こんにちは。 男女かかわらず好きな人間とは積極的に関わっていこうと思ってい る今日この頃。雲藤テルオです。
裏を返せば、 好きではない人間とはできるだけ関わりを持たないようにしていま す。
といっても、 関わりたくないと思っている人間に僕はなぜか好かれてしまうこと がよくあるので、、そこはまだまだ研究中です(笑)。
僕は(【5年再発なし】僕が適応障害を克服した方法→ 誰でも真似できます)で話しているように、「逃げる」 という方法で適応障害を克服しました。いまのところ約5年間再発していません。 今後も僕はたぶん再発しないでしょう。
僕の場合の「逃げる」というのを少し具体的に話すと、 会社の上司との人間関係にトラブルがおきたのでその上司からまず 逃げた(異動した)んですが、 その噂が尾びれをつけて広がってしまい会社そのものが嫌いになり 精神的にやられたので、退職しました。
そしたら2〜3ヶ月くらいで適応障害はわりとすぐに治りました。
適応障害は原因から逃げるのが一番の解決方法です。
そんな経験をした僕なのでとりあえず最初に言っておきますが、 もし人間関係により適応障害になってしまった場合には、今ある悪い人間関係を改善し克服することは不可能なので、 今の仕事はすぐ辞めるのが長い目で見た場合に最善の方法だと思っています。
今回話したいのは、
メンタルが弱めで「いつか精神やられそう…」と今の会社で不安に思っている人。
適応障害で一度会社を辞めたが「 また適応障害にならないか心配…」と、 次の職場でも不安に思いながら働いている人。
こういう、適応障害に「なりそう」や「また繰り返しそう」 という人のための仕事の人間関係を整理し適応障害を回避する方法をお伝えします。
そして、 万が一適応障害になってしまったときを想定し準備しておくことも 適応障害を回避するには精神的にも良い方法なので、 ついでに話している「逃げ道」の確保についての話も参考にしてみてください。
もくじ
適応障害を克服するには自分が変わるしかない
ちょっと厳しい話に聞こえるかもしれませんが、 本当の意味で適応障害を克服するには自分が変わるしかありません。
といってもそんなに難しい話じゃないので大丈夫です (ノ´∀`*)
適応障害を回避するには、例えがよくないかもですが、 そのままの顔で一生逃げ続けるのは不可能な全国指名手配犯のソレ と一緒です。
どこへ逃げても顔バレしてるので誰かが気付いて通報されたら終わ り。また逃げなきゃいけません。
指名手配で追われていても生活しなきゃいけないのでお金が必要で す。仕事をしてお金を稼がなきゃ生きていけませ ん。
じゃ、そんな人が働いてお金を稼ぐにはどうすればいいのか。
・髪型を変える
・髭を生やす
・整形する
・名前を変える
・話し方を変える
・カンの鋭い人間には近付かないようにする
指名手配犯は(たぶん)こんな感じで工夫して自分を変えようとしますよね。
適応障害もこれと同じように、他人を自分にとって最適な人間に変えることは不可能です。 この先も適応障害にならないようにする(逃げ切る)には、 他人任せではなく自分を変えるしかありません。
そして万が一顔バレして通報されたらすぐに逃げられるよう準備を整えておくことも安心材料の一つとなり、 心に余裕をもって生活することができます。
適応障害やうつ病になりやすい人は真面目で一生懸命に仕事に取り組む人に多いですが、 その真面目さを人間関係の改善に使おうとすると自分の精神状態はより悪化します。
それはなぜかというと、 すでに悪い関係になっているものを改善するには自分をだまし相手に合わせることが必要だからです。 真面目な人は精神が持ちません。
自分をだましても平気でいられるのは強メンタルの人だけが使うこ とのできる特殊技能です。
「適応障害になったら会社はすぐ辞める(逃げる) のが最善」と僕が考えているのは、それが理由です。
なので、「このままだと精神やられそう…」とか「 次の職場ではどう人間関係をつくっていけばいいかな…」 と悩んでいる方へ適応障害を回避する方法をお伝えします。
仕事の人間関係を改善し【適応障害を回避する】4つの方法
人間関係を改善するために「頑張って耐える」とか「 相手に合わせる」というのは無駄なだけじゃなく、 悪くすると適応障害発症のリスクや再発リスクが高くなります。
適応障害を回避するためにあなたがやるべき人間関係改善( 自分を変える)の方法は次の4つです。
適応障害を回避する人間関係改善の方法
- 自分は他人からどう見られがちなのかを知る。
- 無駄に頑張ることをやめる。
- 人間関係を適切に整理する。
- 万が一のために逃げ道を確保しておく。
それでは詳しく解説します。
1.自分は他人からどう見られがちなのかを知る
適応障害になりやすい、 真面目で完璧主義で心配性で人見知りのような人は他人の目をすごく気にしながら生きています。
自分が他人からどう見られているのかを常に気にしているのが、 適応障害になりやすい人の特徴でもあります。
なので、この「自分は他人からどう見られがちなのかを知る」 というのは、とくに「将来自分が適応障害になる」 とまでは認識していない人に対して、 早めに知っておいてもらいたいことです。
つまりメンタルが弱めの人のことで、 この先の人間関係によっては精神がやられちゃう可能性のある人のことです。( メンタル強めの人は他人の目を気にする必要はとくにありません)
自分は他人からどう見られがちなのかを知るというのは言い換えれ ば「自分を知る」ということです。
気にし過ぎはよくありませんが、適応障害を発症しないため、 そして克服するためにはまずは「自分を知る」 ことがとても重要です。
自分を知らないと無意識に他人の地雷を踏みまくっちゃい攻撃対象 になってしまったり、事後にうまく〝正解〟 を導き出すこともできません。
自分は他人からどう見られがちなのかを知る上で、そして〝 他人に自分をどう見せたいのか〟を考える上でも役立つと思うので、 ぜひこちらも参考にしてみてください。
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2.無駄に頑張ることをやめる
適応障害の発症は、最終的には人間関係の悪化が決め手となって発症する場合がほとんどだとおもいます。 データは調べてないので言い切れませんが少なくとも僕はそうでし た。
その人間関係悪化の元を辿れば、あなたの仕事に対する「 真面目さ」「一生懸命さ」「理想の高さ」といった性格に行き着きます。
真面目で一生懸命でさらに理想が高いというあなたの〝 厄介で素晴らしい性格〟は、残念ながら会社で報われることはありません。
なぜなら、 厄介で素晴らしい性格でも損をせずに適応障害にもならずに会社で 報われるためには、
● 真面目で超有能な人がトップの職場
● 真面目な人が複数人いる職場
● あなた自身が真面目で超優秀
こういった条件が必要です。 ドラゴンボールを7つ集めるくらい可能性は非常に低い話です。(いやそれよりは高いか ^_^; )
つまり、可能性が非常に低いものは「無理」 と思っておいたほうが合理的です。
なので、これからも適応障害を発症しないためには会社で無駄に頑張ることをやめてください。
とはいえ、頑張り屋さんの人に「頑張るな」 と言ったからといって「はいそうですか」 とはなかなかなりませんよね。
そこで、こう考えてみてください。
あなたは今まで会社で「得」をしようと頑張ってきました。 これからは会社で「損」をしないよう頑張ってみてください。
手堅く損を潰していき精神的な安定を優先に考えよう、 ということです。
この無駄な頑張りで会社で損をしない方法について詳しくはこちらも参考に考えてみてください。
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3.人間関係を適切に整理する
適応障害になりやすい人にとって会社で働くことの一番のデメリッ トは「人を選べない」ことです。会社が決めた人間と強制的に一緒に働かなくてはいけません。
最初に〈 適応障害になりやすい人は自分が他人からどう見られているのかを 常に気にして生きている〉と話しましたが、 逆にこれが行き過ぎるとめっちゃ疲れます。僕もそうでした。
疲れる理由はこうです。
Aさん..Bさん..Cさん..と、「みんなに合わせなきゃいけない」と考えています。
作業が遅い人を嫌うAさんの前では、 他は雑でもとにかく手が早い自分を見せなきゃいけない。
Dさんを嫌っているBさんの前では、 同じくDさんに批判的ですという自分を演じなきゃいけない。
無口で怒りっぽいのに説明が下手なCさんの前では、 疑問があっても聞いちゃいけない。
つまり、 自分が他人からどう見られているのかを常に気にして生きている人 は、
● 人から嫌われてはいけない。
● みんなから「いい人」「できる人」と思われなきゃいけない。
と、そう考えがちです。
最初にも話したように、 自分をだまし相手に合わせていると真面目な人は精神が持たないの で、人間関係を適切に整理し相手に合わせることをやめてください。
自分が相手に合わせるのではなく、 相手に合わせてもらうのでもなく、合う人間同士が関係を結ぶことができればみんながハッピーです。
その人間関係を適切に整理するためにおすすめな方法がマイルールです。
例えば「他人の悪口を言わない」 というマイルールを作ってしまえば、 悪口好きのBさんは悪口にノッてこないノリの悪く面白くないあな たには他人の悪口を言ってこなくなります。
そうするとあなたはBさんから嫌われます。
もしあなたが無理してBさんに合わせて悪口を言っていた場合でも 、結局遅かれ早かれたぶんあなたはBさんに嫌われます。 世の中のBさんタイプはだいたいそういう人です。
そうしたとき「オレの何がいけなかったんだろう?…」 となり混乱しますよね。そんな答えのわからない人間関係を改善するために手探りで頑張るのはす ごく疲れます。
一方で「他人の悪口を言わない」 と決めてBさんに嫌われた場合には嫌われる理由は明確です。 あなたが「他人の悪口を言わないから」ですよね。
そうすると、あなたは手探りで答えを探している迷い人ではなく、 嫌われる理由も人間関係を整理するという目的も明確なので、 マイルールを一生懸命頑張ることでその人に「嫌われている」 というストレスはある程度逃がすことができます。
自分が周りからどう見られがちなのかを知った上で、周りに「 どう見せたいのか」という自分を自分で作り上げる。
マイルールによって「悪口言わない」という、ある意味で〝主張〟 をすることで、合わない人間を遠ざけ合う人間だけが近付いてくることになり、 相手に合わせる必要がなくなるので生きるのが楽になります。
これが「人間関係を適切に整理する」という、 適応障害を回避する一番の方法です。
とはいえ、会社で一番人間関係を整理しにくい相手が上司です。 いくら整理してもあなたはその上司の部下のままです。
真面目なあなたに嫌われるようなそんな上司はだいたいバカなので ヽ( ´∀`)Γ うまく〝頑張ってるアピール〟を使えばなんとかなったりします (^_-)و✧
もしあなたが使えそうなものがあれば取り入れてみてください。
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4.万が一のために逃げ道を確保しておく
いくら適応障害を回避するための対策を行っていたとしても、 それを上回るヤバい人間や会社もこの世にはたくさんあります。
そういった場合には「すぐに逃げる」ことをおすすめします。
すぐに「逃げよう!」と決断しやすくするためには、普段から逃げ道を複数確保しておくことがけっこう重要だったりします。
万が一の場合を想定して非常口や消火器を設置し避難訓練をして避 難の手順を知っているからこそ、安心して働けるものです。
火事になって早く逃げなきゃいけないときに呑気に「火事 逃げ方」なんてググってる暇はありませんよね。
事前に「逃げ道」 を知っていれば助かる確率は格段に上がります。
ここで言う「逃げ道」というのは、いざ「逃げよう」 と思ったときに逃げやすくするための「お金」の問題と、 会社で無駄に頑張ってしまうその自分の頑張りを「他へ向ける( 他へ逃がす)」ということと、逃げた後の「継続収入」という3つの意味です。
この「いざというときの逃げ道」 は適応障害を回避するためにも有効です。
詳しい内容は(うつ病や適応障害は3つの【逃げ道】 で将来の絶望を軽減できる)で話していますが、 適応障害を回避するための「逃げ道」は大きくこの3点です。
働きながら逃げ道を確保しておく
- 退職後に2年以上国から給付金を貰う(
逃げやすくするお金の知識) - 趣味や夢に逃げる(頑張りを他へ向ける)
- 副業で逃げ切る(退職後の継続収入)
今の会社で働きながら、 いざというときのためにこういう逃げ道を確保しておく。自分の将来への絶望は逃げ道を複数確保しておくことでだいぶ和ら げることができます。
これについては話すとちょっと長くなるので、 もっと詳しい内容はこちらをぜひ参考にしてみてください。
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