死にたい人へ【天国じゃ楽できない】って知ってる!?死にたくないならたすけてあげるから最後に聞いといて。

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こんにちは。死ぬ前に仕事を辞めて現在は幸せに生きている“先輩”のテルオ(@undoteruo)です。
 
 
今日は、「生きてりゃ本当にいいことあるのか」「死ねば楽になれるのか」について書いていきたいと思います。
 
 
「死にたい」と思っている方は、まずこれを読んでから決めてください。
 




 

「生きてりゃ必ず良いことある!」は嘘だけど、少なくとも生きてなきゃ良いことは起こらない。

 
「生きてりゃ必ず良いことあるから!」という言葉をよく耳にします。
 
テレビドラマで役者がアホみたいな顔してよくそのセリフを吐きます。
 
 
そして、「諦めなければ夢は叶うから!」という言葉もよく聞きます。
 
テレビドラマで役者がアホみたいな顔してよくそのセリフを吐きます。
 
 
 
僕はこれを読んでいる方に「生きてほしい!」という思いでいつも書いているんですが、「生きてりゃ必ず良いことがある」という言葉ははっきり言って嘘です。
 
テレビドラマではよくこのセリフで死を思い留まりますが、そんな貧相な言葉では誰も説得できませんし、すぐに嘘だとバレるでしょう。
 
 
僕から言えるのは、「生きてりゃ必ず良いことがある」は嘘だけど、少なくとも生きていなければ良いことは起こらない」ということです。
 
「良いことあった!」と感じたことのある人間は❝人間❞です。例外なく生きている人間です。
  
「良いこと」が欲しいのであれば、生きるしかありません。
 

死を選ぶ人間の心理

 
天国行きを選択する人間は、限界を超えたストレスによる思考停止か、今までに良ことが何一つ無かった人間です。
 
それともう一つ、
 
未来の「良いこと」などに期待していない人間。
 
 
「僕が死ねば僕の心臓であの人を助けられる!」というようなドラマ的な話は置いておきます。
 
 
実際に死を選ぶ人間は自分の未来の「良いこと」になんてもう期待していません。
 
一歩踏み出して線路に飛び込む。
 
ただ、逃げて楽になりたいんです。
 
 
そうした人間に「良いことが欲しいのであれば生きるしかない」などという説得は意味がありません。
 
だって「良いこと」なんて欲しくないんですから。
 
ましてや、「生きていれば必ず良いことあるから!」なんて常識的でペラペラな言葉では、逆にもっと「死にたい」と思わせる結果になるかもしれません。
 
 
死ぬくらいの覚悟があるんなら仕事なんて辞めちゃえばいいじゃん
 
僕もこう思っていました。適応障害になる前は。
 
死ぬことの方がよっぽど辛いじゃんと思っていました。
 
でも、精神がボロボロの人間は❝頑張って会社へ行く❞ことの方がよっぽど覚悟が必要です。
 
駅のホームから一歩踏み出して線路へ飛び込むことの方がよっぽど楽なんです。
 
 
死んで楽になりたい
 
 
死んで、楽に・・・なれるんだよね?
 




死ねば楽になれるのか

天国って、どうやって行くの?

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天国って、そこに行ったら「天国」って書いてあったから天国なんでしょうか。
 
「天国」とか「地獄」って人間が都合よく作った言葉であり、人間が都合よく作ったイメージです。
 
死を選ぶ人間は誰の言葉も信じていないはずなのに、「天国は素晴らしいところだよ♪」という言葉だけはなぜか信じています。
 
 
天国と地獄の言葉をなぜ信じるんですか?
 
 

「天国に行きたいな」とは考えるけど「天国は本当に存在すのか」については誰も考えない

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人間は死を選ぶ時、「天国に行って楽になろう」と考えます。
 
ですが、天国は本当に存在するのかについては誰も考えていません。
 
神様の天国行き地獄行きの決定の際の条件についても示されてはいません。
 

「死んだら楽だったよ♪」って死んだ人に誰か聞いたの?

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そもそもなんですけど、死んだら楽になれるって、誰が最初に言い出したんでしょうか?
 
 
死んで帰ってきた人が「いや〜めっちゃ楽だったよ〜♪あの世最高!うぇ〜い\(^o^)/」とか、誰か聞きました?
 
売り出し中の訳のわからんちんくしゃアイドルの死後の体験エピソードネタとかじゃなしに。
 
 
連日連夜入れ替わり立ち替わり美女にもてなされ、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎだったと、誰か聞きました?
 




死後の世界は現実世界よりも酷い可能性がある

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実際のところ、天国へ行けば本当に楽になれるのか誰も知らないし、そもそも天国は本当に存在しているのかどうかも誰も知りません。
 
 
死んで楽になりたいと言う人、ちょっと待ってください。
 
「死んだら楽」というイメージだけが独り歩きしていますが、もしかしたら死後の世界はこの世よりも残酷な社会の可能性があります。
 
 
体罰は常識。
ブラック企業の横行。
セクハラパワハラは当たり前。
自然死と自死で差別され、
一度死んだからもう死ぬことも許されず、ネットも存在せず、ただ苦しくて、ただ痛くて、自由の概念など存在しない。
 
 
そんな世界の可能性だって十分ありえます。
 
トランプ大統領誕生よりも遥かに可能性あるんじゃないでしょうか
 

この世から消えたから楽しているように見えるだけ

 
人間の生きる術として、見えないものは想像して自分の都合の良いように解釈するという機能が、人間には本能的に備わっています。
 
見えないものを見ようとすれば、そこには残酷な現実が存在します。
 
 
 
「芸能界は華やかで楽しそうだな〜」
 
しかし実際には、プライベートを切り売りし、スイッチのオンオフに悩み、自分の容姿を世間に合わせて作り上げ、薬物の魔の手から常に狙われている。
 
 
「ガーナの人々はチョコレート、コーヒー、カカオのいい香りに包まれて幸せな国民」
 
実際には、食料になりもしないカカオ豆を強制的に作らされ、国に搾取され、じゃがいも、とうもろこしを作る自由さえ与えられない。
 
 
天国へ旅立った息子。
「もういじめから解放されて、天国でのんびり楽しく笑っていることだろう」
 
実際には・・・。
 
 
 
実際には分からないのです。
 
天国へ取材に行って戻ってきたジャーナリストは存在せず、天国カメラマンも存在しません。
 
 
実際にはブログに手を出したからこそその大変さに気付き、
実際にアイドルになったからこそ、芸能界の闇を見、
実際に海外で人間に触れたからこそ、世界の残酷さを知る。
 
死後の世界も例外なくこれに当てはまるのではないでしょうか。
 
 
もう二度と会うこともできず、遠い世界に旅立った息子、親、恋人。
 
残酷な世界を想像できるはずもありません。
 
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現実を見るというのは、想像もしていなかった残酷な現実を知るということです。
 
 
イメージだけで天国へと突っ走れば、天国の残酷な現実に直面するでしょう。
 
 
こんなはずじゃなかったのに・・・
 
 
芸能界や貧しい国々の人間にはまだ救いがあります。少なくともそこから逃げられる可能性は残されています。
 
天国が更に残酷なのは、そこから逃げられる可能性はゼロだということです。
 
 
「こんなはずじゃなかったのに・・・」と言っても、少なくとも天国よりはマシな現実世界❞に逃げることはもう出来ません。例がありませんからね。
 
残酷な天国から更に逃げる道があるとすれば、更に残酷な世界へとなるでしょう。
 
 
 
❝天国の現実を見る❞ということは、そういうことだと認識した上で選択してください。
 
 
誰も知らない世界へ行くということは、そういうことなんです。
 




「死ねば楽になる」と語る人間を信用してはいけない

 
「お婆ちゃんあの世でお爺ちゃんと幸せにやってるかな」と老衰で亡くなったお婆ちゃんを想う娘。
 
「息子はもうあの世でゆっくりできるね」と言うイジメを苦に自殺した息子を想う母。
 
「あの世では善い人間になってくれ」と言うテロリストを殺害したどっかの指導者。
 
 
全て信用してはいけません。
 
 
 
僕は適応障害と病院から診断されたわけですが、僕の経験なんて大したことないと思うんです。
 
もっともっと大変な人間はいくらでもいると思うんです。
 
10段階で言ったら、多分僕の自殺レベルは1くらいなものだったでしょう。
 
「お前なんかが何を偉そうに・・・」と自分でも思うんです。
 
きっとレベル8くらいの人間に言わせれば、僕の認識に間違いもあるかもしれません。
 
 
ですが、「死ねば楽になる」との考え方が常識となっていて、誰もそれに異論を唱えません。
 
 
唱えるとすれば、
「生きていれば必ず良いことがある!」
「残された人間の辛さも考えろ!」
 
こういった言葉だけです。
 
誰も死んだ後の天国の残酷な現実については話しません。
 
 
 
なぜでしょうか。
 
死んだ人間に「天国は楽だった」と聞いたんでしょうか?
 
知りもしない世界のことを「死んで楽になっただろう」と語る人間なんて信用できません。
 
 
 
こういった言葉は、生きる人間の、生きようと思っている人間への言葉であって、死のうと思っている人間への背中を押す言葉ではないのだということを、知らなくてはいけません。
 
 
 
「この包丁は切れ味抜群で、これを使えば幸せになれるよ!」
 
という言葉は料理人へ向けられた言葉であって、その言葉を真に受けて包丁を自分へ向けても幸せにはなれません。
 
ただ痛くて、ただ涙が出て、ただ更に残酷な別の世界へ行くだけです。

 

せっかくだから生きることをもう一度だけ考えてみよう

 
世の中には様々な情報が溢れています。
 
「死」についての情報も探せばわんさと出てきますが、一方で「生きる」ための情報だってたくさんあるんです。
 
死にたい理由は人それぞれ色々あるでしょう。
 
実は僕の父親も自殺をしています。何があったのか知りませんが、天国で楽になったんでしょうか。分かりません。
 
 
僕の場合は仕事が原因で適応障害になり死の何歩か手前まで行きました。
 
僕のように「死」というのが頭をよぎる方は仕事が原因である場合も多いでしょう。
 
そういう人は「仕事は辞められない」と思いがちですが、実は仕事は簡単に辞められます。
 
 
仕事は生活の手段に過ぎません。
 
仕事を死ぬ理由にするのはバカバカしくもったいないことです。
 
 
仕事が原因の場合には、死ぬ前に一度専門家に相談してみることで状況が一変することもあります。
 
例えば東京には、楽しい生活を目的とした就職になるための訓練を無料で受けることができる社会復帰を支援するニューロワークスなんてサービスもあります。
 
ニューロワークスとは、「長く健康的に働ける身体」をテーマに、社会復帰のための支援をで行っているサービスです。
 
  • 対人能力向上プログラム
  • 脳と身体の健康に良いフィットネスプログラム
  • 正しい食事と睡眠などの生活習慣見直しレクチャー
  • Cスキル学習・模擬面接などの就職支援
  • 職場実習
  • 会社の面接に同行
  • その他、精神科医・脳科学者監修のもと科学的根拠のある各種プログラムを実践
 
など、こういうサービスが、
鬱病や適応障害などの精神疾患を患い、現在休職中、失業中の方であれば全て無料で受けられます。
 
 
こういう支援サービスも、探せばあるんです。
 
あなたの悩みは世界初の珍しい事例ではなく、実は同じ悩みを持った人がたくさんいます。
 
仕事で悩んでいる方は是非一度覗いてみてください。




テルオのまとめ

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今日は、世界中の人間が共通して常識だと思っている「死ねば楽になれる」という何の根拠もないただの想像の言葉に対して疑問を感じたので、異論を唱えてみました。
 
死んでしまってから「こんなハズじゃなかったのに・・・」と言っても手遅れです。もう二度と多少マシな現実世界には戻れません。
 
 
もし本気で死にたいなら、本気で死んだ人間をとっ捕まえてそっちの世界は本当に楽なの!?ねぇ!?」と聞いてください。
 
 
何の確証もないのに死ぬというのは、パチンコや競馬で身を滅ぼす人間よりも遥かに愚かなギャンブルです。

 
 
 
 
 
 

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