「仕事辞めたいけど言えない」は “辞めた後の自分” を考えることで言いやすくなる

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こんにちは。「仕事辞めたいけど辞められない··言えない···( ・ั﹏・ั)」ということで無駄な時を過ごした結果、適応障害になった雲藤テルオです。
 
 
結果的に適応障害にまで発展したところでようやく仕事を辞めた僕ですが、辞めた今になって考えてみると、実は仕事なんて簡単に辞められます。
 
 
辞める理由がないのであれば、作ればいい
 
理由が作れないのであれば、逃げればいい
 
逃げられないのであれば、“逃がして” もらえばいい
 
 
「仕事辞めたいけど言えない」と悩める “健康な今” のうちに辞めないと、僕のように「仕事行きたくない死にたい」という考えに行き着いてしまいます。
 
そうならないための仕事の辞め方の方法を「あのとき仕事辞めて本当に良かった(^o^)/」と、今幸せな僕の経験を元にお届けします。
 
 
まずは「仕事辞めたいけど言えない」ということで悩んでいる方の主な理由から見てみましょう。
 
「辞めると言えない理由」とか読むの面倒くさいという方は【もくじ】から前向きなこと言ってそうなところまで早速飛んじゃってください。
 
 

「仕事辞めたいけど言えない」理由はだいたいこんな感じ

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「仕事辞めたいけど言えない」と悩んでいる方はだいたいこんな理由からではないでしょうか? 
  
  • 逃げるは恥
  • 伝え方がわからない
  • 入社してまだ3年経ってない
  • 人手不足で言いづらい
  • 親に言えない
  • 家族に言えない
  • 理由が思いつかない
 
あなたもいくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか。
 
僕はというと、今思い返してみると···、全部に当てはまってますね(笑)
 
全部に当てはまっていればそりゃ、「辞める」とは言えないでしょう。
 

▸ 逃げるは恥

 
「仕事を辞めるのは逃げるのと同じで恥だ」と考えている人は、辞めるとはなかなか言えない。
 
 
こういう人は、仕事を辞めることを「逃げてる」と捉え「恥だ」と考えています。正確に言うと「逃げたと “周りから思われる” のが嫌だ」と思っています。
 
特に男は、強そうな相手に喧嘩を売られてたとえ本当は逃げたくても、見た目的に立ち向かうフリでもしないと恥ずかしいと思うもの。
 
本当は、逃げるんだから逃げた後にそこに残る人の自分に対する評価なんて気にする必要もないのに。
 

▸ 伝え方がわからない

 
「会社に辞めたいことをどう伝えていいかわからない」という人は、辞めるとはなかなか言えない。
 
 
何で伝え方がわからないのかと言えば、それはやっぱり辞めたい理由が「逃げたい」だからでしょう。
 
「逃げたいんです」なんて会社に言えませんからね。
 
つまり、こういう人は真面目な人間なんです。
 
理由なんて何でもいいのに、真面目な人ほど上手い嘘がつけません。
 

▸ 入社してまだ3年経ってない

 
「仕事は3年は続けなくちゃいけないのに···」という常識に縛られている人は、辞めるとはなかなか言えない。
 
 
僕も入社2年目くらいのときにもう辞めたいと思い、一回りくらい年上の知り合いに「もう辞めたいんですよね···」と話したところ「とりあえず3年やってみろ」と言われました。
 
2年とかまで続けたならともかく、まだ数ヵ月しか働いていないという人では、より「辞めます」なんて言えないでしょう。
 
こういう昭和の人間が作り上げた古い常識に縛られている人は、それで苦しみます。
 
僕もそうだったので、よくわかります。
 

▸ 人手不足で言いづらい

 
「今人手不足でオレが抜けたら大変だから···」という理由で辞めると言えない人は、一生言えません。
 
 
会社の人手不足は常だからです。
 
実際、社員一人が辞めたところで会社は同じように回り続けます。
 
人手不足を理由にしている人は、会社のことを心配しているようで実は、自分が辞めた後にそこに残る人の自分に対する評価を恐れています
 
辞めるんだからそんなこと気にする必要もないのに。
 
安倍晋三さんだって突然辞めたけど、政府は回り続けましたよ。
 

▸ 親に言えない

 
「仕事辞めるなんて親に言えないよ···」という人は、こういう理由は本来、未成年者以外通用しない言い訳です。
 
 
ちなみに僕は、自分の親には仕事を辞めたことをまだ話していません。
 
社会的地位の高い親を持つ人ほど、親には言えないものです。
 
顔を合わせれば会社の話とかいちいち聞いてくるでしょうしね。
 
ですが本来は、成人していれば親は関係ないんです。
 

▸ 家族に言えない

 
「妻に仕事辞めたいなんて言えない···」という人は、まだ妻を “彼女” と思っている人なのではないでしょうか。
 
 
要するに、常識人の彼女の理想の男であり続けたいということではないでしょうか。
 
もう家族なんだから、悩みは一緒に解決していくものです。
 
ちなみに僕も、しばらくは妻に自分の胸の内を隠していましたが、話してみたところ「明日辞めてきなよ」と言われて随分と楽になりました。
 
“社畜妻” ではなかなかこうはいかないと思いますが。
 

▸ 理由が思いつかない

 
「辞める理由が思いつかないから言えない···」という人は「伝え方がわからない」というのと同様に、辞めたい理由が「逃げたい」からなので、当然言えません。
 
もうやりたくないので辞めます。 
とにかく仕事から逃げたいので辞めます。
実はあなたの顔も見たくないので辞めます。
 
これも真面目な人ほど嘘をつけないので、こんな理由では辞められないと思い、日々消耗していきます。
 

「辞めた後の自分」を考えることで言いやすくなる

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  • 逃げるは恥
  • 伝え方がわからない
  • 入社してまだ3年経ってない
  • 人手不足で言いづらい
  • 親に言えない
  • 家族に言えない
  • 理由が思いつかない
 
こういった理由から「辞める」と言えない人にアドバイスするならば、仕事を辞めた後の自分」を考えることで言いやすくなります。
 
 
「仕事辞めたいけど言えない」という方の殆どは、今までの常識に縛られています。
 
その縛られている常識というのは、“いよいよ” というところまで来ないと破れません。普通の人は。
 
その “いよいよ” というところで人間は2つの道に分かれていきます。
 
  1. 僕のように全てを放り出して会社を辞めてしまう
  2. “アッチの世界” へ逝ってしまう
 
こうなる人というのは、辞めたいと思っている今の自分のこと」しか考えていません。
 
僕も「死にたい」なんて考えているときはそうでした。
 
「辞めた後の自分」のことだけを考えるようにすると、意外と会社にも「辞めます」と言い出しやすくなります。
 
 
例えば一番わかりやすいところで言えば、辞めた後の次の仕事を考え始めるということです。
 
 

辞める理由がないのであれば、作ればいい

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辞める理由がないのであれば、嘘ではない辞めるに相応しい理由を作ってしまいましょう。
 
一番は、次の仕事を決めちゃうことです。
 
つまり、転職です。
 
 
会社にステップアップのための転職を阻む理由はないし、次の仕事を決めてしまえば「逃げる」のとはちょっと違います。
 
ただ辞めるのではなく次の仕事が決まっているのであれば、勤務年数の短さなどは関係なくなります。むしろどちらかといえば同僚からは尊敬の眼差しの方が強くなります。
 
親にだってただ「辞めたい」よりも「転職するんだ」ということだったら言いやすいでしょう。
 
転職を理由にすれば会社にも「辞めます」と言いやすくなります。
 
 
例えば、転職サイトのリクナビNEXTであれば、自分で求人を探すタイプの転職サイトなので、いちいち面倒なアドバイザーとのやり取りはありませんし、自分の希望条件や職歴などを登録しておけば企業側からオファーが届く仕組みもあります。
 
転職活動の時間がなかなか取れないという方は、僕がおすすめしている会社を確実にズル休みできる方法なんかを使って2〜3日休み、その空き時間を利用して探してみましょう。

理由が作れないのであれば、逃げればいい

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理由が作れないのなら、逃げてしまいましょう。
 
ですがこれができないから、みんな悩むわけですよね。
 
常識とは怖いもので、理由がなければ本来日本人ならば誰でも持っている『会社を辞める権利』を行使しようとする人が少ない。
 
辞めるならば理由が必要、という常識。
 
退職するには1ヵ月前や2ヵ月前の通告という社内規則があるのでこれが常識と思っている人が多いですが、仕事は会社に辞めると通告してから2週間後に退職できるというのが法です。
 
2週間であれば有給消化が使えるし、有給がなくても2週間であれば病欠など、理由ならば何でも作れます。
 
こういうことを自分ですることがどうしてもできないのであれば最終手段、逃げられないのであれば “逃がして” もらいましょう。
 

逃げられないのであれば、“逃がして” もらえばいい

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自分で逃げられないのであれば、逃げる専門家に頼んで逃してもらうことが今の時代、可能です。
 
最終手段、今流行のEXITとかの退職代行サービスを使って避難することができます。
 
  1. 次の仕事を決めて理由を作り自分で辞める
  2. あらゆる権利を利用して自分で辞める
     
    これができないときの最終手段が 
  3. 退職代行サービスを使っての緊急避難
 
お金もかかるので安易な利用はおすすめできませんが、手段は手段です。使える手段です。
 
次の仕事を探す余裕もなく「次の仕事が決まるまで待てない!」という方は、退職代行サービスを選択肢の一つとして考えてみましょう。
 
退職代行サービスなんていうのは、よく社内でも “メンタル弱男批判” としてネタの対象になったりします。
 
「ありえなくね?」ということで、批判的な会話を僕もよく耳にします。
 
ですがそういう常識的な意見を言う人は「死にたい」なんて思ったこともなく、「仕事辞めたいけど言えない」という辛さなど経験したことがない人間です。
 
それに一番大事なことは、自分が逃げた後に残った人間の自分への評価なんて、そんなもう二度と会わない人の目なんか気にしなくていいということです。
 
最終手段として退職代行サービスも選択肢として持っておいてもいいんじゃないでしょうか。
 
 

 
 
 
 
 
 

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