嫁・妻・奥さん・・配偶者の外向けの呼び名を考えていたら差別だらけなことに気付いた!

yobina

 

おはようございます。テルオ(@undoteruo)です。

みなさん、友達や会社の同僚に自分の奥さんの話をする時、奥さんを何と呼んでいますか?
実は、僕が結婚して一番最初に困ったことが外での奥さんの呼び方でした

結婚後に初めて困ったこと

今までずっと彼女と言っていたのでそんなこと全く考えていませんでした。そして突然その状況が訪れて、とっさに「奥さん」と呼びました。何となくそう呼びました。
それ以来ずっと「奥さん」です。

女房とか家内とか、テレビや小説の中の言葉だったんで今まで言葉に出したことなかったんですね。当たり前ですが。なので、レベルが高いというか、おっさん感が強いというか・・・勝手なイメージですけど。

家のローン払ってお小遣い少なくて娘に「くさい」とか言われて毎日満員電車にぎゅうぎゅう詰めで居酒屋で今の政治について語る50代サラリーマン感

を、強く感じていたもので、女房、家内には抵抗が何となくありました。

ここで一度配偶者の呼び名をテーブルの上に並べて整理してみようと思い並べ始めたんですが、以外と呼び名沢山あるんですね。

 

配偶者の呼び名いろいろ

奥さん

嫁さん
女房
家内
細君
カミさん
ワイフ
ママ
母ちゃん
ウチのヤツ
ババァ

もっと考えればもう少しありそうですが、大体こんなとこですかね。
ついでに奥さん目線で旦那さんの呼び名も並べてみました。

主人

旦那
亭主
パパ
お父ちゃん
ウチのデブ
ジジィ

ちなみにうちの妻たんは僕のことを
「ウチのデブ」と呼んでいるらしいです。好きに呼んでください(笑)。

妻たんが友達に「ウチのデブに外ではウチのデブって話してるよって言ったら笑ってた」と話したら、「それでよく怒らないね!?」と言われたそうです。
はい。そんなんじゃ怒りません。何とでも呼んでください!

 

言葉の意味を考えてみた

色々ある配偶者の外での呼び名。色々ありすぎてどれを採用していいか分からなくなっちゃいます。選び放題です。

そこで言葉の由来とかちょっと調べてみました。出来れば最初にその言葉が使われ始めた時代とかも調べたかったんですが、僕の情報収集能力はそんなに高くありません。

これどこかで言ったかな・・多分言ってなかったと思いますが、僕昔ちょっと放送作家をかじっていたことがありました。
かじったと言っても、ほんのちょっと甘噛み程度ですけど。歯形も残らない程度の。

その時に聞いたことなんですが、一般人が入れるかどうか知らないけど、業界人御用達の図書館みたいな、本屋さんみたいなのがあるそうです。
僕はお世話になったことないんですが、一度でもお世話になっとけば良かったかなと後悔しています。もしかしたら今でも調べもんに役立ったかなと。もう少し情報収集能力を盗んでから辞めれば良かったかなと後悔しています。

話がズレてしまいましたが、調べられなかったところは僕が勝手に意味付けをしてみました。

 

男性の配偶者の外向けの呼び方

まず奥さんという言葉。家の奥にいる人という意味だそうです。つまりは妻のことで、昔は位の高い人の妻は家の奥にいることからそう呼ばれたということです。
位が高いのは良いんだけど、ちょっと男尊女卑の意味合いもあるのかななんて感じますね。

妻 (ツマ)というのは元々は配偶者に対する呼び名で、(夫)と書いても「ツマ」と呼ばれていたらしいです。
なるほど!
今では男性の配偶者の女性に対する呼び名として使われることが一般的で、書類上の記載は大体コレですね。だから妻と呼ぶのが一番正しいのかもしれません。

嫁さんの語源はよく分からなかったんですが、親が息子と結婚した相手の女性を呼ぶ名として使いますよね。だから夫が妻を呼ぶときに使うというのはちょっと違うのかなと。ちょっと違和感を感じますね。なんか偉そうな感じしちゃいます。僕は。
それに、「女」へんに「家」ですから。これもやっぱり女は家にいるものだという今の時代には似つかわしくない偏見があるような気がします。

そして、房は部屋の意味で、部屋の中にいる女という意味で女房

文字通り家の中にいる者という意味で家内

 

ってゆいうか・・・

偏見ばっかりやな!

よくよく意味を考えてみると・・・

差別だらけやな!

昔は差別とかいう言葉も無かったから仕方ないけど、意味を考えてみると今の時代には似つかわしくないない呼び名ばかりなことに気付きます。

女は家にいろってことかい!!

そのうち誰か問題にしそうな言葉ばかりですね。

 

時代劇とか時代小説なんかでよく出てくる呼び名細君武家屋敷じゃあるまいし、実際に使っている人聞いたことありませんが、細とはつまりは小さいという意味で、自分の妻をへりくだって言う謙遜の意味があるらしいです。
これ、なんか日本人らしい気がしますが。

続いてカミさん。御上(おかみ)ってよく時代劇で聞きますね。役人とか、今で言う政府とか主君、最高権力者の意味があります。そこから来ているみたいですね。細君と正反対の「たてまつる感」を強く感じます。
現代は女性の力が増していますから、カミさんて以外と良いのかもしれませんね。

ワイフ(wife)。英語ですね。外国の日本大使館の官僚かもしくは、海外生活が長くてつい英語が自然と口から出ちゃう系の人が使うメージです。僕もいつか「今から言うぞ!」感を出さずに自然と言ってみたいですが。

母ちゃん。これよく志村けんがコントで使ってますよね。僕のところは子供がいないので使うことはないですが、女性側からしたらこう呼ばれていい気しないんじゃないですかね?「お前の母ちゃんじゃねーよ!」って。
でも女性の方も「お父さん」なんて呼んだりしますからね。お互いが良ければ良いんでしょうけど。

続いて、女性目線でも考えてみました。

 

女性の配偶者の外向けの呼び方

文字通り一家の主、家の長という意味の主人

は、元々「男人」と書いて(おうと)が段々と(おっと)「夫」となったようです。だから単純に「男のひと」という意味なんですね。
現在では女性の配偶者の男性に対する呼び名として使われるのが一般的です。書類上の記載は大体コレです。
だから夫と呼ぶのが一番正しいのかもしれません。

奥さんだけじゃなく、商人の人が社長を呼ぶ時に旦那様って使いますよね。自分達の面倒をみてくれる人、お金を持ってきてくれる人という意味があるみたいです。今の時代には似つかわしくないように思いますが、女性が「ウチの旦那」って言っているのよく聞きます。
まぁ、女性が気にしないのであればいいのでしょうが。

続いて亭主。亭とはつまりは建物のことであり、建物の主という意味だそうです。
でも実際は主の権限は女性が握っていることが多いですが。男性が奥さんのことを亭主って呼んでもいいのかもしれません。この意味を考えると。

個人的にはウチのヤツって好きなんです。なんか親しみがあるような気がして。
だからウチのデブも好きなのかもしれませんが(笑)

テルオ的まとめ

公的書類に記載する言葉。
正しいかどうかで言ったらこれが一番正しい呼び方でしょう。
でも自然と口をついて出た言葉で、両者が違和感を感じない言葉ならば何でもいいと思います。結局は。

ただ、こうして言葉の意味を考えてみると、女性差別が色濃く残っています。
何も考えず何となく使っている言葉ですが、女性差別に厳しい世の中になっていますから、突然「家内って呼ばないで!」って奥さんが言い出すかもしれません。
その時ケンカにならないように、少しでも言葉の意味を知っておいて損はありません。

僕がもし「ウチのデブって言わないで!」と妻たんに言ったらどうなるか。ちょっと気になったんで聞いてみました。

「じゃ、
ウチのクズね

う、うん・・いいよ・・クズでもデブでも・・・

 

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

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