「焼き海苔(刻み海苔)」(東海屋製造)でノロウイルスと原因特定!立川食中毒に加え、和歌山も焼き海苔が原因か!?

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こんにちは。元学校給食調理員のテルオ(@undoteruo)です。
 
 
2月17日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件で、焼き海苔(刻み海苔)」によるノロウイルス食中毒が原因と特定されました。
 
 
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いやぁ、原因特定まで随分時間がかかりましたね。
 

立川市食中毒事件の原因は「焼き海苔(刻み海苔)でノロウイルス」と断定!感染経路は未だ特定されず!

2017.02.25
↑の記事でも書いていますが、たぶんこれだけ時間がかかったのはこの辺が原因かと思われます。
 
 
今回は、原因食材の「焼き海苔(刻み海苔)」を製造販売していた「株式会社東海屋」という会社についてと、原因特定に時間がかかった問題点、今後学校給食はどうなっていくのかについて話していきたいと思います。
 




これまでに分かっている東京都立川市の集団食中毒事件の内容

 
2月17日、東京都立川市の小学校7校で発生した学校給食による集団食中毒事件は、その患者が1098人となり、1000人以上の集団食中毒は都内では1978年以来39年ぶりとなる大規模なものになりました。
 
被害のあった7校の給食を作っていたのは、立川市の「学校給食共同調理場」(同市泉町)という給食センターで、立川市教育委員会は、17日に提供された給食が原因と特定し、調査を進めていた。
 
その後2月24日に東京都は、ノロウイルスによる集団食中毒と断定。
 
昨日2月28日、16日提供の給食「親子丼」の「焼き海苔(刻み海苔)」が原因であると特定。
 
都食品監視課によると、商品名は「刻み海苔 2ミリ青」 (株式会社東海屋製造)であると公表した。
 
2月16日の給食で出た焼きのりの未開封品から検出したウイルスと、患者の便などから検出したウイルスの遺伝子型が一致した。乾物でも加工段階でウイルスに汚染されることはあるという。
 
 
2017年1月25日に発生した和歌山県御坊市の集団食中毒事件、2017年2月18日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件、2017年2月23日に東京都小平市で発生した集団食中毒事件。この3件全ての食中毒の原因は「同じ業者が製造している刻み海苔」であることが判明し、その業者の製造過程でノロウイルスが混入したことが原因であると判明しました。

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東海屋とは?

 
海苔は栄養がたっぷり
 
  海苔は良質のタンパク質、特に必須アミノ酸が多く含まれています。又、ビタミン類もカロチン・ビタミンC等が多い上に体内で様々な酵素を作り出すのに必要なミネラルも含まれています。
  1日30品目以上の食物をと提案されている今日、海苔は是非加えてほしい食品です。
 
引用:東海屋
 
 
東海屋のホームページでは「給食用の海苔」として、学校給食で使われているということをアピールしています。
 
 
株式会社東海屋
 
創業昭和13年
 
取締役社長 田中 健二
 
本社 工場大阪市都島区中野町2-5-2
 
TEL 06-6351-2333
 
 
ホームページ  http://www.tokaiya.co.jp/
 
 
取引先として、「全国市町村学校給食協会」と明記しています。
 
衛生管理に厳しい学校給食で使用され、全国の子供達からも愛されている海苔であることをアピールしていますね。
 
 
東海屋では今回の食中毒事件を受けて、刻み海苔商品数点の自主回収をホームページ上でお願いしています
 
詳しい自主回収商品の情報は東海屋ホームページをご覧ください。
 
 
 
東海屋のホームページ内の「お詫びとお知らせ」の中に気になる一文を発見しました。
 
 
加熱処理しているので製造段階でノロウイルスが付着したとは考えにくく、梱包、裁断加工時にノロウイルスに汚染されたのではないか。
 
と話しています。
 
そして、梱包や裁断業務は「いそ小判海苔本舗」という会社に委託しているといいます。
 
 
東海屋の製造段階での汚染でないのは、おそらく事実でしょう。
 
しかし、委託しているということは、勿論東海屋の責任となるでしょう。信頼して任せていたのでしょうから。
 
難しいですね。今後委託先を別な会社に任せることになるのか、衛生面の指導をして委託を継続させるのか。
 

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立川の食中毒はやっぱり16日の給食が原因!

 
僕も今回の立川市の集団食中毒の原因究明に、元学校給食調理員としての経験を活かして挑戦していました。

東京都立川市で集団食中毒発生!原因は焼き海苔(刻み海苔)でノロウイルス!原因メニュー特定に元学校給食調理員が挑戦。

2017.02.19
 
そして見事僕の特定結果は外れました。
 
 
言い訳をさせれもらうと、僕は初期の段階で立川市が発表した「17日の給食が原因と特定」との報道を信じて推理を進めていました。
 
勿論、なぜこんなに早い段階で17日と特定したのかという疑問はありましたが、教育委員会がそう特定した以上、「僕の知らない何かがあるんだろう・・・」と思い、「17日給食原因説」を疑わないことにしたわけです。
 
ですが蓋を開けてみれば僕のサルモネラ食中毒との結論に反して、出てきた答えは「ノロウイルス食中毒」というものでした。
 
 
 
そしてその疑問通り、16日の給食が原因と判明しました。
 
 
 
何が言いたいのかというと、別に自分の特定結果が外れたことへの言い訳が言いたいんじゃありません。
 
最初から17日に加え、16日の給食も疑っていれば、ここまで原因の特定に時間はかからなかったのではないか
ということです。
 
集団食中毒において、早い原因究明は最優先です。
 
だって、早々に原因が焼き海苔であると特定できていれば、もっと早く国民に「東海屋の焼き海苔は危険だ!」と知らせることができたわけです。
 
その間、全国の個人の家庭で東海屋の焼き海苔を食べてノロウイルス食中毒に感染した人間もいるのではないでしょうか。規模が小さいから特定できていないだけで。
 
 
これは明らかに立川市教育委員会の失態ではないでしょうか。
 
今のところ、どこのメディアもそこの部分に触れてはいませんが。
 

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和歌山県御坊市の食中毒事件の原因も東海屋の「焼き海苔(刻み海苔)」が疑われる

 
 
和歌山の場合には「磯和え」が原因であると僕も特定に成功していましたが、その磯和えにも今回の東海屋の焼き海苔が使用されていたという報道には、正直驚きました。
 
しかし、元々「焼き海苔」とまでは特定できていなかったところをみると、和歌山の給食センターでは「焼き海苔」自体は保存していなかったと思われます。
 
なので、「同じ東海屋の焼き海苔を使用していた」という事実だけを見れば、限りなく焼き海苔が原因であると想像はできますが、あくまで想像は想像であって、想像の域を出ることはできません。
 

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和歌山の「焼き海苔(刻み海苔)」を特定できなかった原因は学校給食の保存食の採取方法にあ

 
和歌山の場合には「磯和え」が原因であると御坊市教育委員会も特定できましたが、その経路までは特定できていません。
 
その理由には、学校給食の「保存食」の採取方法に原因があると思われます。
 
 
学校給食では、原材料(調理前の手を付けていない段階)と、調理済みの食材をそれぞれ50グラム採取し、2週間冷凍保存しておく決まりになっています。これを「保存食」と言います。
 
今回のような食中毒などが発生した場合の原因の調査に使用するためです。
 
これがあるから「磯和え」や「焼き海苔」といったように、原因を特定することができるわけです。
 
なぜ50グラムなのかというと、50グラムという量が検査をするために必要な最低限の量なんです
 
 
しかし、例えばニンニクや生姜といったように、いくら学校給食の何百人という食事を作る場合であっても、ニンニクや生姜の使用量なんてたかがしれています。100グラムや200グラム、その学校の規模によっては50グラムという使用量の場合だってあるでしょう。
 
そこから50グラムも保存食として抜き取ってしまえば使用する分がなくなってしまいます。
 
 
僕が実際に学校給食で働いていた現場では、「ニンニクや生姜は50グラムを守らなくてもいいですよ」と栄養士から指示を受けていました。
 
それに加え、「乾物の保存食は必要ありませんよ」との指示も受けていました。
 
 
そうです。乾物といえば、今回の問題食材の「焼き海苔(刻み海苔)」も含まれます。
 
 
なので例えば、僕が以前働いていたその小学校で「焼き海苔」を原因とした集団食中毒が発生した場合であっても、和歌山県と同じようにその料理は特定できますが、焼き海苔単体での保存食は保存していないため、「焼き海苔が原因」とは特定できないことになります。
 
おそらく僕の以前の勤め先のその小学校でも、今回の事件の結果を受けて今頃は、「今後の保存食のあり方」を相談していることでしょう。
 
 
 
今回の立川市の食中毒の原因が「焼き海苔(刻み海苔)」と特定できたということは、その給食センターは焼き海苔もきちんと50グラム保存していたということになりますから、立川の給食センターを運営する「株式会社グリーンハウス」非常にルールを遵守していたということになりますね。

東京立川市の集団食中毒の業者「グリーンハウス」とはどんな会社?原因は焼き海苔(刻み海苔)でノロウイルスと断定!

2017.02.20
 

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学校給食の食中毒対応は今後どうなる?

 
「保存食を原材料、調理済みそれぞれ50グラム採取し保存する」という大きな枠組みはルールとして整備されていますが、細かなところまでは栄養士や調理員それぞれに解釈が異なります。
 
今回の焼き海苔原因報道を受けて、今後学校給食の保存食の採取方法」と、外部業者の食材を加熱せずにそのまま使用するのはいかがか」ということが問題になってきます。
 
 
僕の学校給食の経験上、保存食を取らないものは「乾物」調味料」でした。
 
それも各学校の栄養士や調理責任者によって考え方が微妙に違うので、「かつお節や調味料も採取して保存すること」という現場もあれば、「バターも保存すること。いや、しなくていい」という現場まで様々です。
 
ですがそれらは、「全て保存すること」と教育委員会が方針を決めればすぐに解決できる問題です。
 
問題は、外部業者の食材を加熱せずにそのまま使用するのはいかがか」という問題です。
 
 
僕の学校給食の経験上、加熱せずにそのまま使うものとしては、フルーツ」「缶詰」「焼き海苔や青海苔といった乾物」「牛乳」「未開封の調味料」
 
これらは加熱せずに使用していました。
 
要するに、「未開封ならば衛生的で安全だ」との前提条件があるからです。
 
ですが今回の事件により、その前提条件が崩れることになりました。
 
では、今後の学校給食はどうなるのでしょうか。
 
 
「缶詰」はフルーツ缶もよく使用します。ヨーグルトと混ぜてフルーツヨーグルトにして提供することが多いですね。勿論ヨーグルトだって加熱はしません。
 
これは今後学校給食では中止になるのか?
 
 
「焼き海苔」は和歌山のようにサラダや、立川のように親子丼の上にふりかけたりといった使用になります。
それ以外にもちらし寿司などのメニューに使用しますね。
 
これは今後学校給食では中止になるのか?
 
 
「未開封の調味料」は、サラダなどのドレッシングの場合、栄養士によっては「未開封ならば加熱しなくてもいいですよ」という場合にそのまま使用します。
 
これは加熱すれば済む話ですね。
 
 
問題は「牛乳」と「フルーツ」です。
 
加熱しないフルーツは一切食べられないことになるのでしょうか?
 
僕の以前の職場の小学校では、フルーツの中でも「いちご」や「ぶどう」は塩素水にしばらく漬け込み使用していました。
 
食品に使う塩素は「食品添加物」と記載のある次亜塩素酸Naを使用してはいますが、個人的に僕は気持ちが悪かったので食べませんでした。
 
 
給食の時間に僕がフルーツを食べないでいると同僚から「テルオさんフルーツ嫌いなの?」と言われ「うん、まぁ、」とはぐらかしていましたが、僕は次亜塩素酸Naに漬け込んでいるものは食べないと決めていたので食べなかったんです。
 
 
話がズレてしまいましたが、「果物を食べない」という選択肢は教育委員会にはないでしょう。
 
おそらく今後は、全ての果物を次亜塩素酸Naに漬け込むことになるかもしれません
 
 
一番の問題は「牛乳」です。
 
次亜塩素酸Naに漬け込むことも、加熱することも、飲まないという選択肢も現時点の食育ではできません。
 
ですので、教育委員会は牛乳だけには今以上に衛生面の管理に力を入れてくると思われます。
 
 
学校給食へ牛乳を納品している業者というのは大手の「明治」や「雪印」に限られます。
 
この2社へは今以上に徹底した衛生管理を求めることになるでしょう。
 
現時点の学校給食において牛乳は❝絶対的存在❞なので、牛乳をメニューから外すことはありませんから。
 
 




立川市集団食中毒事件総まとめ

 
今回の東京都立川市と、和歌山県御坊市の集団食中毒事件において、今後更に❝目玉が飛び出るような新事実❞もないと思うので、今回で総まとめとしてみます。
 
 
この両方の事件に共通していたのは、結局学校給食の現場の調理員には落ち度はなかったという点です。
 
「新品未開封のものは衛生的で安全」との今までの常識を前提にして動いていましたから。
 
 
今後は教育委員会の学校給食のあり方の見直しに舞台は移ることになります。
 
教育委員会の方針が決定するまでは、各現場で自主的に「新品未開封のものは衛生的で安全」との今までの常識を疑う措置をとることになるでしょう。
 
 
たぶん全国の学校給食の現場は今、大変混乱していることでしょう。

 

 

2017年1月25日に発生した和歌山県御坊市の集団食中毒事件、2017年2月18日に東京都立川市で発生した集団食中毒事件、2017年2月23日に東京都小平市で発生した集団食中毒事件。この3件全ての食中毒の原因は「同じ業者が製造している刻み海苔」であることが判明し、その業者の製造過程でノロウイルスが混入したことが原因であると判明しました。

 
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ABOUTこの記事をかいた人

福島県出身。高校を卒業後東京へ。
東京で愛する女性に出逢い30歳で結婚しました。
僕の経験を元に、恋愛や結婚は勿論のこと、仕事の考え方や人間関係、教育に至るまで、「幸せに生きる」とは一体何なのか。
誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法をお届けしていけたらなと思います。