こんにちは。「笑い」を武器に狙った女性と結婚することができ た雲藤テルオ(@undoteruo)です。
プロフィールとかでも話していた気がしますが、僕は小学校の転 校をキッカケにして自分の人見知りを自覚し、クラスでひとりぼっ ちは嫌なので「面白い話をすれば自然と人が集まってくる」という ことで何とか人見知りと上手く付き合う術を小中学校時代に学んだ わけです。
僕の人生、「笑い」というもので何とかここまで生き残り、「笑い 」というもので素敵な女性と結婚することができました。
そして現在は「面白い人」が、好きな男性のタイプランキングで上 位にランクインする時代になりました。
そういうこともあり、僕の周りにも自分の面白さをアピールして女 の子にモテようとする男が増えてきたように感じます。
そういう男どもを日々見ている僕は、一言言っておきたくてたまら なくなってきました。
オマエら、「“女性にモテる”面白い人」というものを、勘違いして るんじゃねーか?
ということで、『女性にモテるための面白い人というものを勘違い している点』と、『女性に好かれる恋愛に発展する面白い人』につ いてガッツリ解説しちゃいます!
テレビで見る芸人の「面白い人」と、女の子にモテるための「面白 い人」というのは、全く別モノです。
もくじ
好きな男性のタイプ「面白い人」という時代
お笑いブームということもあり、好きな男性のタイプランキングで は「面白い人」というのが常に上位にランクインする時代を、今私 達は生きています。
人見知りで「笑い」というものを駆使して何とか生きてきた僕のよ うな人や、元々賑やかさだけはウリという人にとっては凄く良い時 代ですね。
ただ、その女性が言う「面白い人」と、男性が思う「面白い人」と いうものには、“女の子にモテるため”ということでは根本的にズ レている部分があります。
「モテたい!」と願う男子が陥る「面白い人」の勘違い
元々面白い人はそのままでイケるのでとても良い時代ですが、「女 の子にモテるためにバラエティー番組を参考にして面白い人になろ うと頑張っている」という男性は、ちょっと“女の子にモテる面白 さ”という意味を勘違いしている方が多くいます。
テレビで面白い芸人とは
男性芸人と女性芸人が絡んで笑いになる場面をよく見ますね。
このように、男性芸人の笑わせるターゲットは、視聴者になるわけ です。
これをそっくりそのまま女の子にモテることを目的としてこっちの 世界でやると
こういうことになります。
あなたのターゲットは女の子であるはずなのに、周りの友達を笑わ せているだけ。
こういうことをしている男が結構多いんです。
ボケられたらツッコんで…
イジられたらノッて…
こういうことでその男を「面白くて好き!」と思う女性は、ほぼい ません。
「女性にモテない」系の面白い男とは?
僕が「女性にモテるための面白い人」を勘違いして実践していると 日々感じる点は主に次の4点です。
- 己の面白さを「アピール」する男
- いちいち「オチ」を求める男
- 女性に「ボケる」男
- 女性を「イジる」男
“女の子にモテる”という意味においては、この4点は最悪です。
これらはもしかしたら関西の女性には通用するのかもしれませんが 、それ以外の女性には僕の経験上、ほぼ通用しません。
そして僕の経験上、男ウケはいいかもしれませんが、女性にはモテ ません。
① 己の面白さを「アピール」する男はモテない
己の面白さをただただアピールするだけの男は、女性にはモテません。
「オレって面白いでしょ!?」
こういうことを一生懸命女の子にアピールしている系男子を電 車なんかでもよく見かけますが、僕としては見ていられなくなり車両を移 りたくなるレベルです。
女性の顔をよく見ればわかりますが、完全に飽きています。
冷静に見ればそれが分かるはずですが、自分の(大して面白くもな い)面白さをアピールしている男はこれには気付かないようです。
更にこういう男は自分に酔ってしまい、己の“笑いの厳しさ”とい うものもアピールしがちです。
勿論これも女性にはモテません。
「テレビを見ていちいち芸人にダメ出しをする」といったものがそ の典型的な例です。
ダメ出しはあくまでダメ出しなのであって、ダメ出しは全 然面白くありません。
また、こういう男は、その女性の笑いの好みも無視しがちです。
もし「彼女がそのテレビの芸人のファンだったら…」とかは考 えていないでしょう。
僕がよくやる手は、その芸人をイジったり、その芸人のネタを更に 発展させて笑わせる、といったことをやりますが、なかなか難しい のでおすすめもできません。
② いちいち「オチ」を求める男
女性の話にオチを求める系男子は、モテません。
自分が面白いと勘違いしている)関西人にありがちの「ツッコめや !」とか「オチは!?」というものは、関西人以外の女性にはほぼ 通用しません。
これもこのパターンに当てはめると
これで「面白い」と思うのは周囲のどうでもいい人々であって、女 性は全然面白くも楽しくもありません。
もしかしたら「バカにされている」とさえ感じてしまうでしょう。
更にこれは人を選ばないと、関西以外の男にも嫌われるパターンで すね。
東京でこの手を使う一般の関西人で「面白い人」を僕は見たことが ありません。
関西人というだけで面白い人になった気になっている関西人は、ち ょっと注意した方がいいですね。
③ 女性に「ボケる」男はモテない
ボケて女性からの“ツッコミ待ち”で笑いを取る系男子は、モテま せん。
「ボケる」というのは僕も好きでよくやる手ですが、ツッコミがな いと成立しないようなボケはしません。
大体こういうツッコミがないと成立しないようなボケをかます男は 「ツッコめや!」というセリフで一笑い起こすという、苦しいオチ で強引に締めようとします。
というか、誰もツッコまなければそれしか方法がないわけです。
僕も「ツッコめや」と言うこともあることはありますが、これはそ の場の空気感が重要なので単純な多用は禁物です。
基本的に、好きな女性にツッコミを求め、ツッコミがないと成立し ないようなボケは面倒がられるのでやめた方がいいでしょう。
④ 女性を「イジる」男はモテない
好きな女性をイジって笑いを取る系男子は、絶対にモテません。
テレビの芸人から面白さを学んでいる系男子が一番陥りやすい間違 いが、この「女性をイジる」というものです。
芸人じゃないんだから、イジられて「オイシイ」と思う一般女性は、ほぼいません。
いるとしたら関西人の女性だけです。
この「女の子をイジる」というのは実は、僕も若い頃は結構使って いた手法でした。
可愛いからこそ、そこをイジりたい。(下ネタではありません)
女性の顔の特徴など、男としては可愛くてそこが好きだからこそイジりたくなるものですが、そういう部分は女性にとってはコンプレックスに感じている部分である場合が多く、女性にとっては触れられたくないものです。
男にしてみたら“愛あるイジり”のつもりでも、女性にしてみた ら好意があるとは受け取ってもらえませんし、「バカにされてい る」と不愉快に思われるでしょう。
僕もこういう失敗を繰り返して今に至ります。
「女性にモテる」恋愛に発展する面白い男とは
最初のこの図のように
これでは女性にモテないどころか、嫌われる可能性もあります。
ではこうすればどうでしょう。
こうしてターゲットを女性にすれば「この人面白くて好き!」とな ります。
僕もこのパターンを得意としていますが、この手法は意外と技術が 必要です。
ちゃんと自分の予想通りにツッコんでくれる人なのか、イジったら ノッてくれる人なのかが分からないとスベりまくりという事態にな ります。
また単純に、見た目の特徴をイジって笑いを取るという手法ですが 、イジられる人のキャラクターによってはただの弱いものイジメに 映る可能性もあります。
そしてそのイジられる人とターゲットである女性の関係性によって は「かわいそう」と思われてしまう場合もあります。
このように、間に一人の人間を挟むというのは意外と技術が必要な ので、素人にはあまりおすすめできません。友達同士綿密な打ち合 わせでもできる環境ならば合コンとかで“芸” として使える方法だとは思います。
そこで僕が一番おすすめするのが
楽しいことを一緒に共有する
というものです。
女性にモテるための「面白い人」ということで、世の男性が一番勘 違いしている点があります。
それは、「自分が女性を笑わせなければいけない」と思っているのではないか、という点です 。
勿論これができれば最高ですが、ここまで話してきて分かる通り、 自力で女性に「この人面白い!好き!」と思わせるのはなかなか難 しいことです。
しかも、女性が求める「面白い人」というのは、必ずしも“面白い 人間”ではありません。
楽しいことを一緒に共有できる男
これを女性は求めています。
面白いことを一緒に笑うことのできる男
楽しいことを一緒に楽しめる男
実はこういう男が、女性が言う「面白い人」だったりします。
面白い男友達がいたら張り合うのではなく、女性と一緒に「○○は 面白いヤツだな!」と言って面白さを共有したり、遊園地でアトラクションを女性と一緒に楽しんだり。
こういう、楽しいこと面白いことを一緒に共有できる男が女性から したら「この人と一緒にいると面白いし楽しい!」となるんですね。
ですが、そう毎日毎日面白いことばかりが身の回りで起こるわけでもないので、でき るならば
楽しいことを見つける
または、作り出す
と、こういうこともプラスで同時にできると、なお良しです。
しかしこれも、
「これ面白いでしょ!?ねぇねぇ!面白いよね!?何で笑えないの !?この面白さキミじゃ理解できない!?」
などと、押し付けになってはいけません。
面白くて「モテない男」「モテる男」まとめ
- 「オレ面白いでしょ!?」と、ただただ己の面白さをアピールする
だけの男は女性にはウザがられるのでモテません。
- 己の笑いに対する厳しさをアピールするためにテレビの芸人に対し
てダメ出しをする男も、ダメ出し自体が面白いことではないので女 性にはモテません。
- 女性の話にいちいち「オチ」を求める男、女性に対していちいち「
ボケて」ツッコミ待ちをする男も、面倒なヤツなのでモテません。
- 女性を「イジる」男は論外で、イジられてオイシイなどと思う一般
女性はいません。
- 女性は「一緒にいて楽しい人」を求めています。
自分の面白さを張り合うのではなく、面白いことを一緒に笑うことのできる男、楽しいことを一緒に楽しめる男が面白くてモテる男で す。
基本的に「面白い人」というものは本を読んで勉強するようなもの でもないと思いますが、「笑いというものが全く分からない」とい う方にはこういう本もあります。
お笑い芸人に学ぶ ウケる!トーク術 昨日起こった出来事を面白く話す方法
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田中 イデア リットーミュージック 2017-05-26
でも面白い話し方が「全くゼロ」という方は参考になるでしょう。
僕的には、話が面白い人というのは「余裕から生まれるもの」だと いう持論を持っています。
自分の話に余裕があれば自然とユーモアも交えたトークができると 思っているので、何か本で学ぶのであれば、
こういう「頭のいい人の話し方」的な本をおすすめします。
自分の話に自信と余裕があれば、無駄にボケたり、スベらない話な んか持っていなくても、自然と話は面白くなるものです。
ですが僕の場合は、その後の展開のために“あえて”という場合が 多かったように思います。(頭が悪いのは事実です)
そういう、確認をするという意味でも、面白い本でした。
「面白い男はモテる」というものを勘違いして実践している方は今 回をキッカケに、是非本当の意味での面白い人になってみてほしい と思います。
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