こんにちは。元学校給食調理員の雲藤テルオです。
子供から喜ばれる料理の鉄則は「カレー味」「揚げ物」「 甘辛い味付け」「丼もの又は味付きご飯」というのが鉄板ですが、 こういう“子供が好きなものに親が乗っかる” というのは子供の健康上好ましくないという意見もあります。
ですが学校給食ではこの鉄則を利用し、 こういう料理に子供の嫌いな野菜をさり気なく入れ込むことで「 健康的な栄養バランスを···」と考える先生、「 美味しい給食が食べたい···」という子供、 双方が満足できるように考えられているメニューが豊富です。
今回の豚キムチ丼なんて正に野菜入れ放題ですからね!(*゚∀゚ )✧
では早速レシピ公開です(^o^)/
もくじ
学校給食人気メニュー『豚キムチ丼』レシピ
材料(小学生一人分)
- サラダ油・・・・0.5g
- 酒・・・・・・・0.8g
- 塩・・・・・・・0.15g
- 砂糖・・・・・・0.5g
- コチジャン・・・0.5g
- 八丁味噌・・・・1g
- 醤油・・・・・・2g
- 片栗粉・・・・・0.25g
- ゴマ油・・・・・0.3g
- 豚バラ肉・・・・35g
- にんにく・・・・0.5g
- 生姜・・・・・・0.3g
- 長ネギ・・・・・3g
- 玉ねぎ・・・・・25g
- 人参・・・・・・5g
- キャベツ・・・・30g
- キムチ・・・・・15g
材料は全て小学生一人分の分量ですので、 これは目安として適当に人数分増やしてみてください。( 具材が少なすぎると作りにくくなります)
※ 大人一人分の量の目安は全ての具材に「×1.2」です。
下準備(野菜を切るなど)
- 豚バラ肉・・・・一口サイズ
- にんにく・・・・みじん切り
- 生姜・・・・・・みじん切り
- 長ネギ・・・・・斜め小口切り
- 玉ねぎ・・・・・1/2スライス
- 人参・・・・・・せん切り
- キャベツ・・・・ざく切り
※ 八丁味噌と片栗粉を少量の水で溶いておきます。
※ 辛いキムチが苦手であればザルでキムチの汁気を切り、 それでも不安であれば水にサッとくぐらせて辛味を落とします。
調味料の味が薄まってしまうので水にくぐらせた場合にはよく汁気 を切っておきましょう。
作り方
① 肉を炒める
弱火〜中火でサラダ油でにんにく、生姜、コチジャンを炒めます。
良い香りがしてきたところで豚バラ肉を入れ、 塩と酒も加えて肉にある程度火を通します。
② 野菜を炒める
肉に火が通ったら人参、玉ねぎを加え、 完成時のお好みの野菜の柔らかさの7割程度まで火を通します。
③ キムチを加える
7割程度に火が通ったらキャベツを加え炒め、 全体にキャベツが馴染んだところでキムチを加え炒めます。
キムチも全体に馴染んだら長ネギを加えます。
長ネギの「シャキシャキ感」を残したい場合には⑤ の直前に長ネギを加えます。
④ 調味料を入れる
長ネギを加えひと混ぜしたら砂糖と八丁味噌を全量、 醤油を7割程度加えて全体が「フツフツ」 としてくるまで混ぜながら火を入れます。
醤油は熱を入れすぎると風味が飛んでしまうので、 最後の味の調節で加えるので少し残しておきましょう。
⑤ 片栗粉でトロミをつける
煮立ってきたら水溶き片栗粉でトロミをつけていきます。
水溶き片栗粉は「グツグツ」と煮立っている中に「ドバッ」 と入れると全体に混ざる前に固まってしまうので、 弱火にして熱を落ち着かせてから全体を混ぜながら回し入れ、 片栗粉が全体に馴染んだところで火を強めると全体に均一にトロミ がつきキレイに仕上がります。
⑥ ゴマ油を入れ味を整えて完成
片栗粉でトロミがついたらゴマ油を入れサッと全体に絡めます。
一度味見をし、残っている醤油で味を整えます。
ご飯の上にかけて学校給食特製『豚キムチ丼』の完成です。
ご飯の上にかけて学校給食特製『豚キムチ丼』の完成です。
今回は給食人気メニューランキング第6位の『豚キムチ丼』 の作り方を紹介しました。
是非挑戦してみてください!(๑•̀ㅂ•́)و✧
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