立川市食中毒事件の原因は「焼き海苔(刻み海苔)でノロウイルス」と断定!感染経路は未だ特定されず!

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こんにちは。元学校給食調理員のテルオ(@undoteruo)です。
 
 
東京都内では1978年以来39年ぶりとなる、被害者1098人という規模にまで発展した東京都立川市の集団食中毒事件。
 
24日にノロウイルスによる集団食中毒であると断定されましたが、元学校給食調理員の僕には腑に落ちない点が何点かあります。

2月28日追記→
16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
 
 
 
 
僕の結論としては、鶏肉のトマト煮の「鶏肉」によるサルモネラ食中毒でした。
 
見事外れたことになります。
 
 
24日のノロウイルスとの断定を踏まえて、再び原因メニューと感染経路について推理してみたいと思います。
 
 
このまま原因食品と感染経路が特定できないままうやむやに終わらせることなど、絶対に許されません!
 




これまでに分かっている東京都立川市の集団食中毒事件の内容

 
2月17日、東京都立川市の小学校7校で、学校給食による集団食中毒事件が発生。
 
被害のあった7校の給食を作っているのは、立川市の「学校給食共同調理場」(同市泉町)という給食センターで、17日のメニューは7校で同じメニューだった。
 
「鶏肉のトマト煮」「パセリポテト」「フルーツポンチ」が共同調理場で作られ、牛乳とミルクパンは外部業者から提供されたものを使用。
 
立川市教育委員会は、17日に提供された給食が原因と特定し、調査を進めていた。
 
2月24日に東京都はノロウイルスによる集団食中毒と断定。
 
現時点で患者は1098人となり、1000人以上の集団食中毒は都内では1978年以来39年ぶり
 
当初、給食を作った共同調理場は3月3日まで業務を自粛するということだったが、3月いっぱいの給食中止を決定。
 
また、調理従事者の便や食品からはノロウイルスが検出されておらず、都は引き続き原因を調査している。

2月28日追記→16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
 
 
2017年1月25日に発生した和歌山県御坊市の集団食中毒事件、2017年2月18日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件、2017年2月23日に東京都小平市で発生した集団食中毒事件。この3件全ての食中毒の原因は「同じ業者が製造している刻み海苔」であることが判明し、その業者の製造過程でノロウイルスが混入したことが原因であると判明しました。

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原因はノロウイルスと特定されたが・・・

 
複数の感染患者の便からノロウイルスが検出されたということで、ノロウイルスによる集団食中毒と断定されました。
 
しかし、調理従事者の便や食品からはノロウイルスは検出されていません。
 
これはいったいどういうことなのでしょう?
 
 
 
 
最初は僕もノロウイルスの可能性を疑っていましたが、結果として鶏肉のトマト煮の「鶏肉」によるサルモネラ食中毒と結論付けました。
 
 
その一番大きな理由として、立川市は17日の給食が原因であると結論付けていて、なおかつ当日17日の夕方から症状が出始めていたという情報がありました。
 
ノロウイルスの潜伏期間は24時間〜48時間なので、ノロウイルス食中毒では潜伏期間が短すぎると思い、潜伏期間の短いサルモネラによる食中毒と結論付けたわけです。
 
 
そもそも、教育委員会はなぜ17日の給食によるものだと早々に特定したのかという疑問があります。

2月28日追記→
16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
疑問通り、やはり16日提供の給食が原因でした。

 

 
そして、外部の業者による牛乳とミルクパンを原因メニューから早々に外して、学校給食共同調理場のメニューだと特定したことも疑問に感じます
 
 

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感染経路 原因メニュー 考えられる可能性は?

 
17日の給食→16日の給食が原因と判明
ノロウイルス
 
 
これらの2つの情報が間違いないのだとすれば、考えられる可能性は1つしかありません。
 
牛乳とミルクパンの可能性
 
 

牛乳とミルクパンが原因の可能性

 
調理従事者の便や食品からはノロウイルスが検出されていない。
 
 
原因の給食を作っていた立川市の学校給食共同調理場の職員が同じ給食を食べていたのかどうかは、情報がないので分かりませんが、どちらにしろ、調理従事者の便と、冷凍保存されている17日の食品からはノロウイルスが検出されなかったということが発表されているので、この学校給食共同調理場が原因ではない可能性が高くなってきました。
 
とすると、外部の業者が直接学校へ配送している牛乳ミルクパンが原因と考えるのが一般的な推理でしょう。
 
 
そこで疑問が生まれます。
 
なぜ立川市教育委員会は、早々に牛乳とミルクパンの可能性を排除したのか。
 
 
まさかとは思いますが、牛乳とミルクパンの検査はこれから・・・なんてことはありませんよね!?
 
 
もしそうなら、大失態にも程があります。
 

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16日のメニューが原因の可能性は!?

 
もう教育委員会の発表は当てにはできません。
 
 
17日の給食、そして牛乳、ミルクパンからもノロウイルスが検出されなかったとすると、そもそも17日の給食が原因との前提も怪しくなります。
 
原因がノロウイルスで、17の夕方には既に症状が出てきているとなると、16日の給食が原因の可能性もあるのではないでしょうか。

個人的にはこの可能性が一番高いと感じます。

 
ノロウイルスは特定されているので、16日の給食であれば潜伏期間的にも合致します。
 
 
何度も言いますが、そもそもなぜ教育委員会は、17日の給食が原因であると早々に断定したのでしょうか?
 
ノロウイルスが原因と特定された今、そこが一番の疑問点です。

2月28日追記→
16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
疑問通り、やはり16日提供の給食が原因でした。
 

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ノロウイルス食中毒を防ぐためには

 
ノロウイルスだけには限りませんが、食中毒感染を防ぐためには、手洗い、消毒、温度管理の3つが非常に重要です。
 
 

ノロウイルス食中毒予防【手洗い】

 
手洗いが不十分になりやすい部位を意識してしっかり洗いましょう
 
指先、指の間、爪の間、親指の周り、手のしわ、手首など石鹸でしっかりこすり洗いし、水でよく流してください。
 
水道の蛇口は手洗い前に触れる場所なので、蛇口も一緒に洗うか、ペーパータオルなどを使って洗った手で蛇口を触らないようにすることも大切です。
 
 
ノロウイルスは人間の便から多く排出され、更に感染後は長ければ1ヶ月もの間ウイルスを排出し続けるため、トイレの使用方法と、使用時の手洗いが重要です。
 
 
ノロウイルスを持ち歩かないためのトイレの使い方を詳しく説明しています。↓

和歌山集団食中毒事件で「磯和え」が原因メニューと特定!ノロ感染経路はトイレ後の手洗い不足か!?

2017.02.02
 

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ノロウイルス食中毒予防【消毒】

 
ノロウイルスはアルコール消毒では十分な効果がきたいできないため、次亜塩素酸Naによる消毒が効果的です。
 
直接手で触れる場所はウイルスに汚染されている可能性があります
また、子供は玩具などを直接口にしてしまう場合が多いので、二次感染を防ぐために消毒が重要です。
 
手で触れる場所は定期的に0.02%の次亜塩素酸Naに浸した布で拭く。
 
ノロウイルス感染が疑われる人が周りにいた場合、汚染されやすいトイレやその周辺を中心に消毒の頻度を増やす。
 
次亜塩素酸Naは金属を腐食させるため、金属部分の消毒後は10程度たったら水拭きをする。
塩素ガス発生の可能性があるので、使用時は十分に換気をする。
 
調理器具や子供の玩具を次亜塩素酸Naで消毒する場合は、「食品添加物」と記載の塩素系漂白剤を使用する。
 
ノロウイルスはアルコール消毒では十分な効果が期待できないため、必ず塩素消毒を用いる。
 
 
0.02%次亜塩素酸Na希釈液の作り方
 
原液の濃度が6%の場合には300倍に薄める。
(原液10mlを水3リットルの水で薄める)
 
 
 

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ノロウイルス食中毒予防【温度管理】

 
ノロウイルスは食事を介して口から感染する為、調理の際には温度管理に気をつけましょう。
 
ノロウイルスの場合には中心温度が90度以上で90秒以上の加熱」でウイルスが死滅します。
 
例えばハンバーグやコロッケなどを計る場合は、中心部の一番厚みのある部分を計ります。
 
 
ノロウイルスやO-157食中毒に効果的な温度管理を詳しく説明しています。↓

元学校給食調理員がノロウイルスとO-157の予防方法を教えるよ!対策対応の参考に!

2016.11.02
 




立川市集団食中毒まとめ

 
教育委員会はなぜ17日の給食によるものだと早々に特定したのか
 
外部の業者による牛乳とミルクパンを原因メニューから早々に外して、学校給食共同調理場のメニューだと特定したのはなぜなのか。
 
 
この2点がどうしても腑に落ちません。
 
 
原因メニューとその感染経路の特定の発表を待って、僕ももう一度勉強してみようと思います。

2月28日追記→
16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
 
このまま原因食品と感染経路が特定できないままうやむやに終わらせることなど、絶対に許されません!
 

2月28日追記 原因は焼き海苔(刻み海苔)によるノロウイルスと判明!

2017年1月25日に発生した和歌山県御坊市の集団食中毒事件、2017年2月18日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件、2017年2月23日に東京都小平市で発生した集団食中毒事件。この3件全ての食中毒の原因は「同じ業者が製造している刻み海苔」であることが判明し、その業者の製造過程でノロウイルスが混入したことが原因であると判明しました。
 

16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
疑問通り、やはり16日提供の給食が原因でした。

こうなってくるといよいよ、教育委員会はなぜ17日の給食によるものだと早々に特定したのかということが問題になってきます。

集団食中毒が発生した場合、この時期真っ先に疑うのはノロウイルスです。

17日の夕方から症状が出始めたことを考えると、16日の給食を疑うのが常識です。

最初から16日の給食を疑っていれば、ここまで原因特定に時間がかかることはなかったのではないでしょうか。

これは教育委員会の失態と言わざるを得ません。









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ブロガー/食育·飲食店·働き方評論家/食品衛生コンサルタント。 福島県出身。東京で愛する女性に出逢い結婚。その後34歳で会社を辞めブログで独立しました。 月間20万人に読まれている当ブログ『ぼくのつまたん』&ダイエットブログ『もてもてあいしてる』運営中。「誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法」をお届けしています。 趣味は妻とフリマと搾取論。