おはようございます。テルオ(@undoteruo)です。
第3話を見て、学校給食経験者のテルオの率直な感想です。
ウマチキストラップ
売る気だな!?
第3話あらすじ
打倒ウマチキで作る今日の給食麻婆茄子。
「以外といける」と子供たち。
「お腹一杯になったらウマチキ食えねーぞ!」
「学校終わったらコンビニ行こうぜ」
ウマチキの腹を空けておくために光子の麻婆茄子を残す子供たち。まだまだウマチキには勝てない様子。
ミッシェルブランショの社長が「
三つ葉小学校では、親子給食会なるイベントを開催することに。学校に保護者を呼んで子供たちと一緒に給食を食べてもらうという
親子給食会のメニューはナポリタン。
例年通り、大人と子供の味付けを変えると言う荒木。
子供は甘くないと食べないし、
一方、今まで同じ料理で味付けを変えたことはないと言う光子。
そんな光子に、「
帰りに再びコンビニへウマチキを求めてやって来る光子だが、
イートインコーナーから聞こえてきた「最高にうまい!」
そんな大人たちからウマチキを1つ貰い、
「酸味と甘味のバランスが絶妙・・・」
「やるわねウマチキ!」
同じ味付けで大人にも子供にも“最高に美味しい”ウマチキ。
そこから何かヒントを得た様子の光子
甘味と酸味のバランス・・・
味の追求のためならお金を惜しまず自腹でいろんな品種のトマトを
求めていた納得のトマト「金太郎トマト」に目をつけた光子。
早速金太郎トマトを求めて静岡県へ。
1個300円のトマトを給食の予算内の1個100にならないかと
親子給食会ミーティングで、
一方、光子の古巣、篠田オーナーのレストランでは、お得意様の議員が10歳の息子の誕生日をこのレストランで祝いた
「子供と大人の味付けは変えてくださいと」と篠田。奥寺は何か考え込み「星野シェフならどうするだろう」と言う。「あなたは三ツ星シェフ、彼女は給食調理師、土俵が違う。意識する必要はありません」と篠田。
親子給食会当日。光子は「星野光子のナポリタンは星野光子のナポリタンなのよ」
光子は、
しかし光子は、
「本当にこんなトマトでうまくうくの?」と、
そしてついに光子のナポリタンが完成。
検食のため校長室に運ばれた給食を見て校長が「大人用は?」大人も子供も同じ味付けだということに驚く校長先生。
「残せるものなら残してごらんなさい」
まず、ナポリタンは子供たちの口へ。
「こんなナポリタン食べたことない!」
「初めて!」
「最高に美味しい!!」
ついに「最高に美味しい」
「酸味と甘味が絶妙だな!」
「最高に美味しい!!」と、大人たちからも絶賛の声。
「ウマチキとどっちが美味しい?」
「このナポリタン!!」
同じ味付けで大人と子供にも「最高に美味しい」
これに対し高山が「
「それを考えるのは私の仕事じゃないわ」と答える光子。
一人で帰る荒木に子供たちが走り寄ってきた。
「今日の給食美味しかった」
「トマト嫌いだけど食べられた」
「明日も楽しみ!」
という子供たちの言葉に、微妙な表情の荒木であった。
その頃、篠田のレストランでは、
「次はナポリタンが食べたい・・」
「テレビでやってた給食のおばさんが作ってたナポリタンなら、
子供からの屈辱的な言葉に、
一方、目的達成した光子はミッシェルブランショを訪れる。しかしそこへ何故か篠田の姿が・・・
ミッシェルブランショのシェフの契約は白紙になったと聞かされる
篠田の策略であった。
翌日、三つ葉小学校給食室には光子の姿が。
「なにしてんだ!?」
「みんなが頼むからもう少しいてあげるわよ」
調理員は皆不満げであるが、「まぁいいじゃないか」
「もうお前を雇ってくれる店なんか無いんだろ」と言われ
「自分で店を出すから」
「誰にも頼れないなら、自分で店をつくる!」
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ドラマと現実の違い
僕も実際に1~3年生4~6年生で味付けを変えた調理の経験があります。
具体的に言うとカレーだったんですが、辛みを変えたんですね。高学年をちょっと辛めに。
これはそれぞれ栄養士の考え方によります。
いずれにしても、栄養士の判断した指示に従がわなければなりません。
ドラマではやっぱり栄養士の指示を無視する光子。
栄養士が、仕入れた食材を知らないなんて現実では有り得ません。
栄養士に黙って勝手に食材を仕入れ、
それと、学校給食では基本的に地産地消を基本としているため、
現実では、食材の発注は全て、
しかし、この食材の発注も、
公務員は発注コスト削減なんて考えませんから。
業者の言い値で仕入れている場合がほとんどなのが現実です。
一方、民間会社は利益を考えますから、
これを次の展望として考えている会社は多いでしょう。
もしこれが解禁になれば、
一方で、保護者にとってみれば、仕入れが民間委託化され、
どちらを取るか、教育委員会には非常に悩ましい問題でしょう。
今後の展開予想
僕はどうしても、
まんまと制作の狙いにはめられています(笑)
きっとファンの視聴者から問い合わせが来ていることでしょう。
今回は新たな展開がありました。
光子が「自分で店を出す」と言い出しました。
屋台から始めて最後には自分の店を構えることになるのでしょうか
荒木の心境にも変化が表れました。
給食に戻ってきた光子に「まぁいいじゃないか」
笑っているようでしたが、マスクで隠れているため、
マスクが絶妙な役割を果たしてくれました。良い演出でしたね!
テルオ的視点で見る食育
僕は、大人と子供、同じ味付けには賛成ですが、それは子供に合わせた味付けにするべきだと思います。
子供に合わせるとは、「甘く」という意味ではなく「薄味」という意味でです。
「甘くないと子供は食べないから」
前にも言ったかもしれませんが、
糖分は米にも野菜にも入っているのでそれで十分なんです。
世間には甘いものが溢れ、
つまり、
昔の日本の子供たちが、
砂糖が無くてもここまで人類が発展してこられたという歴史が、
躾でも食事でも、子供に“甘さ”を与えれば、
これは教育ではないと、強く言いたいですね。