学校給食『キャラメルポテト』の作り方。人気メニューレシピ公開〜元調理員おすすめ献立〜

recipe-Caramel-potato-1
 
こんにちは。元学校給食調理員のテルオです。
 
 
今回は、学校給食の人気メニュー『キャラメルポテト』の作り方をご紹介します。
 
『キャラメルポテト』給食人気メニューランキングのデザート部門で1位の献立です。
 
僕も仕事で自分で作ったキャラメルポテトを給食で初めて食べましたが、「うまっ!」と驚き、おかわりしまくりでした!(๑•̀ㅁ•́๑)✧
 
大人でもハマる美味しさです!
 
 
キャラメルもカレーのルウ同様、勿論手作りです。このキャラメルソースの作り方を覚えておけば、アイスにかけたりお餅に絡めたりと、様々な使い方ができます。
 
キャラメルソースは「砂糖・バター・水」があれば作れます。火加減に注意しながら時間も20分程度で作ることができるで是非試してみてください!
 




学校給食人気メニュー『キャラメルポテト』の作り方

材料(小学生一人分)

  • さつまいも・・・7g
  • 砂糖・・・・・・3.8g
  • 有塩バター・・・4.5g
  • ・・・・・・・1.2g
  • 白すりごま・・・3.5g
 
材料は全て小学生一人分の分量ですので、これは目安として、適当に増やしてみてください。
 
キャラメルソースは少な過ぎると作りにくいので、多めに作るようにすると失敗せずに作りやすいです。
 
 
今回は「さつまいも」で作りますが、「じゃがいも」のパターンでも美味しいと思います。是非両方試してみてくださいね!
 

下準備

1 さつまいもを切る
さつまいもを好きな大きさに切ります。
 
切ったら揚げるまで水にさらしておきましょう。
 
揚げ油を多く使いたくない場合には、さつまいもを炒めて火を通すことのできるくらいの大きさ(細切りやスライスなど)に切っておくと楽です。

作り方(調理)

 
片付けが面倒なので一つのフライパンだけを使って最後まで調理すため、1すりごまを煎る→2さつまいもを揚げる→3キャラメルを作る→4混ぜるの順番で調理しますが、フライパンをいくつも持っていて洗い物が面倒でなければ3番までは順不同でも構いません。
 
 
1 すりごまを煎る
すりごまをフライパンで香りが立つまで煎ります。
 
ヘラ等を使って煎るとすりごまが焦げてしまう恐れがあるので、怖ければ火加減は中火くらいで、様子を見ながらフライパンを火から少し離して振りながら煎るのが良い方法です。
 
フライパンの中ですりごまが常に動いている状態がベストな煎り方です。
 
 
2 さつまいもを揚げる
さつまいもを揚げていきますが、揚げる10分くらい前に水から上げてクッキングペーパー等で水気をよく切っておきましょう。
 
すりごまは別のボウル等に移し、洗い物を増やしたくなければ同じフライパンを使います。
 
180度のような高温だとすぐにさつまいもの表面だけが焦げてしまい中心まで火が通らないので、100度くらいの低温で揚げます。
 
揚げ時間はさつまいもの大きさによって違いが出るので、爪楊枝などで中心を刺してみて「す~」っと通れば火は通っています。
 
揚げ油を多く使いたくない場合には、炒めて火が通る程度の大きさ(細切りやスライスなど)にさつまいもを切っておくと楽です。
 
3 キャラメルソースを作る(バターを溶かす)
洗い物を増やしたくない場合は、油を取り出して同じフライパンを使います。(フライパンの残り油はクッキングペーパー等で軽く拭き取るだけで構いません)
 
 
最初にバターを強火で溶かし、少し色がつくまで熱を加えていきます。
完成形の色を想像し、目安としてその想像の色の半分くらいの色になるまで色をつけます
 
しなりのあるゴムベラを使うと焦がさずに全体を綺麗に混ぜることができます。
 
焦げが怖い場合には中火でゆっくりで構いません。とにかく、焦げの香りをつけたくないので、焦がさないことが重要です。急がずにゆっくり色をつけていきます。
 
4 キャラメルソースを作る(砂糖を入れる)
砂糖を加えて、焦げに注意しながら弱火〜中火の火加減で熱を加えていきます。
 
自分のイメージしているキャラメルソースの色になるまでゆっくりと熱を加えていきます。
 
5 キャラメルソースを作る(水を入れる)
色が決まったら、を3回くらいに分けて加えていきます。
 
「煮詰まったキャラメルソースを水で伸ばす」ような意味合いで水を使います。
 
たまにヘラですくって「お好みのトロトロ感」になれば完成です。
 
6 全てを混ぜ合わせて完成
キャラメルソースが完成したら、さつまいもとすりごまを混ぜ合わせれば『キャラメルポテト』の完成です。
 
 
調理時間としては、最初から最後まで1時間もあれば作ることができますが、キャラメルポテトで一番気をつけなければいけないことは、キャラメルソースを焦がさないことです。
 
バターに色をつけるということは、要するにバターを焦がす行為なわけですが、強火で急に焦がしてしまうとどうしても焦げくさい味になってしまいます。
 
時間をかけてゆっくりと色をつけるようにすると、美味しいキャラメルソースに仕上げることができます。
 
 
 
設定-27 

カレーのルウ同様、『キャラメルソース』の作り方を覚えておけば色々な食材にかけて楽しむことができます
 
お母さんがキャラメルを手作りしていたら子供としても友達に自慢したくなります。
 
ルウとかキャラメルとか手作りするお母さんなんて少ないですからね(#^.^#)

 

給食の専門家が選ぶ人気の「学校給食レシピ本」

お母さん
やっぱり、子供の成長期に適した栄養と、ついでに子供が食の大切さも学べる、そんな人気のレシピ本を見てみたいな〜
 
このブログのレシピじゃ物足りなかった方には学校給食レシピ本がおすすめ!ヽ(^。^)
 
低価格
子供の食育に最適
現役の栄養士も参考にする
部活を頑張る子供のお弁当
料理作りに興味を持ち始めた子供へ
小学生以下の園児向け
アレルギー食
 
こんな特徴のある人気の給食レシピ本をランキング形式で紹介しているので興味のある方はこちらも参考に

専門家が教える正しい「食中毒予防対策」

お母さん
「食中毒予防」って家でも何となく対策してるつもりだけど、、専門家の意見も聞いてみたいな〜
 
そんな「食中毒」を心配するお母さんに、
 
消毒
料理の加熱
正しいトイレの使い方
正しい手洗いの方法
 
などによる正しい食中毒予防対策の方法もこちらで教えています。
 

■ 安全な「アルコール」でノロウイルス予防

ノロウイルスには次亜塩素酸しか効果がないということで、危険と知りながらも仕方なく塩素系漂白剤で消毒を行っていませんか?
 
そんな危機意識の高いお母さんには、アルコールでありながらノロウイルスも除去できるというキューピーのK Blanche(ケイブランシュ)がおすすめ!
 
norovirus-taisaku-1-44
 
ケイブランシュは「卵」「アルコール」「水」という食品由来の成分から作られているので口に入るものにも安心して使えます。
 
ケイブランシュの詳しい内容はこちらから
 

■ 料理の「加熱」で食中毒予防

食中毒予防の最後の砦は料理の「加熱」にあります。
 
学校給食では全ての食材に火を通すことによって食中毒予防をしています。給食で「生野菜」ではなく「茹で野菜」にして提供する学校が多いのはそのためです。
 
料理を加熱する際の、
 
温度
時間
どこを
どんな風に測るか
 
などを詳しく解説しているこちらも参考に
 

■ その他の食中毒予防関連記事

その他公開中の人気給食レシピ

 
その他公開中の給食レシピはこちらの学校給食人気メニューランキング&レシピ集」から気になる献立を探してみてね(^o^)/
▼▼▼

 
 
 
 
 
 

関連記事