こんにちは。元学校給食調理員の雲藤テルオです。
カレーライス同様、やっぱり“カレー味” というのはいつの時代でも子供に人気の料理です。
ドライカレーというのは具材は全てみじん切りにし甘めに味付けを する料理なので、 野菜嫌いの子供にも野菜を感じさせることなく食べさせることがで きます。
今回紹介する給食のドライカレーは、 僕が今まで食べてきたどのドライカレーよりも「美味い!」 と思ったドライカレーで、 給食調理員を辞めた今でも思い出す給食メニューの一つです。
ということで、早速レシピ公開です。
もくじ
学校給食人気メニュー『ドライカレー』レシピ
材料(小学生一人分)
- サラダ油・・・・・・0.5g
- にんにく・・・・・・0.1g
- 玉ねぎ・・・・・・・50g
- 人参・・・・・・・・20g
- ピーマン・・・・・・5g
- 大豆・・・・・・・・5g
- レーズン・・・・・・5g
- 豚ひき肉・・・・・・30g
- カレー粉・・・・・・0.7g
- 中濃ソース・・・・・8g
- 醤油・・・・・・・・4g
- 塩・・・・・・・・・1g
- ケチャップ・・・・・3g
- はちみつ・・・・・・1g
材料は全て小学生一人分の分量ですので、 これは目安として適当に人数分増やしてみてください。( 具材が少なすぎると作りにくくなります)
※ 大人一人分の量の目安は全ての具材に「×1.2」です。
下準備(野菜を切るなど)
① 大豆を戻す(茹でる)
まず最初の下準備としては、 乾燥の大豆を使う場合には茹でて戻しておきましょう。
学校給食では当日調理が基本なので当日1時間ほどかけ、 大豆をお湯に入れ弱火〜 中火でアクを取りながらコトコト煮て戻します。
家庭でしたら当日調理にこだわる必要もありませんので、 乾燥のひよこ豆を一晩(8時間くらい)水に浸しておきましょう。 そうすればお湯で茹でる時間は20〜30分で済みます。
※ 柔らかくなりすぎるとみじん切りにした時にグチャっとしてしまう ので注意です。
② 野菜を切る
にんにく・・・みじん切り
玉ねぎ・・・・みじん切り
人参・・・・・みじん切り
ピーマン・・・みじん切り
大豆・・・・・みじん切り
レーズン・・・みじん切り
全ての具材をそれぞれみじん切りにします。 量が多い場合や特に大豆は包丁でみじん切りにするのは難しいのでフードプロセッサーがあると便利ですね。
作り方
① 玉ねぎを炒める
サラダ油でにんにくを炒め、 良い香りがしてきたら玉ねぎを中火で透明になり柔らかくなるまで じっくり炒めます。
ドライカレーは玉ねぎの量が多いので、 玉ねぎの炒め方が弱いと辛味が残ってしまいます。 柔らかくなるまでじっくり炒めましょう。
量にもよりますが、15分〜20分くらいが目安です。
② ひき肉を炒める
玉ねぎが柔らかくなったところでひき肉を加え、 肉の固まりが残らないように肉に火を通します。
③ 野菜を入れて炒める
ひき肉に火が入ったら人参、ピーマンを加えて炒めます。
人参は柔らかくなりすぎると食感が失われてしまうため、 程よい硬さを残しておきましょう。
④ 調味料を入れて煮込む
中濃ソース、塩、ケチャップ、はちみつを全量加え、 醤油は半分加えます。
汁気を感じれば少し煮詰めていきます。
汁気がある程度煮詰まったところでカレー粉を8割程加えてよく混 ぜます。
※ カレー粉は火を入れすぎると香りが飛んでしまうため、
※ 醤油も同様、火を入れすぎると香りが飛んでしまうため、
⑤ レーズン、大豆を入れる
カレー粉が全体に馴染んだらレーズンを加えます。
レーズンの食感をあまり残したくない場合にはしばらく全体を混ぜ ながらレーズンに火を通します。
レーズンがお好みの感じになったら大豆を加えます。
⑥ 味を整えて完成
大豆が全体に混ざったら残りのカレー粉を加えます。
味見をして残りの醤油で味を調整し、完成です。
最後に味見をしてみて「美味しい!」 と驚いたのではないでしょうか?(^o^)/
調味料はほぼどの家庭にでもあるものしか使っていません。
特にレーズンを加えると甘味の深みが増しますので、 家にレーズンが残っている場合には是非加えてみてください。
他にも子供が嫌いな野菜があればみじん切りにして加えてみてくだ さい。
「お母さんこの前のドライカレーまた作って!」 と子供にせがまれるはずです!\(*^。^*)
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