調理師免許試験合格後の【手続きの流れ・免許申請書類】について詳しく解説

chorishi-7-1
 
こんにちは。交付されたときに軽く目にして以来免許証は見ていない調理師の雲藤テルオです。
 
 
大事なものなのでたぶん「あそこにあるんだろうなぁ」とは思っているけど免許証自体はとくに必要がないので今まで探すことさえしませんでしたが、この記事を書くにあたり、探してみました。
 
 
発見しました。
 
 
 
chorishi-7-2
 
 
財布などに入れて気軽には持ち歩けないサイズ感のとても立派な免許証です(笑)。
 
石原都知事から交付されていたことを今初めて知りました。
 
 
 
今回は、この調理師免許証を手にするまでの免許申請の流れを解説していきます。
 
この記事を読めばわかることヽ(^_^)

試験合格後の【手続きの流れ】
【免許申請書類】の詳しい中身と【申請方法】

  ついでに、

その他免許申請の【期限】、免許証の【紛失・変更】などについて。

 
試験に合格しただけではまだ「調理師」と名乗ることはできないので、免許申請の方法を今回確認してみてくださいヽ(^o^)丿
 
 

調理師免許試験【合格後の手続きの流れ】

 
調理師免許試験に合格後はこういう流れで手続きを進めることになります。
 
 
合格通知書を受け取る
免許申請書類を準備する
免許を申請する
調理師免許証が交付される
 
 
調理師免許試験に合格すれば「合格通知書」が自宅に郵送で送られてくるので、通知書を受け取ったら各種書類を準備して免許の申請を行いましょう。
 
 
それでは、免許申請に必要な書類等を確認していきます。
 

調理師免許の【免許申請書類】について

 
調理師の免許申請に必要な書類等はこの5点です。
 
調理師免許申請書
合格通知書 or 調理師試験合格証書
住民票 or 戸籍抄本
医師の診断書
免許申請手数料
 
では1から順番にその中身について解説します。
 

1 調理師免許申請書

 
「調理師免許申請書」とは、氏名や住所などの基本情報を記入する書類です。
 
 
入手の方法は、多くの場合は現在住んでいる住所地(住民票にある住所)の保健所で受け取れますが、地域によっては異なる場合もあります。
 
詳しくは、試験合格後に送られてくる「合格通知書」と一緒に調理師免許申請書の入手方法についての詳細も入っているので確認してください。
 
 
各都道府県のHPからダウンロードできる場合もあります。
 

2 合格通知書 or 調理師試験合格証書

 
調理師免許試験に合格していれば後日「合格通知書」と「調理師試験合格証書」が自宅に郵送で送られてきます
 
 
免許申請に必要なのはそのうちのどちらか一方で構いませんが、コピーではなく原本が必要です。
 
 
また、試験を受けずに調理師学校などを卒業し免許を申請する方は卒業証明書が合格通知書の代わりに必要になります。これもコピーではなく原本が必要です。
 

3 住民票 or 戸籍抄本

 
「住民票 」か「戸籍抄本」のどちらか1通が必要です。(6か月以内に発行されたもの)
 
 
 
ただし、試験合格後に氏名が変更になり合格通知書の氏名と現在の氏名が異なる場合には「戸籍抄本」の方が必要になります。
 
 
外国籍の方は「住民票」の方が必要になります。
 

4 医師の診断書

 
「医師の診断書」とは、麻薬・あへん・大麻・覚醒剤の中毒者であるかないかを診断した医師の診断書が1通必要です。(3か月以内に発行されたもの)
 
 
 
費用は一般的には5,000円ほどですが、病院によって料金に差があるので、「調理師免許の申請に必要な診断書」であることを伝え、いくつかの病院へ料金を確認してみてから決めるのが良いですね。
 

5 免許申請手数料

 
「免許申請手数料」は、免許申請書類を提出する場所で直接現金での支払いになります。
 
 
 
その料金は申請する都道府県によって若干違うようですが、東京都の場合だと5,600円です。
 

6 【参考】書類の準備にかかる費用について

 
今回話してきた試験合格後の免許申請の準備や、試験を受けるまでの願書提出などでかかる全ての費用をまとめているので、費用面について確認しておきたい方はこちらの記事を参考に

免許申請書類を【提出する場所】

 
免許申請書類の準備ができたら申請する場所へ直接書類を持参し申請を行います。基本的にどこでも郵送による免許申請は行っていません。
 
免許証の交付は申請から約1ヵ月程度の時間がかかり、自宅へ郵送で送られてきます。
 
 
 
申請場所は全国的に保健所の場合が多いですが、ところによっては保険福祉事務所や役所の窓口といった場合があるので、詳しくは「合格通知書」と一緒に申請場所についての詳細が入っているので確認してください。
 
 
 
ちなみに、免許申請は住所地の保健所を通して都道府県知事に対して行うものなので、他県で試験を受けた場合でも住民票にある住所地の都道府県で申請を行わなくてはいけません。
 
 
「住民票にある住所地」というのは、例えば、神奈川県から東京都へ引っ越した場合に住所変更をしていなければ、住民票の住所が神奈川県なので、神奈川県で免許を申請しなくてはいけません。
 

その他免許申請の【期限】、免許証の【紛失・変更】などについて

・免許申請の時間や期限

 
免許の申請に期限はありません。
 
なので例えば、10年前に試験に合格した合格通知書を持ってこれからでも申請ができます。
 
 
 
申請の期限はありませんが、申請し免許証が交付されないと「調理師」とは名乗れず試験に合格した意味がないので、申請は早めに済ませましょう。
 
免許証の交付には申請から約1ヵ月程度の時間がかかります。
 

・免許申請を忘れたら

 
免許申請に期限はないので忘れていても問題はありませんが、申請しなければ免許証がないので「調理師」と名乗ることもできず、会社から「免許証見せて」と言われても当然見せられません。
 
 
 
また、免許の申請を忘れている人は合格通知書を紛失している場合も多いので、その場合は合格通知書の再交付手続きもしなければいけません。
 

・免許申請前に合格通知書を紛失した場合

 
免許申請の前に合格通知書を紛失した場合には、調理師試験の受験状況(本当に合格してるかどうか)を確認してもらわなければいけないので、まずは試験を受けた都道府県に連絡し確認してもらいます。
 
その際には再発行の手続きに関しても詳しく確認しておきましょう
 
 
 
調理技術技能センター理事長名で交付された合格通知の場合には、まずは調理技術技能センターのHPで手続きの方法を確認しましょう。
 

・申請した免許証の内容に変更・訂正があった場合

 
免許証の内容に変更・訂正があった場合には、
 
調理師免許証書換え交付申請書
手数料3,200円(東京都の場合)
戸籍抄本(6か月以内に交付されたもの)
調理師免許証
 
が必要になります。
 
 
 
免許の申請後に変更・訂正がある場合には、最初に申請し免許を与えられた都道府県で手続きを行わなければいけないので、まずは免許を申請した場所に連絡し手続き内容を確認しましょう。
 
 
ちなみに住所変更の届け出の必要はありません。
 

・免許証を紛失した場合

 
免許証を紛失した場合には、
 
調理師免許証再交付申請書
手数料3,600円(東京都の場合)
身分を証明するもの(免許証・健康保険証など)
 
が必要になります。
 
 
 
当時の申請時と現在とで氏名が変わっている場合には、免許証の変更・訂正の際に必要な
 
調理師免許証書換え交付申請書
戸籍抄本(6か月以内に交付されたもの)
 
も一緒に必要になります。
 
 
 
免許の再発行の場合にもまた、最初に申請し免許を与えられた都道府県で手続きを行わなければいけないので、まずは免許を申請した場所に連絡し手続き内容を確認しましょう。
 

・調理師免許番号と登録年月日を知りたい場合

 
自分の調理師免許の「調理師免許番号」や「登録年月日」が知りたい場合には、免許を申請した場所での確認になります。
 
 
おそらくどこでも電話やメールでは個人情報なので教えてはもらえません。
 
 
それか、免許証を再発行するか、ですね。
 

試験前に知っておきたい調理師免許試験の仕組み

 
独学で効率よく最短で調理師免許を取得するためには、調理師免許試験に関する「仕組み」を知っておくことも大切です。
 
もし「よく知らない」という方は必要な情報を再確認してみてください。


受験前の準備について

受験資格
受験願書
試験までの手続きの流れ
 
についてはこちら
 

合格率や合格基準から探る難易度の捉え方

試験の難易度
合格率
合格基準
出題範囲
 
についてはこちら
 

知ってると得をする「滑り止め受験」の裏技

年間の試験実施回数
受験日程
滑り止めのための受験地選びの方法
 
についてはこちら
 

準備ができたら効率良く無駄のない勉強方法で合格を目指そう!

おすすめの参考書・問題集
3ヵ月の独学で合格できる勉強方法
 
についてはこちら▼

 
 
 
 
 
 

関連記事