こんにちは。夏の暑さに弱い元学校給食調理員の雲藤テルオです。
学校給食の職場の給食室には、 冷暖房が完備されている所とされていない所があり、 全国的にはまだまだ冷暖房の設備が無い給食室の方が多いです。
そこで心配なのが夏の熱中症です。
僕は運良く最初に配属された学校は冷暖房が完備された最新の給食 室だったのでわりと快適でしたが、 その後冷暖房の設備の無い古い学校に異動になった時には夏は死ぬかと思いました!Σ(゚Д゚)
それで僕も「こりゃヤバイな…」と思い結構本格的に熱中症対策を考え、 なんとか学校給食の夏の仕事を乗り切ることができました。
そこで今回は、 僕が現役当時に実際に行っていた熱中症対策を紹介します。
それと共に、 僕が使っていた熱中症対策グッズも一緒に紹介しています。
自分のためにも勿論ですが、学校給食で働いている友人へのプレゼントや職場への差し入れとしても喜ばれるでしょう( ^^)v
もくじ
学校給食の仕事の夏は辛い!ヘ( ´Д`)ノ

新人の社員や新人のパートが初めて学校給食の夏の仕事を経験する と、必ずと言っていいほど仕事中に体調を崩します。
学校給食の仕事では、

こういった大きな機械を同時にいくつも動かして調理を行いますが 、夏場のこういう大釜の周りの気温は40度を超えます。
基本的にこういう本格的な調理業務は行わないパートですら夏場は 体調を崩すんですから、調理を行う社員ならば尚の事、夏は熱中症対策が欠かせません。
そして、冷暖房が完備された恵まれた環境の給食室で働く人達も、 意外に安心できません。
それは何故かと言うと、 学校という施設は民間の施設ではないので、国の方針の「 冷房28度設定」 を守らなければいけないという学校がほとんどです。
想像すればわかると思いますが、 冷房無しで気温が40度を超える空間に28度設定の冷房では暑いです。
調理とは別な作業をしている人は28度設定でも大丈夫でしょうが 、調理中や洗浄作業中はあまり効果はありません。
冷房完備の給食室では基本窓は開けられないので、 開けた窓から外の風が入ってくる冷房無しの給食室よりも、逆に冷房有りの方が具合が悪くなる人もいます。
つまり、どんな給食室でも夏の熱中症対策は欠かせません!( ๑•̀ㅂ•́)و
学校給食の熱中症対策

それでは、僕も実際に行っていた学校給食で働く人のための熱中症対策 & おすすめの熱中症対策グッズを紹介します。
・水分補給

熱中症対策の基本はとにかく水分補給です。
夏の学校給食の仕事では水分補給のために休憩をちょくちょく取る ので、休憩中は必ず水分を摂りましょう。
ですが調理室内の気温はかなり高いので、 仕事中もすぐに喉が乾きます。
30分おきに休憩が取れるわけでもないので、 とくにパートさんなんかだと「ちょっと休憩させてください」 なんて言いにくいので我慢しがちです。
学校給食の調理場にはコップに入れた水とかは置いておけないので、 そういう場合にはいちいち休憩室に戻らなくてもいいように仕事中にも水筒を持ち歩きましょう。
給食室内の冷蔵庫は個人の飲み物とかは入れておけないので、 ペットボトルではなく保冷できる水筒がいいですね。
水筒ならば蓋も閉まるし、ずっと冷たいですからね。
水筒なんて何でもいいんですが、 持ってない方は僕が好きで使っていた人気のTHERMOSの水筒 がおすすめです。
リンク
「水筒を洗うのが面倒」という方にはペットボトルごと入れられる保冷ケースなんかもあります!(゜ o゜)
リンク
リンク
・塩分補給

熱中症対策には水分補給と合わせて塩分補給も基本ですね。
もちろん給食室なので調味料の塩もありますが、 そんなの勝手に舐めるわけにもいかないので(笑)、 熱中症対策として売られているこういう塩飴なんかがおすすめです。
リンク
リンク
リンク
旅行とかに行ったら職場にお土産を持っていく場合があると思いま すが、夏場にはこういう塩飴を差し入れとして持って行っても喜ばれますね(^^)v
個人的に買ってもいいし、 こういう大容量のものだと領収書を持っていけば熱中症対策として経費で買ってもらえる場合もあると思うので、 そういう場合にはいくつか買って休憩室に置いてもらってもいいか もしれませんね。
・頭を冷やそう

ちょっとタライ頭に乗っけてふざけてますが、、 僕の仕事中に撮った写真がこれなんですが、

こんな感じに季節に関係なく顔全体を覆う帽子を被り、 写真ではちょっとわかりにくいですが、 帽子の中には異物混入防止のためヘアネットも被ってます。
つまり、夏場の仕事中はとにかく頭が暑いです。
目以外はほとんど顔全体が覆われているためとくに夏場は頭がボ〜 っとしがちなので、包丁を使っていたりすると危険なんですね!( ゚д゚)
僕も仕事中に帽子を脱いで壁に叩きつけてやろうかと何度も思いま した(笑)。
なので僕はとにかく頭を冷やしたくてこれを使っていました。
リンク
頭から汗が流れ落ちるのも防げるし、 冷感のある素材なので肌に密着した部分にひんやり感を感じます。
同じような商品もたくさん売ってますが、暑い給食室で働く方はひんやり感のある素材のものを選ぶようにするといいですね。
それと同時にダメ押しでこんなものも使っていました。
リンク
頭に直接スプレーできるタイプの冷感スプレーです。
普通の冷感スプレーを頭に使うのは流石に抵抗がある( なんかハゲそうだし…)ので、 頭専用のものならば安心してガンガン使えます(^^)v
実際に僕が仕事中に頭を冷やすために使っていたアイテムはこの2 つです。
これで暑い夏場の給食の仕事もなんとか乗り切ることができました ヽ(^。^)ノ
・首を冷やそう

身体を冷やすためには「首」とか「脇下」 とか冷やせってよく聞きますよね。
脇下に何か挟みながら仕事をするわけにもいかないので、顔に近い首周りを冷やすと仕事中も集中力を切らさずに結構快適で す。
首周りを冷やすのに僕が使っていたのはこれですね。
リンク
汗をかくとそれがひんやり感じる素材で、 結構薄手なので着けているのをあまり感じさせません。
僕は仕事中しか使ってませんでしたが、 伸ばせば口元まで覆えてUVカットの素材なので出退勤時の日焼け防止にもなりますね。
コロナの影響でマスクを着ける人も多いと思うので夏場のマスクとして使うのもいいでしょう。
そして仕事中にシャワーを浴びるわけにもいかないので、 休憩中には効率良く身体を冷やすためにこういう、
リンク
水に濡らすと冷たくなる素材のタオルはめっちゃ良いですね!
これを5分くらい顔に巻いてるとめっちゃ気持ちいいです(*´∀ `)
これもUVカット付きなので外で日焼け防止として首に巻いてもいいし、 カバンに入れて持ち帰る場合にもボトル付きなので濡れタオルの持ち帰りに便利です。
・身体を冷やそう

冬ならばいくらでも中に着込めますが、給食の仕事では暑くても薄着にはなません。
なのでこういう、肌着を冷たい素材のものにするのが一番効果的です。
リンク
そして「めっちゃ便利やん!」 と思って僕が実際に使っていたものは、衣類に直接スプレーできるタイプの冷感スプレー。
リンク
これをTシャツ全体にスプレーしてから着ていましたね僕は。
服自体が冷たくなるので、 夏場のTシャツが体にまとわりつくイライラもなくなります(^ O^)v
他にも、同僚が持ってきたので使わせてもらって感動したのが、 タオルとかに噴射すると「氷」ができるというスプレー。
リンク
「とにかく一気に涼しくなりたい!」 というときに天にも昇る気分になれます!~(*゚∀゚)~
・日焼け対策(出退勤時)

これは学校給食の仕事とは直接関係ないかもしれませんが、 僕が妻に日焼け対策としてプレゼントしたUVカットマスクが結構喜ばれたので紹介しておきます。
外にも着けて出歩きやすいものを見つけたので妻にこれをプレゼン トしてみました。
学校給食でも仕事中は暑さだけで日焼けなんて関係ありませんが、 学校への行き帰りは外を数十分歩いたり自転車に乗ったりすること になると思います。
顔全体を覆う目立つものが多い中、これは見た目的にはパッと見、 普通のマスクと大差ありません。
妻にはベージュをプレゼントしました。


妻は「なんかこの変な刺繍が可愛い」と言ってました。
着けるとこんな感じです。

色的に肌と同系色なのであまり目立ちません。

こういう風に鼻穴があるので呼吸も苦しくありません。
鼻の部分に穴が開いてるのであくまでも日焼け防止としてのマス クですね。
もちろん普通のマスクとは違うのでよく見れば変わったマスクです が、パッと見ではわかりません。 特にベージュだとそんなに違和感ありません。
顔全体を覆うようなUVカットマスクが多く、 何か欲しいと思ってもなかなか手を出しにくかった人はコレ、 おすすめです!
あまり目立ちたくない人にはベージュがおすすめです(^_^ )v
お手頃な値段なので洗濯用に色違いでいくつか持っておいてもいい かもしれません。僕の妻もベージュとピンクの2個持ちです。
「見た目なんか関係ねーぜ」って人にはこんなのもあります。
リンク
いろんなパターンの被り方ができます。

僕の妻も見た目なんかどうでもいいというタイプの人間なので、 これも妻にプレゼントしてみました。

スターウォーズの新キャラかよ(;・∀・)
これ着けて出歩くと誰も話しかけてこないらしいので(笑)、 街中で人に話しかけられたくない人にもおすすめです(゜o゜)
リンク
僕の妻はコロナとか関係なく以前からこれ被って外出してたんです が “異常にコロナ対策してる人” と見られるのが嫌らしいです。
「わたし前からこれだし」と。(;^ω^)
冬は【寒さ対策】を、女性は【腰痛】にも注意!
学校給食の仕事は冷暖房完備の給食室がまだまだ少なく夏は暑くて 熱中症の危険があるくらいなんで、冬は冬で「寒さ対策」が必須です。
寒い給食室ではとくに足元の冷えが結構きついですね。
暑くても脱ぐものがない夏に比べれば冬の寒さ対策は基本的に着込 めばいいだけなので簡単ですが、そもそもの冷え症改善の方法などもこちらで紹介しています▼
(近日公開予定)
そして季節に関係なく「腰痛」や「腱鞘炎」も、 学校給食の職業病というくらい患う人が多いです。
とくに女性は腰を壊しやすいですね。
腰を守るグッズなどもありますが、それと共に腰を痛めないための仕事のやり方や、家でもできる腰痛や腱鞘炎の予防方法もこちらで紹介しています▼
働く前に知っておきたい学校給食の仕事の全て
学校給食の仕事に興味がある方に、 採用前に知っておきたい給食の仕事の基本的な「仕組み」をこちらでまとめております。
「よく知らない」 という方は必要な情報について確認してみてください。
▼
▼
学校給食で働く方法
● 正社員で働く方法
● パートで働く方法
についてはこちら▼
学校給食の仕事内容について
● 正社員・パート別の仕事内容
● 給食の仕事に向いている人の特徴
● 給食で働くメリット&デメリット
についてはこちら▼
学校給食の給料について
● 初任給〜ベテランまでの給料
● ボーナス
● 年収
● 男女間の賃金格差
についてはこちら▼
夏休みの出勤日数 & 給料の仕組みについて
● 夏休みの出勤日数
● 夏休みの給料
● その他春休み・冬休み等の長期休みの仕組み
についてはこちら▼
学校給食で採用されるためのポイント解説
● 採用基準
● 志望動機
● 面接のポイント
についてはこちら▼
社会人からでも調理師免許を取る方法
● 完全独学で取る方法
● 通信講座で取る方法
● 専門学校で取る方法
についてはこちら▼