こんにちは。未来の「親不孝学」 の教科書に載ることがほぼ確定しているテルオ(@undoteruo)です。
今日は、完全に個人的なことですが、 僕が母の妹さんに宛てた手紙の全文を公開しようと思います。
数週間前に母の妹さんから「お母さんのこと、 どうするつもりなの?面倒見てあげて」 と手紙が届いたのでその返事を書きました。
その僕の返事の手紙の全文です。
こんな個人的な手紙をネットに公開するのはどうかとは思ったんで すが、たぶん、 僕と同じような考え方や悩みを持っている方も多いと思ったんです 。
僕はブロガーとして、そして一人の人間として、 正直でありたいと思っています。
僕の個人的な体験も誰かのために役に立つ、もしくは、 自分自身が「書きたい」 と強く感じたことは書かずにはいられません。
今日は僕の親不孝ぶりを存分に堪能していただきます。
あと、ちょっとタイトル意味わからない部分があると思いますが、 最後まで読んでいただければ意味がわかるようになっています。
まず、雲藤テルオの母の情報から
まず、僕の母の情報を簡単に紹介しておきます。
- 過去に2人の旦那との離婚経験あり
- 僕の父となる2人目の旦那は自殺によりこの世を去る
- 現在70歳で福島県で一人暮らし
- 息子は東京に住む僕一人(「死んだ」
と教えられて育った前の旦那との子供が一応2人いる) - 母の周りには何人かの兄弟が住む
- 年金額が最低限度の金額には足りてないようで、
市から幾らか年金額に補填してもらって生活している - 足が痛いのはヤブ医者のせいだと言い放つ
- 自分と同じ意見にしか耳をかさない
- 僕のことを他人に話す時には自分の都合のいいように変換して話す
これが僕の母の簡単なプロフィールです。
僕の父の自殺の話はこれを参考に↓
母が「死んだ」 と教えられて育った子供に約束を破って勝手に会いに行った話はこ ちら↓
一応僕の福島嫌いの記事も合わせて紹介しておきます↓
僕は母と電話で話すといつも言い合いになります。
最初は母が言いたいことを黙ってウンウン聞いてあげているだけだ ったんですが、 あまりにも身勝手な言い分のため僕も何年か前から自分の意見を言 うようになりました。
母の話は大体いつも決まってこんな話です。
- 周りの家庭の親孝行話し
- 病院の悪口(自分の足腰が痛いのはヤブ医者のせい)
- 近所の悪口
- 親戚の悪口
- 市の職員の悪口
- 福島にいい加減帰って来い
- 親の面倒を見ろ
大体いつもこんな話です。
それに対して僕はこんな自分の考えを話しています。
- 医者が「やれ」と言うこともやらずに「痛い」と言っても、
それではどこの病院へ行っても同じだよ - 「みんなヤブ医者だって言ってる」って言うけど、
みんなって誰?何人? - その❝みんな❞の中で「あの医者はいい医者だ」
って言ってる人は一人もいないの? - 別な病院に行ってもそのヤブ医者と同じことを言われたらその時は
またヤブ医者ってことになるの? - 福島に帰るつもりはないからお母さんが東京へ来なよ
まぁ、大体病院のことについての話が最近は多いです。
それについて僕の意見を正直に話すといつも口論になります。
今日も実は母と電話で今朝話しました。 大体いつもと同じようなことを今日も母に言いました。( いつもよりもちょっときつめに言いました)
そしたら母にこんなことを言われました。
「お前みたいなそんな細かいこと考えられないよ! 先のことなんて知らないよ!面倒なことばかり言うなよ!あ〜 東京になんて行かせるんじゃなかった! お前なんかともう話にならない!」 ガチャッ
電話を切られました。
しばらく放心状態でした。
どう言えばわかってもらえるんだろうか····
僕のtwitterをフォローしている方はご存知と思いますが、 今朝突然母のことを連続でつぶやいたのはこの直後だったからです 。
母の妹からの手紙
何週間か前に、 埼玉に住む母の妹から東京に住む僕のところへ手紙が届きました。
その手紙の内容を簡単に言うと、「 これからお母さんのことどうしようと思ってるの?」 という内容です。
この埼玉のおばさんには、 確か最後に会ったのはもう10年以上前になります。 個人的にちゃんとした話しをしたこともありません。 そんな方からの手紙でした。
よっぽどだと思ったんでしょう。僕があまりにも親不孝だから。
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僕が母の妹に宛てた手紙全文公開
※僕が仕事を辞めたことはまだ親や親戚には話してはいません。 仕事を辞めたと母が知れば「福島に帰ってこい」 に説得力が増してしまいそうな気がするからです。
※何ヵ所かフェイク情報を混ぜておりますが、ほぼそのままです。
それでは。(結構長めです)
ご無沙汰しております山田さん。雲藤テルオです。
母が山田さんと電話で頻繁にやり取りをしていることは母から聞い ております。 老人ホームの資料などを送って頂いたことも聞いております。 息子の僕がやるべきところ、本当に感謝しています。
また、湯本の母の実家側には大変お世話になっていること、 その息子さん、 そしてそのまた奥様にまでご迷惑をおかけしていることも承知して おります。
僕が一般的に親不孝と言われる子供であることも勿論理解はしてい ます。
まずは、 たぶん母が僕のことを人に話すときに言っているであろうことの誤 解を解くところから話させてください。 その誤解を解かなければ話が先へは進めない気がするので。
山田さんや実家のお兄様達は息子の僕よりも母との付き合いが長い ので僕から言わなくてもご存知かと思いますが、 母は自分に都合の良いことしか人には話しませんし、 自分に都合の良い意見しか聞く耳を持ちません。
僕のことはおそらく、「いつ電話をかけても出ない」「 電話に出ても話にならない」「何を考えてるのか分からない」 こういったことを話していると思います。
勿論僕も仕事をしているのでいつでも電話に出られるわけではあり ませんし、母は僕の仕事の時間を知っているはずなのですが、 仕事中や夜中に電話がかかってきていたりします。 勿論それらには出られません。
確かに、後に着信を確認してもかけ直す頻度が少なかったり、 かけ直すまで間隔が空いてしまうのは事実です。
その理由は、僕としては「話すのであれば時間をかけて話したい」 という思いがあるので、 それなりに時間の取れる時を選んでしまうために遅くなってしまう という部分もあります。
単純に「面倒だから」というのも正直あります。 それは僕も母と同じように「母とは話にならない」 との思いがあるからです。
母と電話で話すと、「話にならない」や、「 お前とはもう話したくない」と言って電話を切られてしまいます。
「何を考えているかわからない」という点については、 僕の考えや、 これからどうしていきたいかの話は母にはしています。
単純に母が受け入れられないことや理解できないことについて「 何を考えているかわからない」 という表現になってしまうのだと思っています。
この前も母と電話で話しました。この前と言っても、 もう1ヶ月近く前になりますが。
その時の母からの話の内容は、「 県外の病院にかかりたいんだけど」ということと、「 これからのことを話し合おう」ということ、「 家の中の荷物を整理したいから手伝いに来てほしい」 というものでした。
僕は一応夏には一晩泊まりで湯本に帰ってはいるのですが、 早い方が良いのかなと思ったので「 帰るからお母さんが日にちを決めてよ」と言いました。
それと、「 医者がやりなさいというものを何もやらずに痛い痛いと言っても、 それではどこの病院へ行っても同じだよ」 というようなことを話しました。
すると母にこう言われました。「お前とは話にならない。 もう子じゃない」
黙ってウンウン聞いていることはできますが、 こういうことを言うと母はいつも怒り出してしまいます。
こういった僕とのやり取りを母の口から人に伝わると、「 話にならない」「何を考えているかわからない」 となってしまいます。
僕の基本的な考え方は、自分の人生は自分で決めるべきであり、 病院が「これをやってください」 というものはとりあえず全て試してから判断するべきだと思ってい ます。
それと、 母は僕達夫婦と福島のいわき市の湯本で一緒に生活をしたいと考え ているようですが、僕としてはそれは全く考えてはいません。
その大きな理由の一つは原発の問題です。 今同じような規模の地震があれば以前よりも大きな被害になること は間違いありません。 そんな土地で生活することは僕は全く考えてはいません。
小さな島国なので東京も埼玉も大差はないのかもしれませんが、 とりあえず福島からはできるだけ距離をとりたいと思っています。
母は都合の悪いことは人には話さないのでもしかしたらこれは聞い ていないかもしれませんが、 僕はこれからの自分の考えを母には既に提案しています。
それは、母が東京へ出てきて僕達の近くへ住むという提案です。
僕はあくまで「提案」という形をとっています。それは、 僕が強引に押し進めればたぶん母は「分かった」 となって東京に移り住むことになると思いますが、僕に従って東京へ引っ越したはいいが「やっぱり湯本に帰りたい」 となる可能性は母の場合、大いに考えられます。
自分で決めたことすら他人のせいにする母の性格で、 僕の決めたことに従ったことが失敗となった場合、僕までか、 妻にまで当たることになるでしょう。
なので僕は「提案」という形をとり、 母の判断に任せている状況です。
それと、 僕は日本人ということに何のこだわりも持ってはいない人間です。 僕は将来、海外移住も頭の片隅でではありますが、 考えてはいます。
こういった職業選択や住居移転の自由、 国籍離脱の自由を僕は一人の日本国民として当たり前に持っていま す。
この日本人として当たり前の自由を放棄し、 命の危険を自分だけではなく妻にも背負わせて、 これから産まれてくるかもしれない子供と共に福島県で生活するこ とが、親孝行なのでしょうか?
こういう話を母にも本当はしたいのですが、 理解できるはずもなく、また口論になってしまうだけなので、 ここまでの考えは話してはいません。
「泣くのも無理はない」とおっしゃいましたね。
(埼玉のおばさんからの手紙の中に「 お母さんが泣くのも無理ないよ···」 と書いてあったことに対して話しています)
確かにかわいそうだと僕も思います。僕も母が唯一の親なので、 これから先どうしていこうかと悩んだりもしています。 僕だって母を見殺しになんかしたくはないんです。
ですが、母の今のこの現状は全て、母が自分で選択し、 自分で決めてきた結果なんです。
後に離婚することになる男を二人も選んで結婚したのは母が自分で 決めたことです。
子供を産んだのも母の選択で、 その子供二人を離婚で手放したのも母が決めたことです。
その後の旦那の子供を産んだのも母が決めたことです。
子供を育てなければいけないのに離婚しようと決めたのも母です。
将来は子供に福島に残って自分の面倒を見てもらいたいのならば、 最低限そういう教育を徹底して幼い頃から僕に教え込むべきでした が、そういう教育をしてこなかったのも母です。
そして自殺する人間を僕の父としたことに、 母は何の責任も感じてはいません。 むしろ自分も被害者だと思っています。
母は自分で全て選んで自分で決めてきた人生の結果なのにもかかわ らず、足が痛いのは病院のせい、お金が無いのは男のせい、 一人で暮らしているのは息子の僕のせいにしています。 母の理論だと、 これまでの人生で自分が悪かったことは一度も無いんです。 全て周りのせいだと思っています。
自分のこれまでの人生を振り返り反省しなければ前には進めないと 僕は思っているので、 これまでも母にはちょくちょくこういう話を、 全部ではありませんがしてきました。
ですが、全く聞く耳を持ってくれません。 母は自分の意見と同じ意見にしか耳を貸さない人間です。
ただウンウンうなずき、 自分の意見を話さずに自分を殺して母の思い通りにすることが親孝 行なのでしょうか?
母にとっては残念なことかもしれませんが、 僕はそういう一般的な親孝行の考え方のできる人間ではありません 。
ただ一つ僕にできることがあるとすれば、 母に東京に出てきてもらうことです。しかし、 それも母が自分で決めなくてはいけません。
自分が決めてきた人生も他人のせいにする母です。 僕が決めれば尚のこと僕のせいにするでしょう。
いや、息子のことはあまり悪くは言わない母なので、 たぶん妻のせいにすると思います。
自分で自分の家庭を壊すのは好きにしてくれて構いませんが、 母がこれまでしてきたように、 僕の家庭を壊されたくはありません。
僕は、 母のような人生を歩みたくないという思いで東京に出てきました。 そして、離婚なんかしない幸せな家庭を持ちたいと思い、 今の妻と結婚しました。
こういう僕が母のために唯一できることが、 母が東京に出てきて僕達の近くに住んでもらうということです。 そうすれば、ちょくちょく顔を出して手伝うこともできます。 何かがあればすぐに駆けつけることもできます。 最大限譲ってそこまでです。
ですがその話も全く取り合わず、 僕が正直な自分の考えを話そうとすれば怒り出し、 自分の思い通りにならないものは聞く耳を持たず、「 こっちに帰ってこい」の一点張りです。
病院のことにしてもそうです。 病院から処方された薬を自分の勝手な判断で飲まずに「 この辺の医者はみんなだめだ」と言います。
そんな態度ではどんな医者からも見放されてしまうことを母は分か っていません。 僕が分からせようとしても怒鳴り散らして電話を切られてしまいま す。
これを反省しなければ、 たとえ東京へ引っ越したとしても同じことの繰り返しになります。
この手紙をそっくりそのまま母に見せてもいいんですが、 そんな母に理解してもらえるでしょうか?多分無理です。
これが僕の考え方であり、母には理解してもらえない考え方です。
僕もどうすればよいのか、これ以上のことが思い付きません。
何か良い方法がございましたらこんな僕に是非教えてください。
母との電話 つづき
ちょっと内容キツイかな···と僕も思ったんですが、 このままポストに放り込みました。
海外移住の話なんかしなくても良かったんですが、 自分に酔ってしまって入れ込んでしまいました笑。
埼玉のおばさんからの返事はまだありません。
埼玉のおばさんからの手紙には「 この手紙をテルオ君に出したことはお母さんには話してないので秘 密にしておいて下さい」と書いてあったんですが、 今朝の母からの電話で「埼玉から手紙届いたか?何て書いたの?」 と母に聞かれました。
もう意味がわかりません。
僕は手紙の中身を全てそのまま母に見せてもいいと考えていたので 手紙の中でもそう書きはしましたが、それ以前の問題です。 内容までは知らないようでしたが、 もう僕に手紙を出す前段階から母は埼玉の妹が僕に手紙を出すこと を知っていたようです。
そしてそれを僕に平気で伝えてくる母。(たぶんダメなはずです)
もう全く意味がわかりません。
「なんて書いたの?」と聞かれたので「 そんな一言で言えるような内容じゃないよ」と言うと、「 母さんよりも埼玉の妹の方を信用してるんだな! 埼玉と勝手に仲良くやればいいだろ!」
これ、自分の親でなければ笑って聞ける話かもしれませんが、 実の親がこれだと全く笑えません。
母はこの手紙のためなのか、 埼玉のおばさんに僕の住所と電話番号と妻の携帯番号を教えたと言 っていました。
サラッと言ってたので聞き逃すところでしたが、 母は僕の妻の携帯番号を僕や妻に何の断りもなく第三者に教えたよ うです。
何のために妻の携帯番号を第三者の埼玉のおばさんに教える必要が あるのか。最低でも僕に事前に知らせるべきでしょう。
これを母に言うと、❝そんな細かいこと❞を気にしている僕が理解できないようでした。
そして僕が母よりも妻を大切に思い、 妻のことを隠すような感じだと受け取ったようで、それが気に触ったんでしょう。こんなことを言ってきました。
「お前は嫁から生まれたのか!」
こういうことを恥ずかしげもなく言い放つ母と、 どうやって話をすればいいんでしょうか。
テルオ的まとめ
僕はこういったことはデリケートな内容なので誰にも相談とかして いません。話すとしても妻とだけです。
なので、 この僕の考え方を客観的に見ての第三者からの意見とかは聞いたこ とがないんです。
埼玉のおばさんだけではなく、 こんな親不孝の僕に意見のある方は言ってもらえるとありがたいで す。是非お願いしたいですm(_ _)m
実は、今回の記事はそれが目的だったりもします。
この後何か進展があれば、それが書けるような内容であれば、 また続編を書いてみようと思っています。
最後に、答える前に電話を切られてしまったので、 この場を借りてお母さんの質問に答えさせていただきます。
Q:お前は嫁から生まれたのか
A:僕は嫁から生まれてはいません。 僕は嫁から生まれた嫁太郎ではありません。
おわり。