こんにちは。「笑顔が可愛い」という理由でネイマールファンの雲藤テルオ(@undoteruo)です。
人間が“一皮むける”瞬間というものを、見たことがあるだろか？
なかなかそんなものを目にすることはないだろう。
いや実際には、目にしても、それが“一皮むけた”
実は、今回のワールドカップの日本サッカーがそうであった。
2018年ロシアワールドカップで日本サッカーは密かに、
世界中から批判を浴びた日本の「パス回し」
2018年ロシアワールドカップ。
グループリーグ第3戦、日本×ポーランドの試合。
この試合で日本は、0-1で負けている試合にも関わらず、
その結果、日本代表は試合には負けたが、
だが、
批判の中進んだ次戦の決勝トーナメント1回戦の相手ベルギーに、
僕の周りでも日本に批判的な意見が多かった
ニュースでは、
僕の周りでも、
カッコ悪い
あんなんで勝ち進んで嬉しいのか
なんか面白くなかった
どっかの国の解説者とやらには「
こういう状況の中で僕は「いい感じだ」と思っていた。
日本サッカーに対して久しぶりに、密かに満足感を抱いていた。
実はこの試合で日本サッカーは一皮むけていた
この、世界中から批判を浴びた日本サッカーの極端なパス回し。
これは、あの野人岡野が、
三浦知良選手はこのパス回しに対して「大きな日本の財産になる」
同じ感想を持っていた僕は、カズもそう言ってくれて嬉しく思った。
僕が日本代表のサッカーをちゃんと見出したのは、
僕はそれから約20年間日本代表の試合を見てきたが、
勿論“良い試合”では決してなかったわけだが、「
何故僕が「一皮むける瞬間になる」と思っていたかというと、
- 日本サッカーで初めての出来事であること
- 世界でもなかなか見ない場面であること
- きっと世界中から大批判されるであろうこと
この3点が、
主将長谷部選手が投入された後、長谷部選手から「
その表情を見た瞬間僕は「一皮むける」と思った。
なかなか人の一皮むける瞬間を目にする機会は少ない。
あそこまで極端な時間稼ぎの指示は、
その為、「こんなことをして本当に大丈夫なのか？西野さん？」
そんな表情だった。
世界でもおそらく、
「時間稼ぎ」とは、ある程度の実績と、ある程度の規模の大会で、
日本サッカーに「批判するだけの価値」が生まれた瞬間
これまでに日本サッカーが世界からこれほどの批判を浴びたことは
批判するほど世界は、日本サッカーに興味がなかった。
このポーランド戦で初めて、日本サッカーが“
この難しい選択をした経験と、
プレーしていた選手は勿論、これを見ていた未来の日本代表、
しかし、日本サッカーにとっては初めての経験であっも、
一度でも負ければ、一度でもいいプレーができなければ、
日本サッカーは、
もし僕が、外国でチームを指揮する外国人監督であったなら、
そして、アジアの弱小チームが、
そして、いつか機会があれば「
実は。あの試合は、そういう価値が生まれた瞬間だったのだ。
日本代表の次の壁は実はすぐそばにあった
実は、
「世界中から批判を浴びながらも勝つ」という次の壁が、
だが、見えてはいるが、そう簡単に次の壁は乗り越えられない。
大批判を浴びながらなんとか勝ち進み、
批判は既に経験した。
この批判の経験を、
そしてその答えが11人それぞれに出揃ったとき、
それはまた同じワールドカップの舞台かもしれないし、
その壁を乗り越えたとき、また次の壁が明らかになるだろう。
