生きづらい今だから読むべき本「日本国憲法」で解釈を楽しもう♪(=゚ω゚)ノ

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こんにちは。読書好きなので「読む本が今ないから」という理由でたまたま職場で日本国憲法を読んでいたら周りの同僚が若干引いていた雲藤テルオです。
 
 
職場で日本国憲法なんて読むヤツはまぁ、そうですね、確かにちょいヤバなヤツと思われても仕方ありません。
 
 
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その後僕は突然みんなの前から消えたので、多分社内では僕の憲法黙読エピソードと何らかを繋げた憶測で当時はザワついたことでしょう。
 
 
 
職場で初めて日本国憲法を読んでから僕はその後も3回くらいは憲法読んでますが、日本国憲法の本を紹介している僕の脱社畜に役立った本の中でも話している通り、友人から
憲法嫌い子
なんか面白い本ある?
と聞かれ
テルオ
「日本国憲法」面白いよ♪(^^)v
とおすすめしても
憲法嫌い子
読んだよ~♪
となったことなど一度もないという、そんな不人気本です。(すすめるオレもオレもだが)
 
 
ハゲのオッサンが読むもの
面白くなさそう
読みにくそう
こわい
ダサい
面倒くさい
危険人物と思われそう
そんな暇あるならツムツムやりたい
 
とまぁ、こういったのが不人気の理由でしょうか。子供にとっても大人にとっても日本国憲法は退屈です。
 
 
そんな不人気の日本国憲法ですが、何がそんなに僕は面白いと感じるのかというと、ざっくりとした基本理念が多いので解釈は人それぞれ自由だという点です。
 
国の基本ルールを自分で解釈できるんです。
 
テルオ
こんな面白いことはないね〜ヽ(^。^)ノ
 
とくに、働き方や仕事に関する僕の憲法解釈はこんな感じです。
仕事が原因で死ぬことないよ。と書いてある。
 
働きたくないなら働かなくてもいいよ。と書いてある。
 
「仕事」は「会社勤め」に限定されないよ。と書いてある。
テルオ
日本の憲法はこんな感じに読み解くことも可能だよ♪(^.^)/
 
憲法改正が現実味を帯び始め、生きづらい世の中の今だからこそ、日本国憲法を読んでみましょう。
 
日本国憲法を読めば意外な真実が見えてきたりします。
 
 
「脱社畜」とは意外にも、日本国憲法が教えてくれた
 
 

日本人は自ら進んで奴隷になりたがる

 
日本には、仕事が辛くて辛くて、逃げるに逃げられず、毎年死んでいく人が何人もいます。
 
僕もまぁ、運良くギリギリのところから戻ってきた人間です。
関連記事:「仕事に行きたくない死にたい」と思った僕の体験談。死ぬのをやめたら楽しい人生が待っていた。
 
 
これからの冷和時代を頑張って生きていかなくちゃいけない人たちにはぜひ、日本国憲法第18条を知ってもらいたい。
 
憲法第18条
 
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
 
例えばブラック企業に勤めながら社畜と化している辞めたいけど辞められない···」「逃げられない···」「死にたい···」いう人にとっては、会社はこの意に反する苦役》以外の何ものでもないでしょう。
 
 
でも、ブラック企業に対してこの18条の憲法違反で戦ってもたぶん勝てる弁護士はいません。
 
なぜなら、会社は労働者に対して《奴隷的拘束》なんかしていないからです。
 
テルオ
《意に反する苦役》っていうのは、自分の意志とは関係なく例えば、
何も悪いことをしていないのに家族を人質に取られて逆らえずに強制労働させられている」
といったものが《意に反する苦役》ってこと。
 
つまりこれが奴隷的拘束ってことだね( ´Д`)~
 
ではなぜ奴隷的拘束なんてしていない会社に対して人は「苦役」と感じるのか。
 
それは日本人会社員の “ここに居続けなければならない” という思い込みといった現状維持バイアスから、自らそれに順応しようとした結果です。
 
現状維持バイアス
 
「みんな今までそうしているから」という理由だけでやり続けていること。
 
つまり、自ら進んで奴隷になっているんですね。
 
 
なぜ日本人は自ら進んで奴隷になってしまうのかというと、日本では “憲法に反することなく“ そういう教育が施されているからです。
 

教育を疑え!嫌な仕事で死ぬ必要のない自由

 
仕事のことで苦しんでいる人にはぜひ、日本国憲法第22条を知ってもらいたい。
 
憲法第22条
 
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。
 
日本の憲法では《職業選択の自由》が国民の権利として保障されています。
 
テルオ
つまりね、
 
嫌な仕事はやらなくてもいいんですよ。
嫌な仕事は辞められますよ。
やりたい仕事を選べますよ。
仕事のことで悩む必要はありませんよ。
 
ついでに言えば、
 
仕事が原因で死ぬ必要のない自由がありますよ。
 
と、こういったことを憲法第22条では言っているんだと思うよ(^.^)/~
 
ブラック企業で働いていたり、精神的に追い詰められるまで頑張っちゃう人は、仕事は「逃げられないもの」だと思い込んでいるだけなんです。
 
実は日本の憲法ではちゃんと「職業は自分で選べるんですよ。これは日本人みんなが平等に持ってる権利なんですよ。」と、こう言ってくれているんです。
 
テルオ
でも日本の教育ではこんなことを「常識」としてを教わるよね↓↓≡ヘ( ´Д`)ノ
先輩の命令は絶対
嫌いな教科ほど頑張って勉強しろ
仕事をコロコロ変えちゃダメ
仕事は最低3年続けろ
 
 
日本の教育では「逃げられるけど、逃げるのは社会人として非常識だよね」と教わります。
 
こういう教育を受けて育った日本人は、会社から奴隷的拘束を受けることなく、自ら進んで奴隷になり苦役に服します。
 
これで国は憲法に反することなく、奴隷をつくり上げることができる。
 
テルオ
たまたま出会った教員免許を持っているだけで会社勤め経験の無いよく知らない大人の言葉よりも、日本国憲法の方がよっぽど人間としての正しい生き方を教えてくれるよ(*´∀`)

「勤労」は実は、「義務」じゃない

 
日本国民の三代義務とは『教育の義務』『勤労の義務』『納税の義務』ですよね。
 
これを知らないという日本人はほぼいないでしょうが、知らないという人でも聞けば「あ〜そうだったね」と思い出すでしょう。
 
 
働くことが日本人の義務だから、「働きたくない」なんて思うオレは、人間のクズだ···(。ŏ﹏ŏ)
 
 
こう思っている人にはぜひ、日本国憲法第27条を知ってもらいたい。
 
憲法第27条
 
すべての国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。児童は、これを酷使してはならない。
 
この憲法第27条を読んで、ある点に引っかかりませんか?
 
《権利を有し、義務を負ふ》という部分に注目してみてください。
 
憲法では《義務》の他に《権利》という言葉も使われています。
 
『勤労の義務』という言葉だけを知っている人は働きたくなくても働かなきゃいけないんだ」と思っている人が多いと思いますが、でも実は憲法では、勤労は《権利》なんですね。
 
テルオ
働くことは「義務」ではなく「権利」なんだよ!(゜o゜)
 
ではここで言っている《義務》とは何を指しているのか。
 
 
 
「権利」というものは「義務を負う」からこそ主張することができるというものなので、この《義務を負う》という言葉は、この27条よりも前に話している国民の何かの権利に掛かっているのではないかと思いました。
 
この27条は「勤労」について話しているので、労働者が主張したいこととは主に、日本国憲法第25条の社会保障》についてですよね。
 
つまり、この憲法第27条の言っている《義務を負う》というのは「働かないのに社会保障の権利は主張できませんよ」ということになります。
 
テルオ
「何か困ったことがあれば国が助けてあげるから、それならば働く義務も背負ってくださいね」
 
「働かないのに困ったときだけ国を頼ってもダメですよ」ってことなんだね(¯―¯٥)
 
 
ついでに言うと、この「勤労」という言葉を辞書で引くとこうあります。
勤労
 
心身を労して仕事にはげむこと。
 
つまり、憲法が指している「勤労」とはなにも、企業という組織に属して会社員として働くこととは限らないということ。
 
 
 
これまでの日本の教育では(っていうか今でも)いい会社に入れ」と学校で教わりますが、今でもそういう教育をしている先生こそ、憲法をもう一度読んでみた方がいい。
 
テルオ
憲法で《勤労》としているところになにか、優しさを感じるね!(。>﹏<。)ノ
 
つまり日本の憲法は、良く出来た憲法だなってことです。
 
 

憲法は簡単には変えられないからこそ、深くて、面白い

 
今、憲法改正というと9条にばかりに焦点が当てられているので「変えた方がいい」と言う人が多いんですが、変えた方がいいもの」「よくないもの」はちゃんと日本人一人一人が考えた方がいいですね。
 
 
日本は、憲法の何と何と何を変えようとしているのか
 
 
皆さん知っていると思いますが、「法律」はポンポンとすぐに変えられますが「憲法」というものはそう簡単には変えられませんよね。
 
つまり憲法は、企業や官僚や政治家の思惑通りにはなかなか変えられないんですね。
 
テルオ
ここが憲法のすごく面白いポイントだよ!(゜o゜)
 
いくら憲法解釈をこねくり回して誰かが都合よく法律変えようとも、法律と憲法を照らし合わせれば “その思惑” が全てバレてしまいます。
 
テルオ
だから憲法は読んでみた方がいい!
 
誰が何の目的でその法律つくったのか。
 
憲法第18条なんかは特にそうで、憲法で「奴隷ダメ」と言われちゃってるので「奴隷になってね」とは国とか会社は国民に対して言えないわけです。
 
でも実際のところは奴隷になってほしいのが本音なので、いろいろと考えた結果、自分から進んで奴隷になってもらうための導線を引いたわけですね
 
これにより、憲法に反することなく奴隷をつくることができる。
 
その犠牲者が毎年全国で何人か発生します。
 
報道されていないだけで何十人かもしれません。
 
もしかすると何百人かもしれませんね。
 
 

生きづらい今だからこそ、日本国憲法を読んでみてほしい♪

 
この本「日本国憲法」は僕の脱社畜に役立った本の紹介の中で一番最初に紹介しているものですが、この本は日本国憲法以外にも「日米安全保障条約」や旧憲法の「大日本帝国憲法」なども収録されています。
 
文庫サイズで400円くらいなので、僕も買って今この本を読みながらこの記事を書いています。
 
べつに本なんて買わなくてもネット検索すれば普通に出てくるし、図書館でも借りられます。不人気本なので予約待ちなしですぐ借りられるでしょう。
 
 
 
ちなみにですが、職場で日本国憲法よりも “危険イメージ” の強い「大日本帝国憲法」を真剣な眼差しで読み込むと、
 
 
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飲みには誘われなくなります。
 
飲みに誘われたくない方はお試しを。
 
 
 
最初にも話しましたが、憲法というものは自分で解釈するものです。
 
テルオ
安倍の晋ちゃんや池上の彰くんがする解説が「正解」とは限らないのよ(*゚∀゚)
 
日本国憲法は偉い人や一部の頭の良い人のための参考書ではなく国民全員のものなので、解釈は子供だってニートだってホームレスだって、日本国民ならば誰でも自由に解釈できます。
 
 
 
ただ、日本国憲法を読む場合にはなるだけ
 
 
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こんな感じで読むことをおすすめします。
 
 

 
 
 
 
 
 

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