僕が仕事を辞めて初めて知った3つの大切なことを「助けて」と言えないあなたに教えます

shigotoyameru
 
こんばんは。妻大好き人見知りブロガーのテルオ(@undoteruo)です。
 
 
僕は今、会社を辞めてプロブロガーになるために毎日のほとんどの時間をブログのために使っていますが、土曜日だけはバイトのために新宿へ通っています。
ちなみに、会社を辞める最終的な決め手は適応障害になったことです。
 
テルオは土曜日だけ電車の具となる。
 
 
平日の具だくさん電車に比べたら土曜日の具なんて大したことはないでしょう。
とはいっても、僕の前職の学校給食調理員の仕事は6時半出勤だったので早朝の電車の具はスカスカでしたが。
 
 
こうして電車の具になることを止めてみて、いろいろと知ったことがあります。
 
 
自分の人生って一体何なのか
自分は一体何のために働いているのか
仕事を辞めたい行きたくない
 
そんな方達に是非読んでもらいたい僕が仕事を辞めてみて初めて知った思考停止、虚しさ、恐怖の3つについての話をしていきます。
 




 

考えているようで実は大事なことは何も考えていなかったと知った
【思考停止】

 
僕は仕事を辞めて毎日自分と向き合うことになりました。
 
自分の長所は何なのか
自分の短所は
短所は武器になるのか
自分は一体どんな人間なのか
自分は誰のために役立てるのか
そもそも役立つようなことを発信できる人間なのか
人間は一体何のために生きているのか
 
 
僕はブログのネタを考えながら毎日自分と向き合っています。
 
会社で働いていた時にはなかったことです。
いや、僕の人生の34年間なかったことです。
 
 
勿論履歴書を書く時は長所と短所は考えますし、自分は人の役に立っているのかとぼんやりとは考えたりします。
 
でもこんなに毎日自分に向き合ったことはありませんでした。
 
 
会社で働いている時に考えることは全て会社中心の考えです。極端な話、仕事のことしか考えていなかったとさえ言えます。
長所と短所にしたって、会社に採用してほしくて良いように捏造した代物ですし。
 
 
会社で働きながら自分と向き合うことのできる人間なんているんでしょうか。
 
会社の訳のわからない指示にガッツで応え、無意味な人間関係に疲れはて、他人にどう思われているかを常に意識する。
 
 
僕は仕事を辞めて初めて、 “自分のために” 自分と向き合うことができました。
 
 

目的地もないままガソリンを買うための労働の虚しさを知った
虚しさ】

 
人間、目的地があるから、その手段として働くわけです。
 
 
仕事は生活の手段に過ぎません。
目的地へ行くためにガソリンが必要で、ガソリンを買うためにはお金が必要で、お金を得るために仕事をする。
 
これが仕事をする理由です。
 
 
でもいつしか、ガソリンを買うのが目的になってしまっている。
 
ガソリンを買うことが目的となった人間の行き着く先は、
麻痺して一生ガソリンコレクターになるか
その無意味さに気付いて道を外れるか
このどちらかです。
 
 
気付かずに一生終えられるならばまだ幸せなのかもしれませんが、途中で気付いてしまった人間は道を外れるしかないわけです。というか、ほっといても勝手に外れます。ガラガラガッシャン。
 
 
僕みたいに道を外れて目的地を探そうとできればいいですが、ガソリンを買う以外の目的が見つからない人間は天国という場所へ離脱することになります。
 
 
本当にもったいないし、本当に残念なことです。
 
 
 
勿論、学生の間に目的地が見つかる人なんてそうはいません。
とりあえずガソリンを買うお金を得てガソリンを貯めながら目的地を探すために就職するわけです。
 
ですが日本人は、学生のうちからガソリンを買うことを目的とした就職を考えている人が大勢います。
 
 
はっきり言って、これでは生きる意味がありません。
 
 
生きる意味がない
ということに気付かずに一生終えられればまだ幸せなのかもしれませんが、学生の段階からガソリンを買うことを目的としてきた人間がその無意味さに気付いてしまうと、選べる道はそう多くはありません。
天国ということになります。
 
 
本当にもったいないし、本当に残念なことです。
 
 
 
僕は今でも週1日企業の末端に属していると言いましたが、そこの社員達はガソリン購入目的の人間ばかりだと感じます。
 
「忙しい」を理由にして思考を停止している人間。
 
 
自分も同じ社員ならば気付けませんでした。たぶん。
その会社の忙しさから解放されたからこそ、そういう人間に気付くことができたんです。
 
 
僕には、気付けとも気付くなとも言うことができません。
気付いてしまったら不幸な結果が待っているかもしれませんから。
 
 

「会社に就職しないものは悪」との考え方が当たり前にはびこっている現実をあらためて知った
恐怖】

 
僕は会社を辞めてブロガーになろうと決めたわけですが、会社を辞める際に妻に1つ条件を出されました。
 
6ヶ月は自由に使っていいけど、6ヶ月でモノにならなければ就職すること。
 
 
僕も勿論そのつもりで頑張っているわけですが、6ヶ月で結果が出るほど甘くもない世界だと知っていたので、6ヶ月後のためにハローワークの就職セミナー的なものに参加してみました。
 
 
色々社会経験の豊富な方が講師として立ちます。
 
すぐに定員に達したという数十人の失業者と共に話を聞きました。
 
 
噂には聞いていたけど、職が無い人はこんなにも多いのかとの驚きと同時に、こんなに企業に属したい人間がいるのか!との驚きもありました。
 
 
ハローワークのセミナーですから当然なんですが、扉を開けた瞬間ショックを受けてしまって⋅⋅、端からその人間達の顔をジロジロと見回してしまいました。
たぶん「何だアイツ?」と思われてたかもしれません(笑)。
 
いや、でも、それくらいショックだったんです。
 
 
そしてこれもハローワークだから当然なんですが、セミナーの内容を一言で表すと、「企業に属することこそが正義」という内容です。
 
 
そもそも就職の意思がない者はハローワークのセミナーなんて受けませんし、受けている方達は皆就職したい方達ばかりなんだから当たり前なんですが、講義は1時間半くらい続いたでしょうか。僕はずっとショックを受けていました。
 
まるでオカルト映画を観ているようでした。恐怖でした。
 
 
日本は「企業に属してこそ生きる意味がある」との考え方が当たり前にはびこっている国なんだとあらためて思い知らされました。
 
 
あの人達の中でその場に恐怖を感じていたのはきっと僕ぐらいでしょう。
 
「早くガソリンを貯め込みたい!」との考えから抜け出さなければ感じなかった恐怖です。
 
その恐怖体験ができた僕はまた1つ自分と向き合うことができました。
 
 




テルオ的まとめ

 
まだまだ日本は企業に属さないと生きていけないと考えられているようです。
 
この時代、いろんな働き方があります。なにも企業に属することだけが正義じゃありません。
 
 
他人からどう見られるかなんてどうでもいいことです。そんな無駄なこと考えている間に人生終わっちゃいます。
 
 
人生なんてあっという間だし、人間いつ事件や事故に巻き込まれて死ぬか分かりません。自然災害だっていつ起こるか分かりません。
 
そんな短い人生で、ガソリン購入目的って⋅⋅⋅アダムとイブもがく然としていますよ。
 
 
僕はこれからもきっとこういうショックに何度も出会うことになるでしょう。
僕にとっては自分と向き合ういい機会になるから悪い話じゃないんですが、やっぱり僕も仲間が沢山欲しいんです。
 
もし自分の人生に何かの疑問を感じている方には参考にしてしてもらいたいと思います。
 

 
 
 
 
 
 

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