おはようございます。元学校給食調理員のテルオ(@undoteruo)です。
僕が「いつかやってみたいなー」と思うものの中の一つに、
もちろん学校給食についてです。
大体の流れは頭の中にできてはいるんですが、
でもいつか書いてみたいですね。
諦めてはいません。
ではでは、今回は学校給食の献立について話していこうと思います。
実は学校給食について、一番言いたかったことがこれです!
学校給食で働いてみたい方はこちらの記事を参考に↓
学校給食の献立
小中学生の子供がいる方は学校から配られる給食の献立表を見てい
自分の子供の頃の給食と比べて、
その中には、
それは大体外国の料理か、地方の郷土料理だったりするわけです。
馴染みがないものは知りませんから。
そこで僕が言いたいことは
「馴染みがないものは食べる必要ないじゃん」
ということです。
東京の小学生が学校でなぜ沖縄の郷土料理を食べるんでしょうか。
郷土料理はその名の通り郷土料理なんですから、
沖縄の料理は沖縄に行って食べるべきなんです。
それに大人になれば東京でいくらでも沖縄の料理のお店なんてあり
なぜ東京に沖縄料理のお店を出すかと言えば、商売だからです。
テレビやなんかでブームになりつつある郷土料理のお店を東京に出
東京の小学校で子供に沖縄料理を出すことは商売なのでしょうか?
違いますよね。
じゃあ、なぜこんな献立を学校栄養士が作るのかというと、子供が喜んで食べるからです。
給食の残りが少なければ栄養士の評価は上がります。
そして、凝った献立を考えれば、
僕の職場の小学生でも、
東京にいながらにして全国各地世界各国の料理が食べられるという
一体それのどこが教育なのか
誰か僕に教えてください。
クリスマス給食
郷土料理は百歩譲ることにしましょう。
では、クリスマス給食って何ですか?
クリスマスってイエスキリストの誕生日ですよね。
日本の小学校という義務教育の現場で、
僕の職場の小学校でも、
学校以外では甘いものなど食べられないどこかの貧しい国の学校給
学校の給食が唯一の命綱のアフリカの給食ならばわかります。
でも日本の子供は、家帰ってケーキ食べますよね。
東京の小学生で、
クリスマスに家でケーキが食べられないとしても、
砂糖なんて食べて良いことなど何一つありませんから。
砂糖なんて麻薬と一緒で食べれば食べるほど「もっともっと」
学校でケーキ食べて、家に帰ってケーキ食べるんです。
家でケーキを食べられない数パーセントの子供たちの為に、
全く馬鹿げた話です。
一体、
誰か僕に教えてください。
「給食を通して全国各地世界各国の文化の理解を深める」
という答えでしょうか。
それではもう少し言わせてもらいましょう。
偽物の食育
タンドリーチキンもクリスマスケーキも千歩譲ることにしましょう
「給食を通して全国各地世界各国の文化の理解を深める」
と言うならば、
チョコレートの原料カカオの原産国、
と思いますがいかがでしょう。
教えてないですよね?絶対!
カカオ豆作るよりも、
ジャガイモとかトウモロコシとか作った方がはるかに毎日の食事の
なぜガーナ人はカカオ豆を作っているのか。
カカオ豆作ってさぞ儲かっていそうなのに、
君たちが食べているそのチョコレートは、
それ教育していますか?
絶対していないですよね
なぜしないんですか?
それ言ったら食べられなくなるからですよね
結局面倒なことは教えないんです。
教えられないなら教えられないでいいんですが、
ハロウィンとかクリスマスとかバレンタインなんて、
大人にバカにされているんです。
ケーキ食べさせりゃ喜ぶだろうと。
子供はそんなこと気づきませんから、せめて親は気付きましょう。
テルオ的まとめ
今の日本の教育は「子供のご機嫌とりに成り下がったな」と、
一番言いたかったことが言えてスッキリしました(笑)
現役調理員ではなかなか言えませんから。
学校給食は、日本人が昔から食べていた米、野菜、穀物、
子供に食べてもらうことが教育ではなく、食べさせることが教育だと思います。
大人になれば自分で好きな場所へ行き、自分で好きなものを食べ、
タンドリーチキンやケーキなんて、
知らない外人の誕生日を祝うよりも、
ジャガイモで
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