糖を使っていましたが)
今回、そんな僕が体を張って「砂糖をやめる」 ということに1ヶ月間挑戦した結果を報告します。
結論から言うと、 砂糖はできるだけ取らない方がいいことが判明しました!
お金をかけるんじゃなく、 健康な身体になるためにはお金を使わないのが一番だと思い知りま した。
もくじ
砂糖は麻薬だ!
僕は学校給食の仕事をしていましたが、 学校給食ではクリスマスやバレンタインといったイベント時には砂 糖やチョコレートをふんだんに使った給食がどの学校でも出される と思います。
その理由というのは、子供達が喜ぶからです。「 たまにはこういうのも」と考える栄養士が多いようです。
でも、クリスマスやバレンタイン以外でも、 例えば肉じゃがや揚げパン等、 普段の給食でも基本毎日大量の砂糖を使った給食を作っています。
僕は極端な話、砂糖は麻薬だと考えています。
甘いものを1与えれば、次は1では満足が得られなくなり、 身体は2を要求してきます。2を与えれば3、3を与えれば4·· ·というように、砂糖は食べれば食べるほど「 もっと甘いものが食べたい!」となってきます。
「 これを小学生の低学年のうちから教えてしまってはダメなんじゃな いか···」と、 調理員時代に考えながら毎日ドバドバ砂糖を料理にぶち込んでいま した。(仕事なので仕方がありません)
砂糖をやめてみた
僕は甘いものってそんなに毎日食べる方ではありません。 食べなければ食べないで毎日過ごすことができます。
しかし、1度甘いものを食べると止まらなくなり、 次から次へと口に放り込まなければ気が済まなくなります。
これはお菓子やチョコレート、ケーキのことを指していますが、 砂糖はお菓子だけではなく料理にもたくさん使わています。
今回は、お菓子は勿論、 料理に使われている砂糖も極力取らないようにしてみました。
具体的にどんな砂糖断ちをしたのか
砂糖は私達の生活の隅々にまで入り込んできています。
今回はケーキやチョコレートといったお菓子を食べないのは大前提 です。僕は元々そんなにお菓子を普段から食べる方ではないので、 これは簡単にクリアできます。
僕は妻の協力の元、 朝昼晩の普段の食事にもメスを入れてみることにしました。
僕が毎日何気なく食べているお菓子以外の砂糖を挙げてみるとこん な感じになります。
- 朝昼晩の食事
- コーヒー
家庭の料理にも砂糖はたくさん使いますよね。 僕は妻に頼んで料理に砂糖を極力使わないようにしてもらいました 。
ついでに「アスパルテーム」 等の人口甘味料も使わないようにしてもらいました。( 人口甘味料は元々妻が敵視していたので我が家には人口甘味料の類 は一切ありませんでした)
僕の妻はダンスを毎日しているということもあり、 元々身体の健康には人よりも気を使う方の人間だったため、 妻も一緒に楽しみながら砂糖を使わない料理を作ってくれました。
例えばスパゲッティナポリタンなんかで言うと、 ケチャップは使わずに調理をしてもらいました。 本物のトマトを使って作ってもらいました。
砂糖を使わないとトマトの酸味が強調されてしまうと思うんですが 、 ほとんど砂糖を使ったのと変わりないくらいのものを作ってくれま した。
トマトは火を通せば通すほど酸味が飛ぶので時間をかけて炒め、 塩を使ったり、 はちみつを少量使ったりしながら頑張ってくれました。
あと、僕は毎日カフェへ行ってコーヒーを飲むんですが、 これもガムシロを使わずにブラックで飲むようにしました。
ブラックで飲むには美味しいコーヒーじゃないときついので、 できるだけ安くて美味しいコーヒー屋さんを探してみたりもしまし た。
色々試した結果、 僕が一番の安くてブラックで飲んでも美味しいコーヒーはコンビニ の100円コーヒーでした。 セブンのセルフの100円コーヒーはブラックでもイケます。
座って飲めるお店だと、マックのコーヒーです。
できるだけ安くてブラックで美味しいコーヒーとしてはこのセブンのニコーヒーとマックが個人的におすすめです。
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砂糖をやめて1ヶ月が経過。結果報告
まず、僕の性格や体質は大体こんな感じです。
- すぐイライラする
- 偏頭痛
- 太りやすい体質
- 集中力が続かない
- 女の腐ったような性格
ここに挙げた僕の性格や体質は砂糖をやめてから改善傾向にありま す。(女の腐ったような性格は継続中笑)
ちなみに、 僕の女の腐ったような性格が気になる方はこちらを参照ください。
イライラしなくなった
僕はすぐにイライラする人間なんですが、それが少なくなり、 気持ちが穏やかになり心に余裕が生まれてきたように感じます。
毎日少しづつなのであまり自分では気付きにくいんですが、 1ヶ月前と比べてみるとそう感じます。
イライラしないということは、思考が正常に働くということです。 イライラしながら行動すると何一ついいことがありません。
女の腐ったような性格も心に余裕が生まれたせいで少しは改善傾向 にあるのではないかというのが自己分析結果です(*˘︶˘*). 。.:*♡
偏頭痛が治まった
僕は頭痛持ちです。理由がよくわからない頭痛もありますが、 特に天気が悪いと偏頭痛が起こるという典型的な頭痛持ちです。
その為僕はバファリン等の頭痛薬を常に携帯していて、 月に10錠くらい飲むんですが、 砂糖をやめてからこの1ヶ月間は1度も薬を飲んでいません。
僕が月に1度も頭痛薬を飲まないのは珍しいことなんで、 明らかに砂糖をやめたことによる効果だと思いますね。
頭痛が治まれば女の腐ったような性格も少しはマシになったでしょ う(@^^)/
3キロダイエットできた
僕は元々太りやすい体質なんですが、去年仕事を辞めてから7〜 8キロ太ってしまいました。何故かと言えば、 身体を動かしていないからです。太りやすい体質なのに身体を動かさなければ当然太ります。
これが1ヶ月間砂糖をやめたことにより3キロ体重が減っていまし た。
特に砂糖をやめた以外はいつも通りの生活ですが、 3キロ減りました。砂糖をやめたんですから、 当然ダイエット効果は多少あるだろうとは思っていたんですが、 3キロも痩せているとは思いませんでした。
これで更に軽くでも運動すれば更に体重を落とせるでしょう。 この勢いに乗ってダイエットに本気で取り組もうと思っています。
ダイエットって「ダイエットしよう!」 と思って始めるとなかなか長続きしないものですが、 特に努力もせずに体重が落ちてくればそのままダイエットに自然と 入り込むことができるので、 砂糖断ちはダイエットの入り口としてもおすすめですね。
あと、女の腐ったような性格改善の入り口としてもおすすめです( ノ´∀`*)
頭がスッキリ集中できるようになった
僕はブロガーなのでブログを書くために毎日文章を頭で考えるんで すが、僕はなかなか集中するのが苦手なんです。 もう義務教育の頃からそうなんですが、 人の話を聞いていてもすぐに別のことを考え出したりしてしまう頭 をしています(笑)。
これが女の腐ったような僕の性格にも関係していると思われます。
ですが砂糖をやめてから1ヶ月経ちますが、 集中できないときの特徴の❝ソワソワし出す❞ ということもなくなり集中しやすくなったと感じます。
学校でも「落ち着きのない子供が増えてきている」 なんてよく耳にしますが、 これも砂糖のせいなんじゃないかなんて思いますね。
やっぱり僕の考え方は正しかったと思います。
だからそういう子供を抱えて悩んでいるお母さんは勉強して砂糖を 使わない料理を作ってみてはどうでしょうか。
僕の考えと同じように砂糖を敵視している方の本を発見しました。
この中で著者は「砂糖は麻薬だ」と話していますが、 全く僕も同感です。
砂糖に限らず、 食事に対すする大切な考え方が書かれているので料理について勉強 してみたい方には非常におすすめです。
この本は磯野貴理子さんが病気の後に出会ったという「砂糖、 みりんを一切使わない」というレシピ本です。
なかなか現代の食生活において「砂糖を使わない」 という選択肢は難しく、 なかなかそこに手を付けようと考える人は少ないんですが、 実際に「砂糖をやめる」 ということを実践した人はその効果を必ず実感されています。
だって普通に考えて、 昔の日本には砂糖なんて存在しなかったんですから。 そんな砂糖が存在しない日本人がここまで命を繋いでこられたわけ ですから、あの白い粉の砂糖は必要ないんです。 じゃがいもや米に含まれている糖分だけで十分なんですよね本来は 。
僕もなかなか周りに砂糖断ちしている人間なんかいないんで、 こういう芸能人がおすすめしてくれると僕も嬉しいですね!
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世間の「砂糖は集中力を高める」論に対して
今の世間の流れでは、塩分に対して敵視している傾向にあります。
そして、砂糖は「集中力を高める効果がある」 とCMでも言われています。
勿論、塩分の過剰摂取は良くないかもしれません。ですが、 僕の基本的な考え方はこうです。
日本人が昔から食べていて、 より自然に作られる食材の方が良いに決まっている。
砂糖はサトウキビやサトウダイコンから作られますが、 白砂糖を作る方法は遠心分離機と呼ばれる機械で超高速で回してそ の力で生成されます。
江戸時代に遠心分離機なんて機械は存在していません。よって、 僕の考え方に照らし合わせれば、 白砂糖は人間にとって必要ではない食べ物だということになります 。
CMでも言われているくらいなんで、 砂糖は一時的に集中力を高める効果があるんでしょう。
しかし、 砂糖を1ヶ月間やめてみた僕は明らかに以前よりも集中力が高まっ たことは事実なんです。
砂糖は食べれば食べるほど「もっと甘く!」と、 最初の甘さや量では満足できなくなります。
以前よりも集中力を高めるためには更に多くの砂糖をとらなければ いけなくなります。
これはまさしく、麻薬です。合法ドラッグです。
しかもそれを小さな子供のうちから身体に教え込んでしまえば、 本当に一生砂糖無しの身体ではいられなくなります。
『腸が喜ぶ料理』 著者の田中玲子さんは他にも色々と本を出されているようなので、 本気で「砂糖断ちしよう!」と考えている方は必読です。
一生作り続けたい肉・魚のおかず 一生作り続けたいおかず[Kindle版]
posted with ヨメレバ
田中伶子 主婦と生活社 2016-07-15
一生作り続けたい野菜のおかず: 名門料理教室で人気の野菜料理とサラダ150
posted with ヨメレバ
田中 伶子 主婦と生活社 2014-12-05
「砂糖をやめる」挑戦の結果とまとめ
僕は「砂糖をやめる」ということに1ヶ月間挑戦しました。 そして、
- イライラしなくなった
- 偏頭痛が改善した
- ダイエットできた
- 集中力がUPした
- 女の腐ったような性格は継続中(たぶん少しはマシになった)
このような効果がありました。
そして意外なことに、「甘いものが食べたい」 とは思わなくなりました。
これは意外でした。 砂糖をやめれば身体が甘いものを欲しがると思っていたんですが、 意外と身体は砂糖を要求してきません。 僕の身体も結果に満足しているんでしょう。 女の腐ったような性格は譲れないようですが(笑)。
そして何より、結果が出たことが大きいと思います。
何も効果を感じなければまたチョコレートが食べたいと思ったんで しょうが、たった1ヶ月でも効果が表れたので、 また甘いものが食べたいとは思わなくなったんだろうと思います。
僕が今回一番言いたいのは、「砂糖をやめる」 を実践した人からは「砂糖やめるんじゃなかった〜!」 という声はどこを探しても聞こえてこないという点です。
「何かを更に追加で買って食べる」 というのはなかなか踏み込めないと思うんですが、 砂糖断ちは追加で買って食べるとといったプラスではなく「 食べない」というマイナスの行為なんですぐに始められます。
気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。