上手い仕事の【優先順位】のつけ方覚えて(程々サボりつつ)デキる男になろう!

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こんにちは。仕事のときは「今日はどうサボってやろうか」と常に考えている雲藤テルオです。
 
 
自分で言うのもアレですが、僕は普通の人よりもよく仕事をサボります。ズル休みもそうですが、よく仕事で手を抜きます。
 
だがどういうわけか、上司からの僕の評価は、
 
・真面目
・頑張りやさん
・手を抜かない
・困っている後輩がいた手伝う
・仕事に細かくて厳しい
・視野が広い
 
程々仕事をサボっている僕が上司からこう評価されるのは、自分で言うのもアレですが、僕は仕事の優先順位のつけ方がうまいからです。
 
あとこういう↓↓頑張ってるアピールもうまいからです。自分で言うのもアレですが。
 
ちなみに最後の「視野が広い」というのは、自分で言うのもアレですが、確かに僕は他人と比べて視野は広い方だと思います。
 
ですがそれは、仕事をサボるために必要だからです。視野が広くないとバレずにうまく仕事の手を抜くことができないので。
 
 
というわけで今回は、
 
「上手な仕事の優先順位のつけ方を覚えて、みんなでうまく仕事をサボりましょうね♪ヽ(^。^)」
 
という社会人にとっても役立つ内容です。
 
 
実は、仕事がデキる人ほど、仕事をサボっています。
 
自分で言うのもアレですが。
 
 

仕事のデキる男が「やってること」「考えてること」

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▸ ちゃんと寝る

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仕事がデキる人ほど、しっかり寝ています。
 
 
よく「飲み行くぞ!」なんて上司に誘われて翌日フラフラで出勤し “社会人感” に満足している人間がいますが、あれは一緒にいて楽しい人かもしれませんが、仕事はできない人間です。
 
徹夜でテスト勉強したときよりも、睡魔に負けて寝てしまったときの方が意外と覚えていたりしますよね。
 
それと同じで、よく寝た方が頭が働き、 “ただ7時間寝た” というだけで仕事効率は上がります。
 
 
どっかのアメリカとかの有名企業のCEOとかになると、睡眠時間7時間の他に会社で仕事中に昼寝までしているそうです。
 
最近でも日本の外資系企業とかでは「昼寝の時間を設けている」なんてニュースも度々聞きますよね。
 
それです。
 

▸ 無駄に頑張らない

 
仕事がデキる人間は、無駄に頑張りはしません。
 
頑張るべき仕事を絞っているとも言えます。
 
 
僕も会社員時代やバイトでよく、
 
なぜこの作業が必要なのか
必要なことなのか
も考えず、効率も考えず、ただ目の前の作業を、ただがむしゃらにこなし、
母ちゃん、オレ頑張りました!
飲み、行ってきます!
 
という働き方をしている人をよく見ました。
 
それが “無駄な頑張り” とは気づいていない人にとったら、そういう人生は楽しいのかもしれませんが、仕事がデキる人間ではありませんよね。
 
 
仕事がデキる人間というのは、
 
・なぜこの作業が必要なのか
・今それをやるべきなのか
・オレがやるべきことなのか
 
というのを考えた上で、頑張るべきところを絞って力を注ぎます。
 
無駄に頑張ることはしません。
 

▸ 出勤したときから帰る準備を始める

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仕事がデキる人間は、出勤した瞬間から帰る準備を始めます。
 
全ては、定時に上がりやすくするためです。
 
 
無駄に荷物を出しっぱなしにしないとか、5時の退社時間までに《終わる仕事》《終わらない仕事》を最初から区別して取り掛かります。
 
仕事がデキる人間は、最初に優先順位を整理してから仕事に取り掛かります。
 
最初に目についた《今日中には終わらない仕事》をずっとやっていても5時には終わらないし、途中で《今日中に終わらせなければいけない仕事》に気づいても、5時には終わらせられなくなってしまいます。
 
 
僕も「デキる人間は出勤から帰る準備を始める」と聞いたときからこれを意識するようにしています。
 

▸ 細かい仕事は後回しにしない

 
仕事がデキる人間ほど、細かい仕事は後回しにせずにすぐに処理します。
 
数分数秒で終わる仕事ならばすぐに処理してしまいます。
 
 
「今忙しいから後でやっとく」というのをよく聞きますが、電話一本かけられない程忙しい仕事を抱えているのであれば、《電話一本かける》という仕事はきっと忘れてしまうでしょう。
 
そもそも、数分で済む《電話一本かける》という小さな仕事ができないほど忙しい仕事なんて、ほとんどありません。
 
でも、秒単位で切迫した仕事を抱えている人も中にはたまにいます。そういう場合は、「後でやる」ではなく、「やらない」という選択をします。
 
これも『優先順位』です。忙しい仕事を抱えている中で「後でやる」なんて仕事は必ず忘れてしまうので、最初から「やらない」という選択をする。
 
自分の脳内の処理能力は限られているので《電話一本かける》というのを頭の片隅にでも置いておくことは、今の大事な仕事には邪魔になります。
 
 
つまり、細かな仕事を「やる」「やらない」という判断自体を後回しにしないという意味です。
 

▸ 行動する前に少し考える

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仕事がデキる人間は、行動する前に数秒間考えます。
 
・なぜこの作業が必要なのか
・今それをやるべきなのか
・オレがやるべきことなのか
 
仕事のデキる人というのは、これをまず数分でも数秒でも考えてから行動を起こすことで、無駄な行動をできるだけ排除しながらできるだけシンプルに物事を考えようとします。
 

▸ 優先順位をつける

 
・ちゃんと寝る
・無駄に頑張らない
・帰る準備
・判断の後回し
・考えてから行動
 
仕事のデキる人間というのは、これらを全て優先順位化して考えています。
 
つまり、仕事がデキる人間が基本としていることは、最小の労力で最大の効果を出す」という効率的な考え方をしています。
 
・生活の中での優先順位
・今日一日の仕事の優先順位
・今後1ヶ月、1年単位での優先順位
 
全ては優先順位次第で仕事がデキる人間かどうかが決まります。
 
 

上手な仕事の優先順位のつけ方

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▸ 優先順位はどうやって決めるのか

 
仕事の優先順位はこういう考え方で決めます。
 
自分がより得意なもの
より早く結果を出しやすいもの
より会社の利益が大きいもの
 
他人よりも自分が比較的得意なもので、より早く、より高い利益を出すことのできる仕事を優先順位の1番に持っていきます。
 
 
知識もなく不得意な分野を最優先にしてしまうと、まずその知識を勉強するところから始めなくてはいけなくなるので時間がかかります。
 
やる気があって気合が入っている若い人ほど、視野が狭く、大きな課題にまず取り掛かろうとします。
 
そこをよく見極めないと、その分野が得意な人に先を越されてしまうことになり、時間をかけてもたぶんその人よりもクオリティーは落ちます。
 
結果、やったことは広い意味では無駄にはならないと思いますが、評価には繋がりません。
 
 
上司があなたに求めた優先順位と自分の優先順位が異なることもよくあります。
 
しかし、上司が求めている優先順位の1位がたとえ遅くなったとしても、自分が得意な2位3位で誰よりも早く結果を出すことで、上司が当初1番に求めていた仕事を「待ってくれる」ということもよくあります。
 
また、普通の人は上司が求めた順位をそのまま自分の優先順位にするので結果を出すことに時間がかかりますが、違う角度から攻めることで結果、上司の要求に応える近道になるという場合も少なくありません。
 
 
そして上司は、自分の判断で効率的な優先順位を決められるかどうか “そこを見ている” という場合もあります。
 
全員に同じ課題を振ったようなときは、デキる上司はたぶんそこを見ています。
 
 
周りの人間の能力と、自分の得意な能力を見極め、自分にとって最終的に最大の結果を出せる判断を自分で下せる能力
 
 
「仕事は自分一人ではなく、違う能力を持った大勢の人間と一緒にしている」ということを考えながら自分の優先順位を決めていきましょう。
 

▸ やらなくていい仕事を排除する

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優先順位を20個も30個も抱える人がいますが、仕事の優先順位は3位くらいまでにしておきましょう。4位以下は全て排除します。
 
 
4位以下はどうせ忘れてしまいます。覚えていたとしてもどうせ取り掛かれないし、頭の中にやらなければいけないことが20個も30個もあっては大事な3位までの仕事の障害になります。
 
頭の中はできるだけシンプルにしておくべきです。デスクにファイルが30冊も立て掛けてあれば、まだやらなくてもいいのに嫌でも目に入ってしまうし、物理的にテーブルが狭くなるので邪魔です。
 
 
今やらなくてもいい順位が低い仕事は「排除する」という勇気も必要です。
 

▸ やってるフリだけする仕事

 
優先順位は低くても「やってないと格好がつかない」という仕事も稀にあります。
 
例えば共有スペースの整理整頓とか、部屋の床掃除とか、新入社員の社会人マナーをみんなで教えてやれとか、こういう仕事は “やってるフリだけしとく” というカテゴリーに分類し、“頑張ってる感” だけ演出しときましょう。
 
 
こういう上司からの指示は、大体一人ではなくみんなに対してなされるものなので、こういう場合は排除しやすい仕事です。
 
しかし、みんながそういう思いで排除し誰もやらなければ、それはそれで上司もイラつきますよね。
 
そういう場合は、
 
・汚い所に “自分がよくいる” というイメージを上司に持たれないように、そういう所へは出来るだけ近付かない。
 
・上司の前で一度だけ大きなゴミを拾う姿を見せておく。
 
・新入社員の気になったマナーは、あえて上司の近くで指導する。
 
こういう “やってるフリ” をしておくことで、上司の不満の対象に自分だけはならずに済みます。
 
そういう『頑張ってるアピール』のテクニックも一緒に身につけておくと役立ちますʕ•̀ω•́ʔ✧↓↓

▸ 頑張らなくてもいい方法を考える

 
仕事がデキる人間は、 “無駄に頑張る” ということをしません。
 
・なぜこの作業が必要なのか
・今それをやるべきなのか
・オレがやるべきことなのか
 
仕事に取り掛かる前に一瞬立ち止まり、こういう今自分がやるべき必要な仕事しか仕事のデキる人はやりません。
 
 
その作業は「必要がない」と思えば、頑張る必要がありません。
 
今やる「必要がない」と思えば、今頑張る必要がありません。
 
自分がやるよりも「山田君が適任だ」と思えば山田君に頼んで引き受けてもらえば、自分が頑張る必要はありません。
 
 
考えた結果、「今オレがやるべき必要な仕事だ」と決めたなら、ただ目の前の作業をひたすらこなすという無駄な頑張りをせずに、
 
どうすれば効率的にできるのか
この作業には何人必要なのか
 
という、頑張らなくてもいい方法を考えながら仕事をします。
 
 
「効率化」という言葉をやたら嫌う人がたまにいますが、仕事を効率化することができれば、効率の良いやり方をすることも “しないことも” できます。
 
上司に「何分短縮できました!」と評価をもらいに行ってもいいし、他の仕事をしてもいいし、サボることもできます。
 
運転免許を持っていなければ歩くしかありませんが、運転免許を持っていれば車を運転することも、歩くこともできますよね。それと同じです。
 
関連記事
»» 『デキる男は無駄に頑張らない』仕事の上手なサボり方7選(近日公開予定)
 
頑張らなくてもいい方法を見つけるには選択肢が多いほど見つけやすいので、作業を効率化すれば選択肢が増え楽になります。
 

▸ 勝手に回る仕組みを作る

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優先順位を決めて上から仕事を片付けて下の順位をどんどん繰り上げて仕事を回したい」という頑張り屋さんは、作業の仕組み化』をゴールに設定して仕事をします。
 
つまり、自分がいなくても勝手に仕事が回る仕組みを作る」ということです。
 
 
仕組み化ができない仕事なんてこの世にほぼないと思いますが、仕事の仕組み化ができないと、優先順位1位の仕事をずっとやり続けなくてはいけないので、2位の仕事にいつまでたっても取りかかれません。
 
自分が抜けても仕事が勝手に回り続ける仕組みを早く作ることでそ時間を捻出します。
 

▸ チェックの仕組みを作って、仕事は完成する

 
ただ仕組みを作ってそれっきりでは、集団は時間が経てば徐々に変な方向へ進んで行ってしまうものです
 
よく「お前に任せたんだから後はよろしく」と言ってそれっきり放置する上司がいますが、部下に任せたからには上司には『確認義務』が発生します。
 
なぜこの確認義務を怠る上司が多いのかというと、一言で、めんどくさいからです。
 
任せた部下が道を逸れても上司は「任せたんで」で逃げれますが、部下は逃げ道がないので、放置する上司は信頼されません。
 
 
めんどくさい確認を簡単にするために、月1で3分で終わるような『チェックリスト』のようなものを作っておき、楽にチェックできる体制も整えましょう。
 
自分がいなくても仕事が止まらない仕組みを作り、
 
チェックリストを作成し、
 
予想できるリスク対処法もいくつか作り、
 
予想できない事態が発生した場合の手順も作っておく。
 
ここまで仕組み化して、あなたの仕事は完成です。優先順位2位を1位に格上げしてください。
 
 
部下に任せてもたまに確認してくれる上司は信頼されます。
 
部下に仕事を完全に引き継ぐ際には、そのチェックリストも一緒に引き継ぎましょう。
 
そういう信頼する上司から完全に仕事を引き継がせてもらえれば、部下もより嬉しいでしょう。
 
 

まとめ

設定-26
  
上手な仕事の優先順位のつけ方をまとめるとこんな感じ。
① 仕事の優先順位は、
【自分がより得意なもの】
【自分がより早く結果を出しやすいもの】
【より会社の利益が大きいもの】
を基本に決める。

② 優先順位は3位くらいまでにし、4位以下は排除する勇気を。

③ 【今自分がやらなくてもいいこと】【やってるフリだけする仕事】を優先して排除し、無駄に頑張らない。
 
④ 仕事は【効率的】に考え、自分が抜けても勝手に現場が回る仕組み】を作る。

⑤ 仕事の状況を簡単に確認するための【チェックの仕組み】を作り、仕事は完成する。
 
⑥ 部下も喜び安心して仕事ができる。

⑦ 部下からの信頼が得られる。

みんなハッピーハッピー\(^o^)/

 
特にこれからの時代の優先順位の決め方は「仕組み作り」がカギです。人口減少時代のこれからの会社は今まで以上に最小の労力で最大の効果を出す仕事を社員に求めてきます。
 
仕組み作りのできる人間が今まで以上に評価されるようなります。
 
その仕組み作りも「優先順位」を上手くつけられない人間には不可能だし、そういう人は無駄に頑張り続けなくてはいけません。
 
そして何より、優先順位のつけ方がうまい人というのは時間を捻出できるので、サボろうと思えば程々に仕事の手を抜くことができます。
 
 
今回話してきたこういう優先順位や効率の良い仕事の仕方は僕の経験もありますが、本で得た知識も結構入っています。
 
例えば、効率の良い仕事をするための知識は『行動デザインの教科書(←amazonに飛びます)が結構参考になっています。
 
無駄なものを排除する思考法は『エッセンシャル思考(←amazonに飛びます)が、これは仕事だけではなく普段の生活でもかなり参考にしてます!
 
こういう本も参考にしながら、仕事のデキる男を目指し、上手く仕事をサボろう!!(*´ω`*)

 
 
 
 
 
 

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