東京立川市の集団食中毒事件 原因は「焼き海苔(刻み海苔)でノロウイルス!」被害小学校名7校一覧まとめ。

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こんにちは。元学校給食調理員のテルオ(@undoteruo)です。
 
 
東京立川市で発生した集団食中毒事件の被害校は全部で7校にのぼっています。
 
今日は被害にあった7つの小学校
 
第九小学校
第十小学校
けやき台小学校
南砂小学校
若葉小学校
松中小学校
新生小学校
 
をまとめてみました。
 
 
まずは、これまでに分かっている立川市の集団食中毒の内容から。
 




これまでに分かっている立川市の集団食中毒の内容

 
東京都立川市で今月18日、学校給食で同じ給食を食べた市立小学校7校の児童と教職員合わせて835人が下痢や嘔吐の症状を訴え、児童5人が入院した。
 
立川市教育委員会は、市営の給食共同調理場(株式会社グリーンハウスが運営)が17日に作った給食による集団食中毒と見て多摩立川保健所と共に原因を調べている。
 
原因食材の特定には5日程の時間が必要て、未だ食中毒の種類も判明していません。
 
その後被害者の数は996人にのぼり、現在でも6人が入院している状況。
 
立川市教育委員会は、13校で今週いっぱいの給食中止を決めていて、児童に弁当を持参するように求めている。
 
また、20日に休校してた4校は、21日から授業を再開している。
 
 
2017年1月25日に発生した和歌山県御坊市の集団食中毒事件、2017年2月18日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件、2017年2月23日に東京都小平市で発生した集団食中毒事件。この3件全ての食中毒の原因は「同じ業者が製造している刻み海苔」であることが判明し、その業者の製造過程でノロウイルスが混入したことが原因であると判明しました。
2月24日追記→東京都はノロウイルスによる集団食中毒と断定しました。

2月28日追記→16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【第九小学校】

第九小学校-3
第九小学校-2
 
 
立川市立第九小学校ホームページ→http://www.tachikawa.ed.jp/es09/?page_id=42
 
 
立川市立第九小学校概要(職員児童数)
 
校 長1名
副校長1名
教職員54名
事務職員3名
用務主事2名
給食配膳員3名
 
1学年74名
2学年76名
3学年78名
4学年83名
5学年92名
6学年96名
くわのみ33名
 
合計532名 
 
 
第九小学校-1
校長 福原 憲生
 
学校長挨拶
 
140年を超える歴史と砂川地域の伝統を受け継ぎ、「学習支援と畑(夢ファーム)、響け太鼓の学校」が本校の大きな特色です。授業では教師の補助として、畑での栽培体験では師匠として、和太鼓クラブの発表では熱烈なファンとして、保護者の皆さん、地域の皆さんのご支援をいただいています。
将来、この砂川の地域で活躍できる人材を健全に育成するため、学校教育目標の「思いやりのある子」を重点に置いています。特に、本年度からは、「どの子もわかり、どの子も活躍できる」をすべての教育活動のテーマにして、教職員が一丸となって子供たちの指導に取り組んでいるところです
さらに、隣接する小学校はもちろんのこと、中学校との連携、保育園や幼稚園とも連携を強化して、砂川の地域で必要な教育活動のスタンダードを確立していきたいと考えています。
保護者の皆さま、地域の皆さま、引き続きご支援よろしくお願いいたします。
 
 
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【第十小学校】

第十小学校-3
第十小学校-2
 
 
立川市立第十小学校ホームページ→http://www.tachikawa.ed.jp/es10/?page_id=17
 
 
立川市立第十小学校概要(職員児童数)
 
校長1名
副校長1名
教員(講師等含)24名
事務職員3名
用務主事2名
給食配膳員2名
 
1学年58名
2学年52名
3学年58名 
4学年53名 
5学年59名
6学年55名
すずかけ11名
 
合計346名 
 
 
第十小学校-1
校長 佐藤 之保
 
学校長挨拶
 
 第14代校長の佐藤之保と申します。
この第十小学校のよき伝統を継承し、少しでも発展させることができるよう、努力を続けて参ります。
今、社会は大きく変わろうとしています。教育にも、その時代を担い、自らも豊かに生き抜く人間の育成が求められています。小学校時代は、人が自分の思考のベースを構築する、とても大切な時期です。そんな時期の子供たちに、今何をどのように支援できるか、全教職員一丸となって考え、議論し、実行していきます。子供たちの「未来」は正に「今」作っているのです。
素晴らしい保護者や地域の皆様共に、子供たちを見守り、その未来をより豊かなものにできたらと願います。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【けやき台小学校】

けやき台小学校-3
けやき台小学校-1
 
 
立川市立けやき台小学校ホームページ→http://www.tachikawa.ed.jp/es11/?page_id=15
 
 
立川市立けやき台小学校概要(教員児童数)
 
校長1名
副校長1名
教員28名
事務職員3名
用務主事2名
給食配膳員3名
 
1学年79名
2学年76名
3学年84名
4学年73名
5学年86名
6学年93名
 
合計491名
 
 
けやき台小学校-2
校長 吉岡 一彦 
 
学校長挨拶
 
第14代校長の吉岡一彦と申します。今年もけやき台小学校の児童のために専心努力する所存です。よろしくお願い申し上げます。
 
さて、本校は平成30年3月31日をもって閉校し、翌4月1日から若葉小学校と統合した新学校となります。現在、立川市教育委員会がその方向性等を検討しており、新しい学校名等は未定ですが、本校と若葉小学校とが常に連携しながら児童のためによりよい学校づくりを目指してまいります。
保護者や地域の皆様のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます
 
 
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【南砂小学校】

南砂小学校-2
南砂小学校-1
 
 
立川市立南砂小学校ホームページ→ http://www.tachikawa.ed.jp/es13/index.php?page_id=0
 
 
立川市立南砂小学校概要(教員児童数)
 
校長1名
副校長1名
教諭17名
事務2名
用務2名
配膳員2名
事務補助1名
 
学級数12学級
児童数332名 
 
 
学校長挨拶
 
校長 関口 保司
 
本校の教育目標は「元気な子 考える子 思いやる子 がんばる子」です。「元気な子」とは「健康や安全に心がけ、心身共に健康な子ども」です。「考える子」とは「よく聞き、よく考え、思考力の豊かな子ども」です。そして「思いやる子」とは「仲良く助け合い、思いやりのある子ども」です。最後の「がんばる子」とは、「目標をもって、強い意志で行動する子ども」です。この知徳体のバランスがとれ、「生きる力」をもった児童の育成を目指してまいります。
私の目指す学校像は「子どもたちの命輝く学校」てす。自分の命を大切にするとともに、周りの人々や動植物の命も大切にし、勉強やスポーツなどに全力で取り組む子ども。思いやりの心をもって周りの人々に尽くすことができる子ども。そのような「命輝く子どもたち」を育成していく学校を目指し、全教職員が一丸となって取り組むなかで教育目標の実現を目指してまいります。
そして、子どもたちを健やかに育てるためには、ご家庭や地域の方々との連携がとても重要です。本校の教育活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【若葉小学校】

若葉小学校-2
若葉小学校-1
 
 
立川市立若葉小学校ホームページ→http://www.tachikawa.ed.jp/es14/?page_id=13
 
 
立川市立若葉小学校概要(教員児童数)
 
校長1名
副校長1名
教員19名
事務職員3名
用務主事2名
給食配膳員2名
 
1学年52名
2学年35名
3学年43名
4学年30名
5学年29名
6学年31名
たんぽぽ10名
 
合計230名
 
 
若葉小学校-3
校長 飯塚 信也
 
学校長挨拶
 
平成28年度は、「潤心啓発」という言葉を心に置き、教育目標の達成を図っていきたいと考えています。この言葉の意味を「潤いのある豊かな心をもち、人からの教えを素直に受け止め、自分でよく考えて理解し、表現することで成長していく」と捉えています。他の人や書物などから学ぶことと、自ら考え、主体的に学習することの調和がとれた子どもの育成を実践することで、教育目標に迫ることができるであろうと思います。
また、本校の特色でもある「小さな学校」のよさを存分に生かし、学校と家庭と地域が子供たち一人一人に目を向けながら密接につながり合い、助け合い、「知・徳・体」の調和がとれた教育を実践していきます。
今年度も変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。
 
 
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【松中小学校】

松中小学校-1
松中小学校-3
 
 
立川市立松中小学校ホームページ→http://www.tachikawa.ed.jp/es16/?page_id=13
 
 
立川市立松中小学校概要(教員児童数)
 
校長1名
副校長1名
教員24名
事務職員3名
用務主事2名
給食配膳員2名 
 
1学年71名
2学年66名
3学年59名
4学年73名
5学年64名
6学年76名
 
合計409名
 
 
松中小学校-2
校長 小 﨑 仁
 
学校長挨拶
 
「今日の学びに喜びを感じ、明日が待たれる学校」を目指して
 
本校の教育目標は「やさしく かしこく たくましく」と、とてもわかりやすくシンプルです。共感を基盤とした関わり合いの中で、相手を思いやり、互いのよさを認め合える子供になってほしいと願います。
また、子供たちが登校してくるときに、「今日はどんなことを勉強するのかな?」と期待感をもち、校門を出て行くときには、「今日の勉強(活動)楽しかった!」と充実感のもてる教育活動を展開していきます。
そのためにも、家庭や地域との連携・協働していくことが不可欠と考えます。様々な情報発信を通して、家庭や地域の信頼に応える学校にしていきます。
全教職員が一丸となってよりよい学校にしていくために、皆様の変わらぬご理解ご協力をお願いします。 
 
 
 

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立川市集団食中毒被害小学校
【新生小学校】

新生小学校-2
新生小学校-3
 
 
立川市立新生小学校ホームページ→http://www.tachikawa.ed.jp/es20/index.php?page_id=0
 
 
立川市立新生小学校概要(教員児童数)
 
校長1名
副校長1名
教員23名
事務職員3名
用務主事2名
給食配膳員2名
 
1学年85名
2学年65名
3学年77名
4学年83名
5学年71名
6学年81名
ひまわり12名
 
合計474名
 
 
新生小学校-1
校長 佐藤 邦彦
 
学校長挨拶
 
本校の果たすべき役割と責任を踏まえる
 
本校は、旧南富士見小学校と旧多摩川小学校が統合され、新たに新生小学校として誕生し、13年目を迎える学校である。また、その設立の経緯から見ても、保護者や地域社会からの学校教育に対する熱い思いと、本校に対する極めて強い期待があったことを忘れてはならない。しかも、現在においても、本校の教育に対し、保護者や地域社会の方々から多大な協力や支援が寄せられていることも、忘れてはならない。加えて、家庭においても、全体的にはそれぞれの役割と責任を果たしており、それらが本校の子どもたちの安定した生活態度や学習態度を形成する大きな基盤となっていることも、忘れてはならないと考えています。
だからこそ、これらの熱い思いと強い期待に応える為にも、本校の果たすべき役割と責任の重さを自覚し、全教職員が一丸となって、子どもたちのため、保護者や地域社会のために、教育目標の達成に向けた教育指導の充実・徹底に全力で取り組むことが、極めて重要であると感じています。
 
 
 




立川市集団食中毒被害小学校7校まとめ

 
今回被害にあった7校、その学校どの児童も教職員もその保護者たちも、「まさか!?」という事態に今回直面しているでしょう。
まさか自分がこんな目にあうことになるなど想像もしていなかったでしょう。
 
被害者の数は1000人に迫ろうという勢いです。
 
この立川市の集団食中毒事件で死亡者が出ていないことが唯一の救いです。
 

2月28日追記 原因は焼き海苔(刻み海苔)によるノロウイルスと断定!

 

2月23日追記→
立川市教育委員会は21日、犠牲者は同日正午時点でさらに増え、発症した児童は970人、教職員は77人、合わせて1047人になったと発表した。重症者はいない。
入院していた児童8人のうち、同日までに5人が退院し、重症者はいない。
多摩立川保健所が原因を調べており、結果は23日ごろに明らかになる見込み。

2月24日追記→
一時は児童9人が入院していたが、22日までに全員が退院し、重い症状の人はいないということです。
保健所は学校給食が原因の集団食中毒の疑いがあると見て調べていますが、原因の特定にはもうしばらく時間がかかる見込みだという。
このため立川市教育委員会は、当初24日までとしていた給食の提供を中止する期間を、来月3日まで延長することに決定した。

2月24日追記→
東京都はノロウイルスによる集団食中毒と断定しました。
現時点で患者は1098人となり、1000人以上の集団食中毒は都内では1978年以来39年ぶりです。
給食を作った共同調理場は3月3日まで業務を自粛するということですが、調理従事者の便や食品からはノロウイルスが検出されておらず、都は引き続き原因を調査しています。

2月28日追記→
16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔」が原因であると判明しました。
疑問通り、やはり16日提供の給食が原因でした。

こうなってくるといよいよ、教育委員会はなぜ17日の給食によるものだと早々に特定したのかということが問題になってきます。

集団食中毒が発生した場合、この時期真っ先に疑うのはノロウイルスです。

17日の夕方から症状が出始めたことを考えると、16日の給食を疑うのが常識です。

最初から16日の給食を疑っていれば、ここまで原因特定に時間がかかることはなかったのではないでしょうか。

これは教育委員会の失態と言わざるを得ません。
 
 
2017年1月25日に発生した和歌山県御坊市の集団食中毒事件、2017年2月18日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件、2017年2月23日に東京都小平市で発生した集団食中毒事件。この3件全ての食中毒の原因は「同じ業者が製造している刻み海苔」であることが判明し、その業者の製造過程でノロウイルスが混入したことが原因であると判明しました。

 
 
 
 
 
 

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