結婚後セックスレスでも夫婦の愛と幸せに「セックスは関係ない」と知った。

 

 

 

「愛」と「セックス」はイコールだと、愛する女性と結婚するまでは、そう思っていた。

 

 

 

 

愛があれば当然、セックスをする。

 

セックスをしなくなれば、それは、愛が無くなったということ。

 

セックスが無くなれば、それは、幸せとは言えない。

 

 

 

 

独身男はみんな言う。
　

　

 

 

 

 

 

世の中には、幸せそうな年配の夫婦がたくさんいる。

 

いつまでも夫婦仲の良い芸能人夫婦。

 

平日昼間の井の頭公園とか、砧公園とかでも、よく見かける。

 

それを見ると、独身男はみんなこう思うだろう。
　

　

 

 

 

 

だが実際はたぶん、セックスをしていない。

 

幸せそうなのに、セックスをしていない。

 

仮面夫婦。

 

仮面であれば、平日昼間の井の頭公園で二人仮面を被る必要はない。

 

ホームパーティーのときに仮面を被ればいいだけだ。

 

 

 

 

ではなぜ、セックスをしていないのに、歳をとっても夫婦仲が良いのか。

 

つまり、「愛」イコール「セックス」ではない。

 

“入れたい” だけが愛ではない。

 

むしろ、入れなくなってからが本当の愛。

 

愛は、心が入るのと引き換えに、アレを入れなくなる。

 

アレを入れるよりも、そっちの方が満たされるから。

 

 

 

 

例えば、家族でもあり、子供でもあり、恋人でもある、大切なペットの猫ちゃんがいる。

 

大好きな猫ちゃん。

 

とっても大好きだからといって、猫ちゃんと「セックスがしたい」と思う人は、まずいない。

 

セックスはしないが、とっても愛している。

 

夫婦の愛は、たぶんこれと同じ。

 

 

 

 

結婚すると、セックスレスになる。

 

たぶん、日本人のほとんどの夫婦がセックスレスになる。

 

離婚の原因の一つにセックスレスがあるというのをたまにテレビとかで聞く。

 

もしそれが本当ならば、「心で愛せるまではいかなかった相手」ということ。

 

離婚の原因はセックスレスではなく、

 

アレを入れるまでしか愛することができなかった。心が入れられない相手だった。ということ。

 

 

 

 

義務感で無理して入れようとしたり、入れてくれないことを不満に思ったり。

 

ソレの原因はソレではなく、実はアレだ。

 

愛が心に達していない証拠。

 

別れることになるのは時間の問題だが、愛が入れ合えていない多くの日本人夫婦は、子供をつくることで、心の愛を二人の子供に入れることで “家族の絆” という愛に置き換わる。

 

だが、子供が独り立ちして親の手を離れたとき、夫婦の心が入れ合えていないことに気づく。

 

そうなれば、もう逃げ道は無くなり、家族でいる必要はなくなってしまう。

 

 

 

 

だから、何というか、

 

独身男の「結婚は地獄」とかいう話を聞いていると、僕は「アレを入れる愛しか知らないんだな」と思う。

 

 

 

 

と教えてあげたいが、こればかりは知識ではなく経験で知るしかないので、何というか、アレだ。

 

 

 

 

「入れる」というのは見た目でわかりやすい愛情表現だからそこ、愛が心に達さなければ、アレを入れてわかりやすく愛を伝えようとする。

 

でも、一生アレを入れ続けることはできない。

 

アレをアレすることができなくなったときにアレ以上のソレがなければソレがアレしアレになるのは自然なソレ。

 

 

 

 

アレを入れようと思えばコレに、

 

誰でもいくらでも入れられるが、

 

 

 

 

 

に出会うのはなかなか難しいのかもしれない。

 

 

 

 

それを知った僕は幸せだ。

 

という、僕の幸せ自慢のお話でした。