ポイントカード戦争から離脱し “逆に得をする” 方法。エッセンシャル思考による脱社畜論

datsu-shachiku-shiko-1-1
 
ポイント関連で日々消耗している社畜の皆さんこんにちは。あらゆる搾取からの離脱を目指している雲藤テルオです。
 
 
世の中はデジタル化により「時間的コスト」「肉体的コスト」が軽減され便利な世の中になりました。
 
時間的肉体的コストが軽減されたおかげで、通勤時にはスマホゲームに集中することができます。
 
時間的肉体的ストレスから解放されたサラリーマンが無表情でスマホゲームをしている姿を見ると、僕も「あー」と思います。
 
 
ですがその反面、実は「精神的コスト」が爆上がりしています。
 
精神的に消耗しているおかげで、通勤時にはスマホゲームに集中するしかありません。
 
精神的に消耗しているサラリーマンが無表情でスマホゲームをしている姿を見ると、僕も「あー」と思います。
 
 
 
精神的コストとはつまり、クレカ・アプリ・契約・登録・通信・設定・ポイント···などのことです。
 
僕はこの精神的コストを非常にストレスだと感じます。
 
 
ということで今回は、この中で僕が今一番精神的コストを感じている「ポイントカード戦争」について、そこから離脱することで “逆に得をする” という、エッセンシャル思考的な考え方をご紹介します。
 
 

ポイントカード戦争で「精神的に消耗」する社畜

 
今、どこへ行っても「お得ですよ!」ということで、こういうことを店員さんから求められます。
 
ポイントカードの作成
クレジットカードの作成
ポイントカードの電子化
クレジットカードの電子化
アプリダウンロードの上、個人情報の登録
 
どこへ行ってもです。
 
 
「クレジットカードを作ると10%引きになりますよ!」
 
「電子化すると更にポイントが貯まりますよ!」
 
お待ちの間アプリをダウンロードしていただくとお会計から500円引きになりますよ!」
 
 
アプリに関してはこの前、古着屋さんで買い取りの査定中に「お待ちの間アプリをダウンロードしていただくと買取金額5%アップになるのでお得ですよ(^^)♪」と言われたのでダウンロードして店員さんに見せると個人情報の登録もしてください」と言われたのでじゃいいです」と断りました。
 
買取金額350円に5%上乗せでは精神的コストに見合わないと判断しました。
 
 
 
消費税増税に関連して「電子マネーで決済すると何%ポイントで還元するよ」なんてことも国は今行っています。
 
ポイントポイントポイントポイントポイントポイントポイントポイントポイントポイントポイントポイント····
 
これが今のポイント戦争です。
 
そして社畜はその戦争に自ら望んで参加し消耗しています。
 

「社畜」は会社員だけではない

 
社畜は会社員だけのものじゃありません。専業主婦だって学生だって今の時代、石を投げれば社畜に当たります。
 
社畜というのは、
 
みんなやってるからやらなきゃ
あの人がそう言ってたからそうなんだ
 
こういう思考の人を僕は「社畜」と呼んでいます。なのでべつに会社員だけを指している言葉ではありません。僕の場合はですが。
 
 
ポイント戦争もそうです。
 
「お得だよ」
 
この言葉でみんなポイント戦争へと参加します。
 
 
しかしよく考えてみてください。
 
本当にあなたは「得をする」からポイントを貯めているのでしょうか?
 
実は「損をしたくない」からポイントを貯めているんじゃないですか?
 
 
ポイントを貯めないと、損、するんでしょうか?
 

ポイントを貯めなくても「損はしない」という事実

 
会社の消耗品購入で自分のカードでポイントを貯める人、いますよね。
 
でもそれに関して特に何も言われないという会社も多いですよね。
 
何で会社は何も言わないのか。
 
それは、会社はべつに損はしていないからです。
 
 
「損をしたくない」ということでポイント戦争に参加している方に目からウロコの事実をお伝えすると、ポイントを貯めることで得をするが、ポイントを貯めなくても損はしないんです。
 
電子マネー決済すれば何ポイントかもらえたり割引になったりとかっていう得をするが、何%引きにならなくても正規の金額で買うんだから、損はしない。
 
つまり、クレジットカードを作らなくても、アプリをダウンロードしなくても、特に私達は何かを損しているということにはならないんです。
 
 
なので僕は、カード類を全部捨ててやりました。
 

ポイントカード戦争から「離脱」してみた

 
僕はポイントカード類を全部捨ててやりました。既に何ポイントか貯まっているものも関係なくハサミで切り刻んでやりました。
 
 
クレジットカードは1枚だけしかし持っていません。滅多なことでは使いませんが、どうしても使わなきゃいけないときのために1枚だけ。
 
アプリもどんなに「お得ですよ」と言われてもダウンロードしません。
 
店員さんには「え?みんなやるのに?得するのにバカなの?」みたいな “社畜顔” をたまにされますが、アプリ戦争にも僕は参加しません。
 
お金の上での得ではなく、精神的な得を僕は選んでいるから。
 
 

精神的消耗からの離脱で「得をする」という脱社畜思考

 
ポイント戦争への参加で何が精神的に消耗するのか。
 
 
まず「手間」ですよね。個人情報を書き込む手間に消耗します。
 
そして「把握しきれない」という精神的ストレスを感じます。
 
 
クレジットカードというのは、使うと後からまとめて銀行口座から引き落とされますが、いくら引き落とされて、あといくら引き落としが残っているのか。
 
メールで確定情報が送られて来るんでしょうが、それを確認する手間。
 
クレジットカードや電子マネーアプリを複数使っていると更に把握しきれなくなる。
 
 
 
ポイント戦争から離脱すると、こういう精神的ストレスから解放されます。
 
「お金で得をしない」代わりに、「精神的に得をする」という考え方です。
 
 
 
さっきも話したように、ポイントを貯めなくても私たちは何も損をしません。
 
逆に、ポイントを貯めて得をすることで、「精神的消耗」というストレスを抱えます。これは損です。
 
つまり人は、「得をしたい」というよりも損をしたくない」ので、実際に「損」となる精神的消耗を減らすことの方が「得」と言えます。
 
 
 
こういうポイント戦争への参加を「節約」として楽しんでやっている人はいいと思います。
 
ですが多くの人は、特に男は「節約」としてポイント戦争へ参加している人って、意外と少ないんじゃないでしょうか。
 
であれば「みんなやってるから」という社畜思考を捨て去り脱社畜しましょう。
 

「エッセンシャル思考」による脱社畜

 
僕が言っている、僕が実際にやっている「ポイントカード戦争からの離脱」というのは要するに、エッセンシャル思考です。
 
エッセンシャル思考というのは、今一番重要なもの以外は排除するという思考論です。
 
何かを「諦める」というのではなく、一人の人間の時間と処理能力には限界があるので、今一番必要なものだけに力を集中させるということです。
 
 
 
ポイントカードで言えば、ポイントよりも重要な日々やらなければいけないことが多い中で、精神的コストを減らし頭の中を出来る限りシンプルにするために、ポイントを排除する。
 
ポイントを「諦めるの」ではなく、もっと大切なことのなめにポイントを「排除する」。
 
ポイントが人生の中で最重要の人って、たぶん誰もいないでしょう。
 
 
でもそのポイントが自分の中で処理しきれる範囲に収まっているならば、それは残しておいてもいいでしょうが、僕のような処理能力の低い人間にはそれがストレスとなるんです。
 
そして、それがストレスであることに気づいていない社畜が結構多い。
 
そこに気づきたければ、是非この本を読んでみてください。


 
僕の脱社畜に役立った本の中でも紹介している一冊です。
 
この本の中身を全部実践することはなかなか難しいですが、僕もこの本を読んでから考え方がシンプルになり、生きるのが楽になりました。
 
ただ「排除しろ」と言いっぱなしではなく、その排除するものの選び方とその方法も解説されているので、社畜でも実践しやすい。
 
そうして徐々に脱社畜を目指すことができます。
 
 
 
ポイント戦争で消耗している社畜の皆さん。
 
一度ポイント関連を全て捨て去ってみましょう!
 
生きるのがすごく楽になりますよ ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
 
 

 
 
 
 
 
 

関連記事