独学の調理師免許試験におすすめの参考書&最短合格の勉強方法を紹介

chorishi-4-4
 
こんにちは。調理師免許試験に3ヵ月の独学で合格した大調理師 雲藤テルオです。
「参考書・問題集・勉強方法」を2020年最新版に更新しました。
 
 
独学で調理師免許試験に挑戦してみようかと考えている方。
 
調理師免許試験の合格率は全国平均61.6%と高い確率で合格できる資格試験なので、そんなに難しくはありません。
 
 
ですが、全く勉強せずに合格できるというものでもありません。
 
僕もナメて全く勉強せずに試験を受けたら2度落ちました。でもしっかり “ゆるく” 勉強して挑んだ3度目は超楽勝でした(^^)v
 
この記事を読めばわかることヽ(^_^)
 
参考書&問題集の選び方
最短で合格できる効率的な勉強方法
 
 ついでに、
 
調理師免を活かした就職に有利になる知識
 
今回は、何を使ってどんな風に勉強すれば少ない勉強時間で効率よく調理師免許試験に合格することができるのかを解説します。
 
 
ついでに余裕のある方へは、調理師免許の資格を使って就職・転職する場合に、面接でかなりのアピールになり就職に有利になる知ってて損はない情報についての話もありますのでそちらも是非!(゜o゜)
 

独学の調理師免許試験におすすめの参考書&問題集

参考書(この1冊でOK)

 
調理師免許の試験勉強に使う参考書はこの1冊を買えばOKです。

 

 

ぶっちゃけた話、調理師免許試験の参考書はたくさんありますが、どれも内容はほぼ同じです。
 
なので、参考書を選ぶことに時間を使うのは無駄なので、独学で調理師免許試験に合格した先輩方がみんな使っている信頼の「調理師読本」を選んでおけば間違いありません。僕もこれで合格しましたので。
 
 
 
ただし一つ注意点があります。参考書は最新のものを買うようにしましょう。
 
なぜかというと、これは調理師の試験だけに限りませんが、資格試験というのは法律や試験のルールが毎年何かしら変更になっている可能性があるからです。
 
古本屋とかでたまたま最新版を見つけられればラッキーですが、最新版だと中古本でも数百円くらいお得なだけなので、めったに出会えない最新版の中古本を探し歩くことに時間を使うならば、数百円高い新品を買ってとっとと勉強に時間を使った方がいいです
 
 
 
もしユーキャンなどの調理師免許試験の通信講座を受けるかどうかで迷っている方は、参考書を買ってから通信講座に申し込むと参考書代がもったいないので、資料請求だけならば無料なので先に取寄せて検討し「やっぱ完全独学でやろう!」と決まってからにした方が無駄がなくなります。
 

問題集(あればあるだけ良い)

 
問題集も参考書と同じく最新版を買うようにしましょう。
 

 

参考書も調理師読本と同じメーカーの日本栄養士会が発行するこの「調理師試験問題と解答」をまずは購入するのがおすすめです。
 
 
 
この後に話す効率の良い勉強方法にも繋がってくるんですが、参考書は1冊で構いませんが問題集はあればあるだけ良いです。
 
とくに「過去問」と名のつくものが良いですね。
 

 

「過去問」というのはその名の通り過去の試験で実際に出題された問題なので、本番を想定して問題を解くことができます。
 
 
それと、過去問をいくつか解くことで出題の傾向が見えてくるので効率良く勉強をすることができるようになります。(「無駄な勉強をしなくて済む」という意味です)
 
 
 
それでは、これらの参考書と問題集を使って「最短で効率良く勉強するための方法」を解説します。
 

独学で調理師免許試験に最短合格するための効率的な勉強方法

 
最初に僕は「たった3ヵ月間の勉強で合格した」と話しましたが、具体的に言うと、週5日のバイトの休憩時間の1時間を利用して3ヵ月間、単純計算すれば60時間の勉強です。これ以外の時間は僕は一切勉強していません。
 
 
ですがこれ、こういう資格試験の勉強を僕はこれまでしたことがなかったので、途中まで効率の悪い勉強をしてしまっていたんです。それで3ヵ月。
 
 
つまり今思えば、最初から効率の良い勉強をしていれば、早ければ1ヵ月くらいの勉強で合格できます。
 
 
その勉強方法を順番に解説します。簡単に誰でも今からすぐにできる方法なので安心してください(^^)v
 

1:マークシート方式のメリットを活かした勉強

 
まず、調理師免許試験というのは全国共通で「四肢択一マークシート方式」で行われます。
 
なのでマークシート方式という解答方法のメリットを活かした勉強をするのが効率的です。
 
 
 
4択のマークシート方式にはこういうメリットがあります。
 
 
参考書を丸暗記しなくても答えられる。
 
どんな難問でも必ず25%の格率で正解できる。
 
 
 
記述式じゃなく、尚且つどんな難問でも必ず25%の格率で正解できるので、書いて覚えようとしたり参考書を丸暗記する必要がありません。
 
調理師免許試験は「全問中6割以上の正解で合格」という基準があるため、完璧を目指して満点をとりにいく必要もありません。
 
 
 
マークシート方式を活かした勉強とは、「近いものを選ぶ」または「遠いものを排除する」というところから正解を導き出せるようにするという勉強方法です。
 
調理師試験の効率的な勉強方法
 
答えを正確に知らなくても「与えられた選択肢の中から短時間で正解を選ぶことのできる知識」を身につける。
 
 
 
僕がやってしまっていた「効率の悪い勉強」とは、参考書を読みながら要点を全てノートにまとめ、太字の単語を何度もノートに書いて丸暗記しようという作業をしてしまっていたことでした。ほぼ2ヵ月間問題も解かずにずっとこの作業をしていました。
 
こういう短期集中型の資格試験勉強でそういう作業は「無駄」とは言いませんが、仕事などで時間のない中での勉強では効率が悪いのでやる必要はありません。
 
 
 
調理師免許試験の4択問題では主に
 
・正しいものを選ぶ
・間違いを選ぶ
・正しい組み合わせを選ぶ
 
という問題があり、とくに「正しい組み合わせを選ぶ」という問題においては、1つの単語を濃く覚えているよりも、前後の周辺情報を薄く把握していた方が正しい組み合わせは見つけやすくります。
 
 
もちろんこれも参考書を丸暗記できればそれに越したことはないので、有給たっぷり使って会社を休める人はやってみてもいいかもしれません。止めはしません(笑)。
 
 
 
では、調理師免許試験の特徴とマークシート方式の特徴を活かした短期間で効率の良い勉強方法を順番に話していきます。
 

2:参考書を全部 “サラっと” 読む

 
まずは購入した参考書の調理師読本を一度全部 “サラっと” 目を通しましょう。
 
 
丸暗記する必要はありませんが、小説を読んでいるように “ストーリーを読む” ことを意識しながら読むのがポイントです。
 
 
 
もし勉強時間に “3ヵ月くらいの余裕” がある方は2〜3回繰り返して全体をサラっと読んでみてもいいでしょう。
 

3:問題を解き、間違った部分だけ確認する

 
調理師読本にひと通り目を通したら、もう早速「調理師試験問題と解答」で問題を解いていきましょう。
 
 
 
もちろん調理師読本に一度目を通しただけなので間違いも多いでしょう。
 
間違った問題はもう一度調理師読本で確認し、次は同じ問題で間違わないように覚えます。
 
 
 
正解した問題はもう覚えているので、間違った部分だけを確認するのが効率的です。
 

4:適当に解答せず答えを自分で探す

 
「間違い」ではなく「全くわからない」という問題は適当に解答せず、すぐに答えを参考書から探して確認するようにします。
 
 
 
とくに勉強を始めたばかりの頃は答えが全くわからないことも多いです。
 
試験本番ならば適当でも答えるしかありませんが、勉強でそれをやっても意味がありません。
 
わからない問題はすぐに答えを探して確認することで、適当に答えるよりも記憶に定着しやすくなります。
 
 
その場合、ただ答えを見るのではなく、自分で参考書から答えを探す」というのが記憶に定着させるためのポイントです。
 

5:解く→確認 を繰り返す

 
問題を解く

間違いを確認し理解する
 
 
基本的にここからは試験日まではひたすらこの繰り返しで大丈夫です。
 
 
 
要は、間違った問題だけを確認し「もう同じ問題で間違わないように覚える」という作業の繰り返しになります。
 
 
そのために問題集(とくに過去問の模擬試験問題)は多い方がいいんです。
 

6:出題率の高い問題を炙り出す

 
こうやって繰り返し問題を解くことで単純に、解けない問題というのが少なくなってきますが、それと同時に出題率の高い問題というのが見えてきます。
 
 
 
過去問を繰り返し解いていくことで出題パターンが掴め、優先して覚えた方が良い部分というのが明確になるので勉強の効率が上がります。
 
つまり、問題を解けば解くほど無駄なことに時間を使わずに済むようになります。
 
 
 
こういう短期集中型の資格試験では、出題率の高い問題を炙り出すという作業が無駄なく効率的な勉強方法です。
 

7:苦手科目を捨てない

 
調理師免許試験は6割以上の正解で合格するので満点を目指す必要はありませんが、苦手科目を捨てると合格できません。
 
 
なぜなら、調理師免許試験には1科目でも平均点を著しく下回る場合は不合格」という基準があるため、苦手科目を捨てると合格がかなり難しくなります。
 
 
平均点が「0点」ならばいいですが、それはあり得ないので、0点の科目が1科目でもあれば不合格になる可能性が高いと考えておきましょう。
 
 
 
苦手な科目はなぜ苦手なのかと言えば、太字のいかにも重要そうな単語がたくさんあり、ページ数も膨大なのでとても全ては覚えきれないからじゃないでしょうか?
 
 
丸暗記する必要はありません。
 
 
最初にも話したように、マークシート試験の勉強では参考書を全て覚える必要はなく、「近いものを選び、遠いものを排除する」ということができればいいので、苦手な科目は繰り返し参考書を読みましょう。
 
 
無理に重要単語だけを丸暗記しようとすると逆に記憶に残りません。言葉はなんとなくしか記憶していなくても、前後の周辺情報を薄く覚えていれば4択の中から選ぶことならできるようになります。
 

8:問題数の少ない科目ほど重要

 
最後に、調理師免許試験では「1科目でも平均点を著しく下回る場合は不合格」という基準があることから、合格するためには問題数の少ない科目ほど重要です。
 
 
 
2019年に行われた東京都の調理師免許試験の科目別問題数とその割合がこちら。
 
 
科目 問題数 割合
食文化概論 4問 5%
食品学 6問 10%
栄養学 9問 15%
公衆衛生学  10問 15%
食品衛生学 15問 25%
調理理論 16問 30%
合計 60問 100%
 
 
これを見てわかるように、全部で16問ある「調理理論」よりも4問しかない「食文化概論」の方が、1問の重要性が高いことがわかります。
 
 
 
「平均点」というのは試験が終わってからじゃないとわかりませんが、少なくとも平均点が「0点」ということはあり得ないので、他の科目が満点で56点取っていても、食文化概論を4問間違えれば限りなく不合格に近づくでしょう。
 
 
 
でも僕の勉強方法をここまで読んできた方ならもう大女なはずです
 
なぜなら、
 
 
他の人よりも多く「ストーリー」を読むあなたは、組み合わせ問題にも対応できます。
 
 
他の人よりも多く「過去問」をひたすら繰り返し解くあなたは、出題率の高い問題を知ることができます。
 
 
他の人よりも「出題率の高い問題を炙り出す」という作業を繰り返すあなたは、問題数の少ない科目ほど出題される問題が毎回決まっていることにも気づけるはずです。
 

勉強方法のまとめ

 調理師試験の特徴マークシートのメリットをまずは理解する。
 
 参考書を丸暗記せず「ストーリー」で読み全体の流れを “サラっと” 把握する。
 
 問題を解き間違った部分だけを確認。わからない問題は適当に解答せず参考書を見て自分で答えを探す。
 
 「解く→確認」を繰り返し出題率の高い問題を炙り出すことで無駄な作業を排除。
 
 苦手科目は捨てずに繰り返し参考書を読み4つの中から正解を見つけられる知識が身につけられれば十分。
 
 結果、長くても3ヵ月もあれば独学で合格できる。
 
 
つまり一言でまとめると問題解きまくれってことです( ・ิω・ิ)✧
 
長々と話してきましたが、結局はたったそれだけです。
 
問題を解きまくれば意識しなくても自然とこれまで話してきたような効率的な勉強になります。
 
 
 
僕が3ヵ月の勉強で合格した効率的な勉強方法を話してきましたが、こういう資格試験の勉強をしたことがない人にとっては「ちょっと難しいな」と思い自信がない人もいるかもしれません。
 
そういう方は通信講座で確実に一発合格を狙いにいくのも一つの手です。
 
 
 
調理師免許試験に完全な独学で挑戦する場合にかかる全ての費用を細かく計算してみたところ、合格すれば25,180円の費用がかかります。不合格だと13,380円が無駄になります。
 
それを考えると、試験に2度落ちてしまえば通信講座を受ける方が安く済みます。
 
 
例えば通信学習で有名なユーキャンだと、ユーキャンの調理師免許試験の通信講座は「教育訓練給付制度」の指定を受けているので、条件を満たせば通信講座費用の20%が返ってきます。
 
 
通信講座の資料請求は無料なので、自信がなく迷っている方はとりあえず資料請求してから考えてみてもいいですね。
 
 

余裕があればついでに勉強しておくと必ず「就職に有利」になる知識

 
ぶっちゃけた話、調理師免許なんて持ってなくても働ける調理の仕事が多いのも現実です。
 
もちろん採用条件に「資格:要調理師免許」となっている会社もありますが、そういう会社の場合でも採用面接において調理師免許は持ってて当たり前の資格なので、べつに「調理師免許を持ってます」はとくにアピールにはなりません。
 
 
また、資格よりも調理技術や調理の知識の方が調理師免許よりもアピールにはなりますが、これもまたよほど優れた技術や知識でもなければそこまでのアピールポイントにはなりません。「あの有名店で働いていた」とか、「なんかの賞をもらったことがある」とかですね。
 

衛生管理の知識

 
実は、今一番求められている調理師というのは「衛生面の知識」を持っている人なんです。
 
そりゃそうです。今は衛生面、とくに食中毒が問題となることが多いので、そういった衛生面の知識を持っている人が重宝される時代です。
 
 
 
調理師免許試験の勉強に余裕がある方にはついでに是非、こっち方面の勉強もおすすめします。
 

 

この2冊は衛生管理にすごく厳しいことでおなじみの学校給食で働く調理員には有名な本なんですが、とくに衛生面の知識が網羅されています。
 
 
 
普通、調理師が会社の採用面接を受ける際にするアピールとして多いのが、「包丁技術」「調理技術」「前職で頑張ったことや実績」などがほとんどですよね。
 
そんな中、「衛生面の知識」をアピールすることができれば必ず面接官の印象に残ります。衛生面の知識なんて語れる調理師はそんなにいませんからね。
 
 
 
もし調理師免許の試験勉強に余裕のある方、合格後に調理師の資格を活かして就職を考えている方は是非「衛生面」の知識も覚えておくと後々役に立ちます!(^_-)ノ
 

調理関連資格

 
更に余裕があるならば、プラスで持っておくと調理師免許の価値を高めることができる通信講座で簡単に取れる「調理関連資格」を持っておいて損はありません。
 
 
 
通信講座で取れる資格というのは「民間資格」なので、勿論これだけで就職できるというものではありませんが、調理師免許にプラスして持っておくことで調理師免許に説得力をプラスできます。
 
 
また、民間資格というのは、調理の幅広い知識を勉強する調理師免許とは違い、ある特定の分野に特化した内容になっているので、もし今後調理師免許の資格を活かして進みたい仕事のジャンルが決まっている方ならば、そのジャンルにマッチした民間資格を持っていれば就活の強みになります。
 
 
 
例えば、スポーツ関連の仕事ならば、アスリートフードマイスター。
 
子供を相手にする仕事であれば、食育メニュープランナー。
 
介護系の仕事ならば、介護食コーディネーター。
 
美容と健康系の仕事ならば、ヘルシー&ビューティー フードアドバイザー。
 
 
など、調理師免許にプラスすることで、更にその分野の調理に対して深い知識を持っていることになり、企業へのアピールにも効果を発揮することは間違いありません!
 
 
もし調理師免許の勉強に余裕がある方は、調理師免許の価値を高めることに最適なおすすめの資格を10個紹介しているこちらの記事も参考にしてみてください

試験前に知っておきたい調理師免許試験の仕組み


 
独学で効率よく最短で調理師免許を取得するためには、調理師免許試験に関する「仕組み」を知っておくことも大切です。
 
もし「よく知らない」という方は必要な情報を再確認してみてください。


受験前の準備について

受験資格
受験願書
試験までの手続きの流れ
 
についてはこちら
 

合格後の手続きについて

合格後の流れ
免許の申請方法
 
についてはこちら
 

合格率や合格基準から探る難易度の捉え方

試験の難易度
合格率
合格基準
出題範囲
 
についてはこちら
 

知ってると得をする「滑り止め受験」の裏技

年間の試験実施回数
受験日程
滑り止めのための受験地選びの方法
 
についてはこちら

 
 
 
 
 
 

関連記事