学校給食調理員の仕事で疑問の【夏休みの給料·出勤日数】の仕組み

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こんにちは。元学校給食調理員副責任者のテルオ(@undoteruo)です。
 
 
僕のこのブログは現在、「学校給食調理員」というキーワードで検索すると1位表示されています。
 
なので今日は「学校給食調理員」で検索されてこのブログへ訪れる方が学校給食の仕事で一番疑問に思っているであろう点を解決してみようと思います。
 
 
これから就職先に学校給食を考えている方。何故あなたは学校給食という仕事に興味を持ったんでしょう。
 
  • 調理師免許が活かせる
  • 残業が少なそう
  • 休みが多そう
 
僕と同じように、大体こういった理由で学校給食を就職先の候補として考えているのではないでしょうか。
 
普段の給料やボーナス、残業についてはこちら↓の記事を参考にしてみてください。
 
 
学校給食の仕事を希望されている方の多くは、給料よりもちゃんと休みが欲しいということでしょう。
 
調理系の仕事は大体早朝から深夜までの仕事が多い中、学校給食は調理系の仕事の中でもダントツで休みが多く、残業もほぼありません。
 
土日は休みで、朝は早いですが大体16時には仕事が終わります。
 
そんな中で最も気になるのが「夏休み」に関してではないでしょうか?
 
 
今日は、学校給食調理員の『夏休みの給料』『夏休みの出勤日数』の仕組みについて僕の経験を元にガッツリ解説していきます。
 
 
2018.2.20 より詳しい内容に全面リニューアルいたしました。
 




学校給食調理員正社員の夏休みの出勤日数と給料

 
給食の会社といっても、その会社の規模は様々です。
 
夏休みの出勤日数や給料も、その会社の規模によるところがあります。
 
 
僕の以前勤めていた給食会社とは、
 
  • 全社員数は約800人(社員、パート、本社勤務含む)
  • 事業内容はほぼ学校給食のみ
 
こういう感じで、メイン事業は学校給食業務の会社です。
一部保育園や社員食堂もありますが、ほぼ都内中心の小中学校の学校給食事業をメインに行っている会社でした。
 
 
この僕の会社を例にして、他の給食会社と比較しながら話を進めていきます。
 

そもそも、夏休みは休みなのか

 
学校給食という仕事は、給食会社に関わらず、夏休みの小中学校の給食提供はありませんので「学校の調理室で給食を作る」という業務はありません。
 
 
僕の会社の場合、会社の事業のほとんどが学校給食の仕事になるので、小中学校の給食提供が無い日は仕事が単純に無いわけなので、休みになるわけです。
 
これが、他にも介護施設や病院食、社員食堂や飲食店等も経営している会社であれば、学校給食の提供の無い夏休み等は他の現場へヘルプに行くことになるわけです。
 
他社から転職してきたという元同僚に聞いた話ですが、その方の以前の会社では、夏休みは「給料無しで休むか、給料有りで他の現場へヘルプに行くか」を選べたようです。
 
この方の以前の会社は飲食業界では有名なある大企業で、社員食堂、介護施設、飲食業も多種に渡り、全国展開を越えて海外進出までしている大企業です。
 
 
このように、僕のような学校給食業務オンリーの会社であれば仕事をしたくても仕事が無いので休みになりますが、他の分野に手を広げている会社の場合には、学校給食の夏休み期間中は他の現場へヘルプに行く場合もあります。
 
おそらくそういった場合は正社員は他の現場へ手伝いに入ることになる可能性は高いと思われます。
 
契約社員の場合には「選べる」といったスタイルが多いと思われます。
 
 
「夏休みはガッツリ休みたい!」と考えている方は面接時に夏休みの仕組みを聞いてみるのもいいですが、事前に会社のホームページを見て、学校給食業務以外にどんな事業を行っている会社なのかを見てみると、ある程度夏休みがどうなるのか予想をつけることができますので参考にしてみてください。
 

夏休みの出勤日数

 
夏休みの出勤日数については、僕の会社のような「給食業務オンリー」の会社の場合を例に話しを進めます。
 
 
通常どこの会社でも学校でも、最低限の出勤日数はある程度決まってきます。
 
  • 休みの前後それぞれ2〜3日の清掃(学校への出勤)
  • 会社の研修が2日間(学校以外の場所への出勤)
  • 学校給食協会主催の講習会が1日(学校以外の場所への出勤)
 
これが、どこの現場でも共通の夏休み期間中の最低限の出勤日数す。
 
 
清掃というのは、普段の給食期間中は掃除することのできない「側溝、蛍光灯の取り替え、物置、壁や天井や窓、外の給食室周辺、休憩室、下駄箱、熱風保管庫(食器や調理器具を衛生的に保管しておく場所)、食器洗浄機…」など、長期休暇を利用して休みの前後それぞれ2〜3日で清掃をします。
 
会社の考え方によりますが、僕の会社の場合にはこの清掃期間は社員もパートも全員出勤でした。「掃除も全員で行うべきだ」との社長の考え方によるものです。
 
会社によっては人件費を抑えるために清掃は社員のみで行う会社もあるでしょう。
 
 
現場の学校以外への出勤については、会社の研修というのもあります。
 
僕の会社の全社員数はパート含めて約千人近くいたので、どこかの大きな会場を借りて全社員出席の研修が2日ありました。これも社員パート全員出席です。
 
会社によって研修の日数は違いがあると思います。
 
 
最後に、学校給食協会が主催する講習会が1日(約3時間程度)あります。これも社員パート全員出席です。
 
これは会社単位ではなく、同じ地域で学校給食業務を行っている様々な会社が一同に介する講習会です。
 
そのため、他の給食会社へ転職した人間にバッタリ合って「気まずい」的な場面にも度々遭遇することになります。
円満退社ならばいいんですが、ケンカ別れで退社した人間にはちょっと気まずい場面ですね。
 
 
これ以外には、僕の会社の場合だと新入社員は夏休み期間中に「新入社員研修」を行っていました。
 
僕も新人の時には夏休みに週一で研修のために本社に出勤しました
 
これも会社によって様々あるでしょう。
 
 
 
どこの会社でも学校でも大体これくらいの日数は最低限出勤することになります。
 
僕は都内の小中学校4校で勤務しましたが、その学校全てでこのような出勤日数でした。
 
しかし、同じ会社内でも、その学校によっては更なる出勤日数があ現場もあります。
 
 
機材のメンテナンスや給食室内の修理、荷物の搬入等は夏休み中に行います。
そのため、学校によってはその度に「出勤して立ち会って下さい」と言う栄養士もいます。そういった場合には出勤して立ち会わなければいけません。
 
それとは関係なく、「週一で出勤して換気とかして下さいね」と、出勤を求めてくる栄養士もいます。
 
ですが出勤する場合であっても、全ての社員の出勤を求められるわけではなく、立ち会いにしても換気にしても、一人が出勤すればいいので出勤日はじゃんけんとかでローテーションで回しているようでした。
 
僕は運良く「いや、私が立ち会うので休んでいいですよ」と言ってくれる栄養士さんばかりだったので、僕は毎年夏休みはガッツリ休むことができました。
 
僕のこの経験による印象ですが、夏休みに「出勤して下さい」と言う栄養士は少ないと思われます。
 

3学期制と前期後期制の夏休みの日数の違い

 
地域によっては、夏休みの日数自体が少ない場合もあります。
 
 
僕は一度、東京都目黒区の小学校での勤務がありましたが、目黒区の場合には3学期制ではなく『前期後期制』を導入しています。
 
この前期後期制は3学期制と比べると夏休みは10日ほど短くなります。
 
当然そういう場合は学校のスケジュール通りに仕事をしなければいけないので前期後期制の小中学校勤務の調理員は休みが他と比べて少なくなってしまいますね。
 

夏休みの給料

 
さて、一番気になるのがこの夏休み期間の調理員の給料ですね。
 
 
僕の会社では、夏休み期間中の8月の給料だけ他の月と違いがありました。
 
簡単に言えばこうです。
 
  • 新人:約半額
  • サブチーフ(副責任者):約8割
  • チーフ(責任者):満額
 
この給料がほぼ丸々休みの8月も支給されます。新人でも半額は貰えます。
 
学校給食の給料は確かに低いんですが、夏休みの8月はほぼ丸々休んでいるので、12ヶ月の給料を足して11で割るという考え方もできます。
追加のボーナスみたいなものだと考えればお得感があるのではないでしょうか。
 
ただし、僕の会社の場合には、夏休みに自動的に有給休暇が消化される仕組みになっていました。
念のために自由に使える5日だけは有給を残しつつ、それ以外の有給日数は8月に自動消化される仕組みです。
 
これは違法ではなく、どこかちゃんとした国の機関に確認済みだと最初の採用の段階で説明を受けたので、違法ではないようです。
 
飲食店なんかだと有給休暇なんて使えなくてどんどん消えていく運命にあるので、考え方にもよりますが、個人的には良い仕組みだと思います。
 
 
給食会社は副業を認めている会社が多くあります。なので夏休み期間中は住み込みのリゾートバイトでも、海の家でも、海外旅行でも、好きに時間を使うことができます。
 

夏休みの給料は会社によって差がある

 
最初にも話しましたが、学校給食の夏休みが休みになるかどうかは、その会社の事業内容によります。
 
なので当然、夏休みの給料についても違いがあります。
 
 
夏休みに他の現場へヘルプに行く正社員の場合は夏休み期間の8月も当然他の月と同様に給料は支給されます。
 
しかし契約社員の場合は、僕の元同僚の話のように「給料無しで休むか、給料有りで他の現場へヘルプに行くか」を選ぶというスタイルの会社もあるため、この夏休みの8月の給料というのは、給食の仕事の場合は会社によって本当に差が出ます。
 
一番お得感があるのは僕の会社のような「学校給食事業のみ行っている」という会社でしょう。
 
 
「夏休みはガッツリ休みたいけど給料も欲しい!」という欲張りさんは、希望する会社のホームページで事業内容の確認をしてみてください。
 




学校給食調理員正社員の春休みと冬休み

 
ついでに、学校給料調理員の春休みと冬休みについても少し話しておきましょう。
 
 
これも僕の会社の場合ですが、春休みと冬休みの給料は変わりなく満額貰えます。出勤日も夏休みと大体変わりありません。
 
ですが、春休みだけは他の学校へのヘルプの要請が回ってくる可能性が非常に高いです。(なかなか断れません)
 
「他の学校も春休みは休みなのに何故?」と思われるでしょう。
 
 
民間の学校給食会社は学校から委託を受けて給食を作るわけですが、この新規に委託を受けるタイミングが4月の新学期からになります。ほぼ例外なくこのタイミングです。
 
なので、通常であればどの会社でも毎年このタイミングで何校か新たに現場が増えることになります。
 
以前のその学校の給食を作っていた会社がどのような施設の使い方をしていたかにもよりますが、酷く汚れている場合が多いです。
 
そのため、その新規の学校に配属される社員は春休み返上で準備をすることになります。僕も一度経験がありますが、春休みは一日もありませんでした。
 
そういうことから、既存の他の学校の社員にヘルプの要請が入ることになります。基本的にこれは断れません。
 
 
これは僕の考え方ですが、夏休みのヘルプの要請は僕は全て断っていました。それは、夏休みは「休み」という扱いで給料が減らされていたからです。
 
休み扱いですから、当然堂々と要請は断ることができるとの僕の考え方です。(勿論そんな断り方はせず「ちょっと、用事が···」とかいう断り方ですが)
 
それに比べて冬休みや春休みは普通に給料が出ているので、平日は当然仕事の日です。僕としては「休めればラッキー」的な考え方にしていました。
 
堂々と「その日は歯医者の予約があるので」とか言って本社の人間に断っていた調理員がいましたが、歯医者の予約で仕事を休むなんて通常考えられません。
 
その本社の人間は優しい人だったので「あ〜そうですか〜」と笑顔で対応していましたが、僕が本社の人間ならばガチ切れしていたでしょう。
 
 
そういうことで、冬休みと春休みのヘルプの要請は僕は断らないようにしていました。
 
ですがこれも休み期間の間の多くても2日とか3日とかなもので、休みが全部なくなるというものではありません。
 
ただ、新規立ち上げの学校に配属された社員は春休みはありません。それは覚悟しておかなくてはいけません。
 

小学校勤務と中学校勤務の休みの違い

 
夏休み、冬休み、春休み以外にも、学校給食という仕事は基本「給食提供が無い日は休み」になるので、土日祝日や、運動会などの振替休日も休みになります。(運動会に給食提供している学校の場合には運動会も出勤になります)
 
そして、中学校勤務の場合には更なる休みがあります。
 
それは、テスト期間中の休みです。
 
 
小学校にはありませんが、中学校にはテスト期間中は午前中で終了する学校が多いですよね。
 
その場合も給食提供が無いので休みになるわけです。
 
そのため、中学校勤務を希望する社員も多くいました。
 
 
しかし、他の学校では普通に仕事があるので、中学校勤務のテスト休みの社員には、他の人手が足りない学校へのヘルプの要請が入ることになります。
 
これも僕の考え方ですが、テスト休みも給料は他の小学校勤務の社員同様支給されるので、基本的にその要請は断れません。
 

学校給食で働こう!

 
学校給食の仕事内容についてもっと詳しく紹介している記事もありますので、この仕事に興味がある方はこちら↓も参考にしていただければと思います。
 
 
 
 
実際に「学校給食の仕事をしてみたい!」と考えている方は、学校給食会社の面接を受けて採用されるための方法をこちら↓の記事で経験・年齢別に解説していますので、是非参考にしてみてください
 
 
学校給食の仕事の夏休みの仕組みについて話してきましたが、学校給食という仕事はこの夏休み一つとってもややこしいルールが多く存在します。
 
それ以外にも、学校給食の仕事の内容は他の飲食店の仕事とは全く違うと言っていいほど、ちょっと特殊な仕事なんですね。
 
一例を上げますと、『学校給食の厳しい衛生管理基準。調理員の仕事の立場から解説します』の中でも話していますが、衛生管理については病院の手術室レベルとも言える衛生管理が求められます。
 
僕もそうだったんですが、就活の時には、その学校給食の仕事の中身がネットで検索してもよくわからなくて不安だったことをよく覚えています。
 
それに、学校給食の仕事は都道府県によって求人の傾向が結構違います。
 
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テルオ的まとめ

 
どうでしたでしょうか。学校給食の夏休みに関する疑問は解決したでしょうか?
 
いや、結局“会社による”ので、完全解決とまではいかないでしょう。
 
特に学校給食の夏休みに関しては、僕も1社しか経験が無いのでハッキリと断言できることは限られてきます。
 
ここまで読んでも不安がある場合には(不安が残る方が多いと思いますが)、実際に就活へ動き出す際には『就職shop』という就職相談サイトも活用してみてください。
 
 
学校給食という仕事に興味を持った方の参考になれば幸いです。
 
 
夏休み以外の学校給食の仕事の給料やボーナス、残業について、そして意外と知られていない学校給食の「男女間の賃金格差」についてはこちら↓の記事も参考にしてみてください。
 
 









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ABOUTこの記事をかいた人

ブロガー・ジブンディレクター。 福島県出身。東京で愛する女性に出逢い結婚。その後34歳で会社を辞めブログで独立しました。 月間20万人に読まれている当ブログ『ぼくのつまたん』&ダイエットブログ『もてもてあいしてる』運営中。「誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法」をお届けしています。 趣味は妻とフリマと搾取論。