うつ病や適応障害は3つの【逃げ道】で将来の絶望を軽減できる

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こんにちは。適応障害になり自分の将来に絶望しかなかったあの頃がなつかしい雲藤テルオです。
 
でもそれがなければこのブロクも存在していないので、今思えばあのときの絶望に感謝しています ( ・ิω・ิ)v
 
 
でも、自分の将来に絶望なんて感じないに越したことはありません。
 
 
具体的に、あのときの僕はどんなことに絶望していたのかというと、
 
たとえ今回うまく乗り切れたとしても、今後の自分の人生につきまとうであろう「人間関係」への不安。
 
会社は辞めたいけれど、辞めた後の「お金」の不安。
 
「どんな仕事が自分に向いてるんだろう…」という「労働」への不安。
 
人間関係の不安については、僕が仕事を辞めてから学んだ人間関係改善の方法仕事の人間関係を改善し【適応障害を回避する】4つの方法)で話しているように、
 
 
.自分は他人からどう見られがちなのかを知る
.無駄に頑張ることをやめる
.人間関係を適切に整理する
.万が一のために逃げ道を確保しておく
 
 
これで仕事の人間関係の不安はだいぶ減らすことができますが、今回はこの4番目の将来の絶望を軽減するための「逃げ道」についてもう少し具体的にお伝えします。
 
 
 
自分の将来への絶望は逃げ道を複数確保しておくことで軽減することができます。
 
その理由は、消火器や非常口や火災保険といった「いざ!」というときの備えがあるからこそ人は安心して生活できるのと同じように、「いざ!」というときのための逃げ道を多く確保しておくことで安心して働くことのができるからです。
 
 
● 人間関係の辛さを他へ逃す方法
● 万が一適応障害になってしまったときの逃げ方
● 逃げた後の生活費の確保
 
 
こういった「逃げ道」をたくさん持っていれば、そもそも適応障害になる可能性が低くなります。
 
 
 
人によって逃げ道はあればあるだけいいですが、今回は誰にでも当てはまる一番重要な3つの逃げ道を紹介します。
 
働きながらできる3つの【逃げ道】の確保
 
  1. 退職後に2年以上国から給付金を貰う(逃げやすくするお金の知識)
  2. 趣味や夢に逃げる(頑張りを他へ向ける)
  3. 副業で逃げ切る(退職後の継続収入)
 
僕の適応障害の経験上、将来の絶望を軽減する逃げ道としてとくに重要なのがこの3点なので、これらについて解説します。
 
 

うつ病や適応障害による将来の絶望を軽減する【3つの逃げ道】

1.万一のためのお金の知識

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僕の経験上、すでに悪化した人間関係を改善し克服するのは不可能なので(【5年再発なし】僕が適応障害を克服した方法→誰でも真似できます)で話しているように、仕事の人間関係が原因で適応障害になった場合にはすぐ逃げる(会社を辞める)」のが長い目で見て最善の方法です。
 
 
 
その「逃げる」場合に、最初にして最大の壁がお金の問題ですよね。
 
まずは「いざ!」というときのお金の問題を克服し、いつでも逃げられるよう逃げ道を確保しておきましょう。
 
 
 
うつ病や適応障害で会社を辞める場合には、ただ転職すればいいというわけじゃなく「今すぐ逃げたい」わけなので、呑気に転職活動をしている時間も心にも余裕がありません。
 
でも今すぐ仕事を辞めたら収入がないので、ある程度の貯金でもなければ実際その後の生活ができません。なので人は、適応障害やうつ病になっても病院でもらった薬を飲んで頑張って〝自分の精神を麻痺させて〟無理して会社に居続けようとします。
 
でも本当はみんな「この仕事は辞めた方がいい…」「逃げた方がいい…」と、知っているはずです。
 
お金さえあればそれができます。
 
 
 
そこで知っておきたいお金の知識が社会保険給付金という国の制度です。
 
 
 
社会保険給付金とは、仕事を辞めた後にもらえる失業保険は通常3ヶ月程度ですが、傷病手当と失業保険を組み合わせて退職後に最大で28ヶ月間給付金がもらえるというものです。
 
病院で適応障害と診断された方はもらえる可能性が非常に高い給付金なので、このお金の知識があれば「いざ!」というときに〝お金の壁〟がなくなります。
 
 
社会保険給付金の申請手続きはちょっと面倒ですが自分で手続きすることも可能です。なので、今すぐじゃなく今後のために知っておきたいという方は失業保険を28ヶ月もらう方法。頑張れば自分でも手続き可能です。)も参考に知識を身につけておきましょう。
 
 
1.万一のためのお金の知識
まずはお金の知識を身につけて「いざ!」というときのために備えておこう!
 
 
それとついでに必要な方は、最安1万円で使える退職代行サービスや、社会復帰を実質無料で支援してくれる社会復帰支援サービスなど、使う使わないはべつにしてもこういう情報を知っておくのも逃げ道の幅が広がります。
 

2.趣味や夢に逃げる

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「夢」ってのはだいたい、人生の中であきらめるものと相場は決まっています。
 
ほとんどの人がある程度の年齢がきたら夢をあきらめ就職へと〝逃げる〟わけですが、辛い仕事から逃してくれるのもまた「趣味」や「夢」だったりします。
 
 
 
適応障害になりやすい人というのは、真面目で一生懸命で完璧主義な頑張り屋さんに多いものです。
 
それはなぜなのかというと、自分の能力では解決できないような大きな理想を掲げ頑張り続けてしまうので精神的にキツくなるからです。そして、その高い理想が人間関係に及んだときについに精神がやられてしまい、適応障害を発症してしまう。
 
なのでそういう人は、無駄に仕事を頑張らないことが大切です。
 
 
 
とはいえ、頑張り屋さんの人に「頑張るな」とアドバイスしたからといって「はいわかりました」とはなりませんよね。頑張り屋さんは気付いたら頑張っちゃってます。呼吸をするように頑張り続けます。
 
なので、あなたのその素晴らしい頑張り屋の性格を趣味や夢に逃がすことができれば、心はだいぶ楽になります。
 
 
 
つまり、仕事以外に頑張るべき場所があれば、仕事で無駄に頑張る意味がなくなり、仕事で適応障害になる可能性を激減させることができます。
 
 
 
僕の場合には「フリーマーケット」という趣味に逃げていました。フリマで物を安く仕入れそれを転売しお金を稼ぐ、という趣味(ビジネス)です。
 
仕事が休みの日曜日にフリマへ出かけて仕入れを行い、平日は家で出品や配送の作業があるので、それを早く帰って行いたいので会社で無駄に頑張ることが減りました。
 
あと、これはとりかかる前に適応障害になってしまったので当時は実際に手を出すところまでいきませんでしたが、「小説を書いてみようかな」というのもありました。
 
 
 
僕の場合はそういった趣味に逃げていましたが、絵が好きな人は絵を描いてみたり、音楽が好きな人は音楽を作ってみたり、そういった仕事以外に頑張る場所をみつけて逃げ道をつくっておくと将来の絶望がかなり和らぎます
 
 
2.趣味や夢に逃げる
「趣味」や「夢」といった仕事以外に頑張る場所をみつけ適応障害になる確率を下げよう!
 
 
しかし、そんな趣味に逃げていた僕でしたが会社で適応障害になってしまいました。なので人によっては「趣味」や「夢」だけでは完璧な逃げ道とは言えません。
 
ですが、今現在の僕の状態ならば、もしこれから就職したとしても適応障害にはなりません。
 
それはなぜかというと、僕はもうすでに副業で逃げ切っているからです。
 

3.副業で逃げ切る

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「頑張り屋さん」の程度の軽い人ならば趣味や夢で逃げ切ることが可能かと思いますが、僕のような重度の完璧主義者ではそれだけで逃げ切るのは実際、難しかったです。
 
そういう僕と同じような性格の人は、趣味や夢のその先を見据えた行動で逃げ切ることができます。
 
 
 
それが副業で逃げ切るという方法です。
 
 
 
僕の場合はそれがこのブログでした。
 
べつに得意ではないんですが僕は元々文章を書くのが好きなので、このブログを始める前にもべつなところでブログを趣味で書いていたりしました。
 
その好きな「書く」という趣味を仕事にしようと思い、このブログで収益化をすることを思いつきました。
 
 
 
この僕のブログは適応障害になってしまい仕事を辞めようと思ったときに考えて考えてたどり着いたものでしたが、このブログが適応障害になる前の会社員時代に副業として始めることができていたとしたら、もしかしたら適応障害は回避できていたのではないかと思います。
 
転売もやり方によっては大きく稼ぐことも可能だし、絵を描くのが好きな人は今ならばネットを使って販売してみることもできるし、楽器が扱える人ならばレッスン教室などで教えることもできますよね。
 
 
 
つまり、趣味や夢のその先で「副業」として、もし仕事を辞めても食っていけるだけの収入を得る仕組みをつくることができれば、逃げ切ることが可能です。
 
 
 
これは万が一仕事から「逃げよう!」と思った際のお金の知識と同じように、会社を辞めても食っていけるだけの収入を持っておくことで、万が一のことがあっても無駄に頑張らずに逃げやすくするためのものです。
 
趣味や夢というのは適応障害の発症リスクは下げられますが、実際に発症してしまった場合には効果はありません。
 
趣味や夢のその先で「副業」としてお金を稼ぐ方法を持っておくことで適応障害の発症リスクはさらに下がり、もし発症してしまったとしても会社に嫌々しがみつく必要もなくなるので将来の絶望は格段に減らすことができます。
 
 
3.副業で逃げ切る
「副業」で会社を辞めても食っていける状態を目指そう!
 
 
副業が禁止されている会社もまだまだ多いかもしれませんが、副業が会社に【バレる3つの原因 & バレない2つの方法】)で解説しているように、会社にバレずに副業をすることもできます。
 
 
また、「自分にはそんなに好きで得意な趣味も夢もない…」という方も多いかもしれませんが、そういう方はサラリーマンは副業しないと損します。「月5万」おすすめ副業8選)でなにか「これならできそう!」という副業のヒントをみつけてみてください。
 

まとめ

 
今回話してきた自分の将来への絶望を軽減するための3つの「逃げ道」をまとめるとこんな感じです。
 
3つの【逃げ道】まとめ
 
  1. 「お金」の逃げ道を用意にしておくことで「いざ!」というときに逃げやすくなり適応障害発症のリスクを減らすことができる。
    関連記事【社会保険給付金】とは?退職後最大28ヶ月間給付金を受給する方法
     
  2. 「趣味」や「夢」の逃げ道を用意しておくことで、会社では報われない「頑張り」を他へ逃がすことができ人間関係も楽になる。
     
  3. 本業以外の「副業」で収益化の仕組みをつくることができれば、無理をして会社に留まり続ける必要がなくなるので適応障害から逃げ切れる。
    関連記事サラリーマンは副業しないと損します。「月5万」おすすめ副業8選
 
このように、自分の将来への絶望は逃げ道を複数確保しておくことで軽減することができます。
 
 
適応障害になる前は僕もそんなことを考えることはできませんでしたが、適応障害を克服し落ち着いた今考えてみると、こういう「逃げ道」がけっこう有効な方法だとわかりました。
 
 
生きる上で一番の「損」が自分を嫌いになることです。自分を嫌いになってしまうと絶望しかありません。それが何よりも「損」です。
 
 
逃げ道をたくさん確保し将来の絶望から逃げ切ろう!(๑•̀ㅂ•́)و✧
 
 

 
 
 
 
 
 

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