調理師免許試験の【受験資格・願書等必要書類】受験前手続きの全てを解説

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こんにちは。はじめての国家資格試験だったので手続きに手間取り期限ギリギリに願書を提出した “ギリギリ調理師” の雲遠藤テルオです。
 
 
 
調理師免許試験の願書配布から提出締切期限までは約1ヵ月間ほどしか間がないので、僕のようにギリギリになると書類が抜けていたり、面倒がって後回しにすると「締切期限過ぎちゃってた!?」なんてことになりかねません(¯―¯٥)
 
この記事を読めばわかることヽ(^_^)

独学で調理師免許試験を受けるための【受験資格】
試験を受けるまでの【手続きの流れ】
願書など【必要書類】の詳しい中身。

  ついでに、

配布されたら自動で自宅に願書が届く便利なサービス。
3ヵ月の勉強時間で合格するための効率的な勉強方法。

 
もちろん配布される願書の中には準備の仕方がきちんと説明されていますが、はじめてだと意外と手間取ってしまうものです。
 
 
なので事前に確認を済ませておき、願書が配布されたらスムーズにパパっと済ませちゃいましょう!(^o^)/
 
 

調理師免許試験の【受験資格】

 
調理師免許試験を受けるめの受験資格には条件が2つあります。
 
 
最終学歴が中学校卒業以上
調理実務経験が2年以上
 
 
中学校は義務教育なので「中学校卒業以上の学歴」の受験資格はほぼ全ての方がクリアできるでしょう。
 
 
 
「調理実務経験が2年以上」というのは、専門学校などの教育施設(関連記事:調理師専門学校で調理師になるメリット)に通わずに、独学で勉強して調理師免許試験を受ける場合に必要になる条件です
 
 
要するに、社員でもアルバイトでもパートでも関係なく2年以上調理の仕事に従事することによりこの条件はクリアできます。
 
 
 
ですがこの「2年以上」という条件の中には、「1日6時間以上勤務」や「1日50食以上調理する施設で」…など、その経験年数に細かな決まり事がいくつかあるので、自分がこの条件を満たしているか不安な方はこちらで確認してみてください
 
 
この2つの受験資格の条件を満たすことで調理師免許試験を受けることができます。
 
 
 
それでは次に、実際に調理師免許試験を受けるまでの手続きの流れを見ていきましょう。
 

調理師免許試験を受けるまでの手続きの流れ

 
独学で勉強して調理師免許試験を受ける場合には、試験本番まではこういう流れで手続きを進めることになります。
 
 
受験申請用書類(願書)を手に入れる
必要書類を準備する(受験料支払など)
願書を提出する
後日自宅に受験票が届く
試験を受ける
 
 
 
「受験申請用書類」は実際に試験を受ける受験地の書類が必要で、前年の書類の使い回しも不可なので、配布の場所や日程は受験地の役所等で確認しておきましょう。
 
 
基本的にどの受験地でも郵送による提出は認められていない場合が多いので、その後願書と必要書類等が揃ったら所定の場所へ持参し提出します。(願書の中に提出場所が記載されています)
 
 
受験票は試験日の約1ヵ月前までに郵送で自宅に届くので、試験当日にその受験票を忘れず持参し、試験を受けます。
 
 
 
それでは次に、試験を受けるために最も重要なその受験願書などの必要書類の中身について見ていきましょう。
 

調理師免許試験の【受験願書】等の必要書類について

 
調理師免許試験を受けるために提出しなければいけない必要書類はこの7点です。
 
受験申請書
受験票・写真台帳
受験票送付用封筒
調理業務従事証明書
受験手数料の領収証書
中学卒業以上の卒業証明書
印鑑登録証明書・戸籍抄本・住民票(該当者のみ)
 
1番から4番までの書類は受験地で受け取る「受験申請用書類(受験願書)」の中に同封されているので、その書類に必要事項を記入したり写真や切手を貼ったりすれば完了です。
 
 
5番から7番までは自分で用意しなければいけない書類なので、1番から順番にその中身について解説します。
 
 
願書の配布から受付締切までの期間は約1ヵ月間ほどしか間がないので準備は早めに行いましょう。
 

1 受験申請書

 
「受験申請書」は氏名や住所などの基本情報を記入する書類なので、受験申請用書類に入っている記入例に従い記入すればOKです。
 
 

2 受験票・写真台帳

 
「受験票」は太枠内に必要事項を記入し、「写真台帳」に受験者本人の写真(縦4cm・横3cm)を貼り付けます。
 
 
写真は駅前によくある証明写真の自動撮影機のものでOKなので、700円くらいで準備てきます。
 
 

3 受験票送付用封筒

 
「受験票送付用封筒」とは、書類提出後に受験票を自宅に郵送で送ってもらうための封筒なので、必要事項を記入し84円切手を1枚貼り付ければOKです。
 
 

4 調理業務従事証明書

 
「調理業務従事証明書」とは、受験資格の条件を満たしていることを証明するための書類なので、記入は受験者本人ではなく、証明者(会社)が記入します。
 
 
会社に記入してもらったら返却してもらい、この書類の準備は完了です。
 
 
 
この書類は会社へ提出して終わりではなく、他の書類と合わせて受験者が受験地に提出する書類なので必ず返却してもらいましょう。
 
また、願書には提出期限があるので、会社へはその期限も伝えた上で早めに書いてもらうようにしましょう。
 

5 受験手数料の領収証書

 
「受験手数料の領収証書」とは、受験申請用書類に同封されている払込用紙で受験料(東京都の場合6,400円)を支払い、その領収証書を2の「受験票」の裏面に貼り付けます。
 
 
 
これも支払って終わりではないので、領収証書を捨てないように注意です。
 

6 中学卒業以上の卒業証明書

 
「中学卒業以上の卒業証明書」は、中学校以上の最終学歴の学校に申請して発行してもらいます。
 
 
最終学歴の学校が自宅から離れている場合には郵送で送ってもらうことも可能なので、学校へ電話などで問い合わせてみてください。
 

7 印鑑登録証明書・戸籍抄本・住民票(該当者のみ)

 
「印鑑登録証明書」「戸籍抄本」「住民票」に関しては該当者のみ必要になる書類です。
 
 
 
「印鑑登録証明書」は、調理業務従事証明書を書いてもらう証明者が会社ではなく個人の場合に、受験者本人ではなく証明者の印鑑登録証明書が1通必要になります。
 
 
 
「戸籍抄本」は、卒業証明書や調理業務従事証明書の氏名が結婚後苗字が変わるなどして氏名が現在と異なる場合に1通必要になります。(発行後6ヵ月以内のもの)
 
 
 
「住民票」は、外国籍の方の場合に国籍表示のある住民票が1通必要になります。(発行後6ヵ月以内のもの)
 

8 【参考】書類の準備にかかる費用について

 
今回話してきた調理師免許試験を受けるための必要書類の準備から、試験合格後の免許申請までにかかる全ての費用をまとめているので、費用面について確認しておきたい方はこちらの記事を参考に

受験願書が自動で自宅に届くサービス

 
僕が受験した当時(平成22年)にはこんな便利なサービスが存在することは知りませんでしたが、願書の配布が開始されたら自動で自宅に届けてくれるという便利なサービスがあります。
 
 
調理師指導協会というところが行っている願書取寄せ無料代行サービス(←調理師指導協会公式HPへ飛びます)に登録することで使えるサービスです。
 
 
 
全ての都道府県が対象ではないようなので、対象区域は公式サイトで確認してみてください。
 

合格後の免許申請の手続きについて

 
調理師免許は試験を受けて合格すればそれで終わりではなく、合格後に免許を申請してはじめて「調理師」として認められるという国家資格です。
 
 
合格後には免許申請の書類なども必要になってくるので、その必要書類や続きの流れについても事前に確認しておきましょう

僕がたった3ヵ月の独学で調理師免許試験に合格した効率的な勉強方法

 
調理師免許試験の手続きの流れについて把握したら、あとは勉強ですね!(๑•̀ㅂ•́)و✧
 
 
 
調理師免許試験に独学の勉強で挑戦する方の多くは、仕事の傍ら少ない時間で勉強しなければいけないので、合格するためには効率的な勉強が必要です。
 
 
僕の場合は、週5日のバイトの休憩時間の1時間を利用して3ヵ月間、単純計算すれば60時間の勉強で合格しました。これ以外の時間は僕は一切勉強していません。
 
 
 僕がやった勉強方法とは、こういう短期集中型の資格試験の特徴を活かした効率的な勉強です。
 
 
4択マークシートのメリットを最大限活かす。
丸暗記勉強はする必要ない。
満点を取りにいく必要もない。
出題率の高い問題だけを炙り出す。
 
 
僕のこういう効率的な独学の勉強方法をこちらで
詳しく解説しているので、聞いておいて損はない内容なのでまずはこちらを参考に頑張ってみてください!٩( ・ิω・ิ )
 
 

 
 
 
 
 
 

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