「募金」は「箱にお金を入れてチャリンという音を楽しむ行為」だと僕が割り切って考えてる理由

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こんにちは。テルオ(@undoteruo)です。

街へくり出せば、必ずと言っていいほど募金活動を目にします。

あの箱に小銭入れれば世界を平和に出来るんですかね?

 

まず日本のこと考えたら?
日本のこと考える前に友達のこと、家族のこと考えたら?

その100円で自分の周り幸せにすること考えたら?

なんて思う僕はひねくれてるんでしょうか?

 

募金したいなら自分で直接手渡すべき

僕は十代の頃に一度だけ新宿の地下街で募金したことがありました500円。

好い人面して。

大いに自己満足しました。

それが最初で最後ですね。それ以来募金したことありません。1円たりとも。

 

後日、ニュースに僕が募金をした新宿地下街の募金活動の様子がモザイクと共に映し出されていました。募金で集まったお金は実は自分達の懐に入っていたという内容でした。

僕はもうこの日から募金活動は全く信用していません。

その行為は募金ではなく、
“ 箱にお金を入れてチャリンという音を楽しむ行為” だと思うことにしています。

勿論ちゃんとした募金活動をしている人達が大半だと思いますがね
でも赤の他人を信用する術がありません。

 

それに、募金て簡単すぎやしませんか?

たまたま目にした箱に500円入れて
そんな簡単に平和になんかなるんでしょうか?

そんな簡単なものじゃないですよ絶対。

 

僕は決めてるんです。どうしてもお金渡したいなら、自分で現地に行って、困っている人に直接手渡すと。

募金箱が無くなって、募金のルールが「直接手渡し」となったら、どうですか?やれますか?
やらないでしょ?

人を幸せにしたいならそこまでやるべきでは?

そんなことも出来ない人間が、たまたま見つけた箱にコイン入れて、自己満足に浸って、
僕から言わせれは滑稽ですね。

そんなことしてる暇あるなら入院中の友達のお見舞いにでも行ってあげてくださいよ。コンビニ弁当の彼氏に手料理でも作ってあげてくださいよ。
自分の周りも幸せに出来ないような人間が世界に幸せを届けるなんて、できゃしません。

石田純一さんが都知事選に出ようとしてた時に「奥さんが反対している」なんて報道ありました。「自分の妻も説得できないのに都民を説得出来るのか?」なんて言われていたようですが、
それと同じです。

自分の身近な人も幸せに出来ないのに世界に幸せを届けたいなんて自分をかいかぶりすぎです。

そんな簡単じゃないですきっと。

 

それでも募金したい人が確認するべきこと

それでもどうしても「募金箱にお金を入れたい!」という人はこれだけは確認しましょう。

  1. 募金で集まったお金の流れの確認
    どんな団体を通じて、どこへ、どんな人達に、どんな手段でお金が渡るのか。(その募金活動団体の過去の実績があればそれも確認)
  2.  団体名、所在地、電話番号、ホームページ、代表者名の確認
    現在は色々な詐欺が横行していますから、詐欺であってもこれらの情報はきちっと作り上げられているかもしれませんが、とりあえず確認はしておきましょう。
    少なくとも、これらの情報が開示できない団体はやめた方がいいと思います。
  3. 警察の許可証の確認
    これがあったからといって本物とは限りませんし、むしろ全く関係ないと言ってもいいでしょう。
    これはあくまで道路使用の許可です。
    警察署が募金の正当性を示すような書類を出すことは絶対にありません。
    ①②の情報の開示を求めたときに、警察の許可証を見せてうやむやにしようとする団体には気を付けましょう。
    ですのて、ここで言う「警察の許可証の確認」とは、警察の許可証の一点張りでうやむやにしようとしているかの確認」ということです。

 

いずれにしても、人を騙してお金を集める行為は詐欺なわけですが、募金活動自体に許可は必要ないのが現状ですので、信用できるかどうかという信用性の問題になってきます。

大がかりに詐欺を行っている団体は上のものを全て持っている可能性もあるでしょう。いや、きっと持っているでしょう。

だから僕は “箱にお金を入れてチャリンという音を楽しむ行為” はしないわけですが、どうしてもしたいのならば、少なくとも上の確認だけはしてみてください。

 

テルオ的まとめ

募金が別に悪いことと言うつもりはありませんが、遠いところに目を向ける前に、自分の周りに目を向けて下さい。
「自分が幸せにならなければ誰も幸せにできない」と僕は思います。

募金に夢をのせるのではなく、まず身近な人に夢を与えてあげて下さい。
それが出来れば、もっともっとはるかに世界に幸せを届けられる人間になれるハズです!
たぶん。

 

走るためには歩けなくてはいけませんし、歩くためには立ち上がれなくてはいけません。

物事には順番があります。
順番を守らなければ結局目的は達成できません。
順番の重要性に気付くことが出来れば途中で戻ることも出来ますが
まず、なかなか気付けませんし、気付いても戻ることは勇気がいることです。

最初から順番を守るに越したことはありませんから。

 

 

 
 
 
 
 
 

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