学校給食の仕事の職業病【腰痛・腱鞘炎】の僕もやってた予防対策教えます

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こんにちは。腰は結構丈夫な方だと思っていたのに学校給食の仕事で何度か腰痛に悩まされた雲藤テルオです。
 
腱鞘炎にも悩まされ整体とかに通ったこともありました。
 
 
 
学校給食の仕事では「腰痛」と「腱鞘炎」というのは職業病で、基本的に誰でも一度は悩まされます。
 
大量の食材や大きな調理器具を扱うので、とくに女性の場合は腰を痛める人が多いですね。
 
 
「横になる」とか「マッサージする」とか、事後対処はみんなやるんですが、「予防する」ということに関しては結構みんな無頓着です。
 
まあ、何でもそうですが、実際になってみないと考えたくないのが人間です。
 
 
 
そこで今回は、学校給食の仕事での腰痛や腱鞘炎にならないための予防対策と、自宅で一人でできる身体のケアについて紹介します。
 
 

学校給食の仕事での腰痛・腱鞘炎予防対策

・腰痛

 
学校給食の仕事で腰を痛める原因は主に2つあります。
 
 
重い荷物を運ぶことが多い。
同じ姿勢での作業が多い。
 
 
どの仕事でもそうだと思いますが、学校給食の仕事でもパートは女性が多いです。
 
なので、学校給食の仕事では女性パートに重い荷物を持たせることはほとんど無いので、パートはそれ程腰を痛める心配はありません。
 
 
重い荷物は正社員、とくに男性社員が率先して運ぶことが多いので、男性でも徐々に腰への負担が蓄積していきます。
 
女性社員であっても、やっぱり「社員」ということで頑張らなければいけない場面も当然出てきます。
 
 
 
そんな学校給食で働く社員はよく「コルセット」を腰に巻いて仕事をする人が多いです。
 
 

 
 
コルセットを使うと結構楽なので、「腰痛い!」という緊急の場合には効果的です。
 
 
ですがコルセットにばかり頼っていると腰の筋肉が衰えてくるので、仕事で腰へ負担をかけない方法を見つけるのが先決です。
 
 
 
例えば荷物を持ち上げる際
 
 
こうするのではなく、
 
 
こうして持ち上げます。
 
 
 
つまり、
 
 
 
 
腰を曲げて腰ばかりに負担をかけず
 
 
 
 
荷物を持ち上げる場合でもできるだけ腰を曲げずに身体は一直線に保ち、腰で荷物を持とうとするのではなく脚を使って持つようにし、負担を身体全体に分散させます。
 
 
荷物を持ち歩く際も腰を曲げずに運ぶようにしましょう。
 
 
 
 
 
また、学校給食の調理は包丁を使う作業時間も長くなるので、腰を曲げて長時間同じ姿勢でいるのも腰を悪くする原因です。
 
 
 
 
腰を曲げなくても良いテーブルの高さにするか、脚を開いて自分の身長を作業台の高さに合わせるなどして、腰を曲げずに作業できる体勢を自分で作ることもできます。
 
 
 
とにかく腰に負担をかけなくて済む方法を自分で見つけてみましょう。
 

・腱鞘炎

 
学校給食の調理は包丁を使う作業時間が長いので手首を痛めやすくなります。
 
 
腱鞘炎は同じ動きを長時間繰り返すことで起こるので、休憩など空いた時間には手首を回したり伸ばしたりのストレッチをしましょう。
 
 
 
基本的に腱鞘炎は原因の作業を休めば良くなってくるものですが、学校給食の仕事では毎日包丁を使うので手首を休めている暇がありません。
 
なので、腱鞘炎が気になり出したら「サポーター」などを使って手首をサポートしてあげましょう。
 
 

 
 
学校給食の仕事では手首にサポーターを巻いたまま作業することはできませんが、その上からラテックス手袋を着ければ衛生的に問題はないので大丈夫です。
 

自宅で一人でできる身体のケア

 
僕の場合は腰はまだ大丈夫だったんですが、手首の痛みが結構キツかったので整体へ行って鍼や電気治療をしてもらいました。
 
1回で結構良くなりましたが、3回くらい治療してもらうことで完全に治りました。
 
 
ですが、鍼治療や電気治療は事後対症療法なので、原因を取り除くことはできず症状を和らげることしかできません。
 
治っても同じことをし続ければまた同じ痛みが出てきますし、繰り返すことで痛みは悪化していくものです。
 
 
 
仕事中はできるだけ腰に負担をかけないようにし、手首も時間が空いたら簡単なストレッチなどし、負担軽減に努めましょう。
 
 
 
そして自宅での身体のケアも大切です。
 
 
僕の場合には、こういうものを使って自宅で自分で身体のケアをしていました。
 
 

 
 
これは「ヨガポール」と言って、直径15センチ長さ1メートルくらいある発泡スチロールのように柔らかくて軽い素材のものです。
 
値段も結構安いです。
 
 
いろんな使い方ができるんですが、僕がよくやるのは
 
 
 
 
ポールの上に背中を乗せて仰向けで背中をグリグリやるんですが、まぁ、見た目以上にとにかく気持ちいいです!(^。^)
 
 
 
それと、これ。
 
 

 
 
「パワーウェーブボール」と言って、電動で身体をマッサージするやつです。
 
これはティップネス監修の商品のようで、僕の場合は妻がティップネス会員なのでティップネスで買ってきてもらいました。
 
 
 
 
僕は背中とか腕とか足とかに寝る前に使ってます。
 
 
出展:www.amazon.co.jp
 
 
強さやパターンもいくつか選べて5分くらいで自動的にOFFになるので、そのまま寝ちゃっても大丈夫です。
 
 
 
あとは、腰痛予防や腱鞘炎予防のストレッチ方法とかの動画をYouTubeで探すのもいいし、人気の高い身体ケアの本を参考にしてもいいですね。
 
 

 
 
もう痛み出してしまったらコルセットを使ったり整体とか整骨院へ行くしかありませんが、自分でできることはいろいろとあるので、べつに学校給食で働く人に限らず、事前に予防できればそれに越したことはありませんよね!(๑•̀ㅂ•́)و✧
 

給食の仕事の夏は【熱中症対策】も必須

 
腰痛や腱鞘炎の他にも学校給食の仕事には “辛くなる季節” があります。
 
 
学校給食の仕事は冷暖房完備の給食室がまだまだ少なく夏はすごく暑いので、給食の仕事の夏場は「熱中症対策」が必須です。
 
 
学校給食の仕事の夏を初めて経験する人は仕事中に必ずと言っていいほど体調を崩します。
 
 
学校給食の熱中症対策の方法についても、ついでに覗いてみてください( ・ิω・ิ)و

働く前に知っておきたい学校給食の仕事の全て

 
 
学校給食の仕事に興味がある方に、採用前に知っておきたい給食の仕事の基本的な「仕組み」をこちらでまとめております。
 
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