ぼくのつまたん管理人の私雲藤テルオの元へ『 マツコの知らない世界』 から『フリーマーケットの世界』の出演オファーが届いたのが先月はじめ頃のこと。
前回のマツコの知らない世界『フリーマーケットの世界』 出演が幻に終わった件では、 出演オファーが届いた時の話をお伝えしました。
担当ディレクターとの打ち合わせの内容、 その企画ボツから学んだこと。あと「情報発信の大切さ」という、 マツコの知らない世界とは関係のない“説教おじさん(笑)” の内容をお伝えしました。
今回は、 僕が収録の際にマツコデラックスさんに是非とも語ろうと思ってい た「フリーマーケットの魅力」を、 企画がボツになってしまったのでこちらで思う存分語ってやろうと 思います!
マツコデラックスになったつもりでお楽しみください(*゚∀゚)
もくじ
マツコの知らない世界の幻の企画『 フリーマーケットの世界』で語れなかったフリマの魅力
引用:www.tbs.co.jp
マツコの知らない世界の企画で一番面白いのはやはり、 スタジオでマツコが体験する部分です。
今回ボツになった企画『フリーマーケットの世界』では、 スタジオでマツコが一体何を体験するのか・・・という問題がありました 。(僕が勝手にそう思っているだけですが)
食べることも、作ることも、 マツコが実際に体験するという面白い見せ方ができないというのも、 企画がボツになった原因ではないかと僕は見ています。
フリマなんて、ただの買い物ですからね(笑)。
勿論、僕のディレクターへのプレゼン力不足もあったでしょうが。
さて、 僕がフリーマーケットを愛し始めたのはもう10年以上前になりま す。当時付き合っていた彼女(現在の妻) に誘われたのがきっかけでした。
妻は元々友達同士でよくフリーマーケットに出店もしていたようで 、フリマの楽しさは妻から教わりました。
最初は正直、僕はフリマをバカにしていたというか、 僕のフリマのイメージは「学校のバザー」でした。
どうせタオルとかでしょ?
どうせ汚いんでしょ?
下北沢の古着屋さんにはたまに通ったりしていましたが、 ちゃんとしたお店ではないフリマなんて「どうせ汚いんでしょ!? 」と、あまり良いイメージは持っていませんでした。
フリマに実際に行ったことのない方は僕と同じようにこういうイメ ージを持っている方が多いと思います。
- タオルとか
- 汚い
- 良いものなんて無い
- 貧乏くさい
ですが、 妻に連れられ実際にフリーマーケットを体験していくうちに、 それらのイメージは単なるイメージだったと知り、 今ではフリマ以外ではほとんど、特に洋服は買わなくなりました。
タオルなんてほとんど無い( タオル系を専門的に売っている出品者もいる)
中には汚いものもあるが、 売れなくては意味が無いので基本的に綺麗なものが売られている。 新品も多く存在する。
会場毎に商品ラインナップは様々だが、 良いものも探せば多く存在する。
貧乏くさい。そんなことない!こういうイメージを払拭したい。
そしてフリマの魅力は何と言っても、圧倒的な安さにあります。
フリーマーケットはとにかく安い!
「毎週フリマで何買うの?」とよく聞かれる
こんなにいつもフリマへ行っていると、 それ僕の趣味を知っている友人からは「 そんなに毎週フリマ行って一体、何買ってんの?」 とよく聞かれます。
マツコの知らない世界のスタッフからも聞かれました(笑)。
そりゃそうですよね。毎週フリマに行ってるなんて言ったら、 普通の人はそう思うでしょうね。
でも考えてみてください。
1週間生活していて、食料品以外の買い物って、何かしませんか?
例えばノートとかホッチキスの芯とか、 母の日にはプレゼントとか、ハロウィンには仮装グッズとか、 正月にはポチ袋とか、 1週間生活していると食べ物以外の買い物も結構しますよね。
僕はそれらをフリマで買っているというだけなんです。
そういう季節物の商品て、 実店舗ではその季節にならなければ店頭には並びません。
その点、フリマでは探せば一年中出品されています。
そして、時期外れの商品はフリマでも特に安く売られています。 10円とか20円とかで買えちゃう場合もあります。
僕は季節的なそれらの商品はフリマで見つけ次第買っておくという スタイルです。
こういうことができるのがフリーマーケットの魅力で、そして、 何と言っても、圧倒的な安さ!
圧倒的な安さ
値段を決めるのは出店者個人個人なので、 商品にこだわりのある出店者は高値を付ける人もいますが、 儲けにそこまで興味の無い多くの一般的な出店者はバカみたいな安 値を付けるのがフリーマーケットというものです。
ユニクロやしまむらを「高い!」と感じるほど安いんです。( 女性ものの方がより安い傾向がある)
ユニクロやしまむらで売られている商品は、“ いくら安くても結局ユニクロやしまむらの商品”なんです。
ユニクロやしまむらではナイキも売ってませんし、 ビームスも売ってません。
フリーマーケットでは、様々なブランドが、 ユニクロやしまむらよりも圧倒的安値で売られている可能性がある んですね。
それらを見つけるのが楽しい!
そしてそれらの商品は基本、一点ものです!
一点もののプレミアム感
実店舗でのセール等でも安く商品を手に入れられることがあります が、実店舗では奥から在庫が次々と出て来ます。ですが、 フリーマーケットではこれがありません。
フリマは基本、一点ものです。 カーテンの奥に在庫なんてありません。
このプレミアム感がたまりません!(*>_<*)ノ
あの時は高くて手が出なくて諦めた商品を発見した時の喜び
フリマへ通っているとよくこういう場面に遭遇するんですが、 以前欲しいと思っていたが高くて手が出なくて諦めていた商品が、 目の前で安値で売られていることがよくあります。
想像してみてください…
即、購入ですよね!?
当時3万とかしてて手が出なかったものが目の前に1000円とか で売られているんです。
そして当然、日本では手に入らない物や、 そもそも日本人にはまだ知られていないブランドも売られています 。
日本で未発売の商品も多い。 フリマこそ他人と差をつけられる!
海外旅行が好きな出店者だったりすると、 日本では手に入らない商品も出品していたりします。
海外旅行で買ってきたはいいが、 やっぱり不要となりフリマで売る。こういう方が結構多いです。
また、代々木公園フリマなんかだと、 お客さん出店者さん問わず外国人の方も多いです。
中には日本人にはあまり知られていないブランドだったりもし、 周りと絶対に被らないファッションを楽しむこともできます。
そんな、 初めから圧倒的安さやレアな商品も並ぶフリーマーケットですが、 どんなに安くてもレア商品でも“値下げ交渉” は忘れてはいけません。
フリマで、より安く買うコツ
どんなに安くても、どんなにレアな商品でも、とりあえず“ 値下げ交渉”は必ず行います。 これはむしろマナーと言ってもいいくらいフリマでの値下げ交渉は 常識です。
フリマでは実は「もう少し安くなりませんか?」 と言って安くならないことの方が少ないくらいなんです ね。
フリマの出店者は“値下げすることを前提として” 値段をつけていることがほとんどです。なので、 フリマで値下げ交渉を行わない選択肢はありません。
更にフリマで安く買うために僕が実際に使っているテクニックをい くつか紹介しますと、
- まとめ買いで安く
- 無謀な金額を先に提示する
- 差し入れをする
この3つは僕がよく使う手です。
「まとめ買いで安く」というのは、 同じ出店者から複数の商品をまとめて買う場合、 1点だけ商品を購入するよりも安くしてくれる出店者がほとんどで す。
ファッションセンスが自分と似ている出店者の場合、 並んでいる商品も自分の好みのものが複数存在する場合が多いので 、2点3点とまとめて複数買う場合は「 まとめて買うので安くしてください!」 と交渉すると結構値段を下げてくれます。
「無謀な金額を先に提示する」というのは、 例えば5000円の商品があったとします。「 もう少し安くなりませんか?」という言い方で値段交渉した場合、 4800円とか、いって4500円くらいがいいとこです。
これを「2000円になりませんか?」と言ってみましょう。 つまり、あり得ない値段の提示、 そこまで下がるはずもない金額を最初に言ってみるということです 。
お客さんの基準を最初にグッと下げてみるんです。
そうすると出店者は「あれ?自分の値段設定が高すぎたかな?」 と不安になります。「5000円じゃ売れないのかな?」 と不安にさせることができます。
そこから少しづつ金額を上げて交渉していくと、 最終的に3500円くらいで落ち着く場合があります。
勿論、フリマ慣れしている出店者は“売れる値段” をある程度知っているため交渉に乗ってこない場合もありますが、 こういう交渉を毎回行っていると「下げてくれる人」「 下げてくれない人」の傾向がだんだんわかってくるので、 出店者の感じから値段交渉のパターンの使い分けができるようにな ります。
「差し入れをする」というのは、結構上級テクニックです。 暑い日や寒い日には狙った出店者に飲み物の差し入れをします。
「今日寒いですよね〜。これどうぞ。飲んでください!(*^_^ *)」ってな感じに。
人間、こういうことをされると嬉しいものです。 そこで目的の商品を手に取り値段交渉(笑)。
結構これ、効き目あります!
ドリンクは好みもあるので無難なものを選ぶようにします。 寒い日には温かいお茶、暑い日には冷たい水。 炭酸系とか缶コーヒーとか、 好みがわかれるものは避けて無難なものを選びます。
あくまで相手を喜ばせることが目的なので、それが“押し付け” になってはいけません。
初めてこのテクニックを使う場合には「 なんか下心丸出しでイヤらしくないかな?…」 と不安になると思うので、そういう場合には「なんか、 さっきジュース買ったら、1本当たったんで!」 と言うことでイヤらしさがだいぶ減るのでおすすめです。
僕は更に相手の警戒心を無くすために、 ジュース2本から相手に選ばせて残った方をその場で自分が飲むこ とで、相手の警戒心を解くといったテクニックも使います。
ここまでしなくてもいいかもしれませんが、 特に男性から女性に飲み物を渡す場合には「 なんか変なもの入ってんじゃないの!?」 と警戒される恐れもあるかもしれないので、 僕はこういうことを細かくしちゃう性格です(笑)。
騙されたと思って一度試してみてください。
出店者の話に耳を傾けると、更にお得に!
出店者の話に耳を傾けると更にお得に買い物が可能です。
「なかなか売れないね。値下げする?今何時?じゃ、 あと1時間して売れなかったら200円値下げしよっかー」
そんな出店者の会話をたまに耳にします。
当然、1時間後にその出店者の所へ行けば、 売れていなければ200円値下げされているハズです。
実店舗では「何時からいくら値下げされるか」 なんて情報は公開していないし、 店員同士もそんな話客前ではしません。そもそも実店舗の「 売れなければ値下げ」というのは、 季節の変わり目でも売れ残っている商品に対して行うものです。
こういう面白さもフリマにはあります。
それだけではなく、出店者もお客さんも、 色々な話をしながらフリマを楽しみます。
「あそこの出店者はいくらいくらで売ってたんだけど、 安くならない?」
こんな家電量販店みたいな値段交渉をされるお客さんもいます( 笑)。
これで、 あっちの店の同じ商品はいくらで売っているというのがわかります 。
「旦那がいないから値段わからないんだけど、、まぁ、、 500円でいいですよ!」
家族や友達同士で出店されている出店者に多い“あるある” ですが、 その旦那さんや友達の商品は同じ出店者でも値段を把握していない ことも多く、 トイレなどで不在の場合に値段を聞かれて困っている出店者がよく います。
この場合、本人が戻ってくるまでは売らないか、 適当な値段で売っちゃうかのどちらかにわかれるんですが、 適当な値段で売っちゃう場合は、狙い目かもです(笑)。
「あ〜寒い!」
はい、温かいお茶、差し入れましょう!!ʕ•̀ω•́ʔ✧
「高価なものは買っても勿体なくて着れない」 という方こそフリマはおすすめ!
僕もそうなんですが、 高い洋服は買っても勿体なくて着れないタイプの人って、 結構いるのではないでしょうか?
僕も4万円のダウン持ってますが、まだ1〜2回しか着てません( 笑)。
こういう人こそフリーマーケットはおすすめです。 高い洋服でも激安で買えちゃうのがフリーマーケットです。
それでも名が売れているブランドで1〜 2回しか着ていない4万円のダウンなんて、多分安くても1万円、 こだわりのある出店者ならば2万円はするでしょう。
ですが、そのブランドが好きな人にとってみれば1〜 2回しか着ていないほぼ新品と言っていい程の4万円のダウンが2 万円ならば、自宅で眠らせておかずに気軽に着れるでしょう。
こういう楽しみ方もフリマにはあります。
「安さ」だけではないフリーマーケットの魅力
ひとから見捨てられた子供
フリマの楽しさは「安い」だけではありません。
特に僕のようにフリマにハマる人は「 ひとから見捨てられた物を引き受けて自分で育てる楽しさ」 という部分にハマる人が多いと思います。
フリーマーケットで売られている商品たちは様々な顔をしています 。
捨てられることを知らずに無邪気にはしゃいでいる子
親に捨てられることを知って端っこでジッとこちらの様子を伺って いる子
新しい引き取り手に自分をアピールしている子
様々な顔をした商品が並びますが、 どれも基本的に親に見捨てられる商品たちです。
フリマで買い物をするということは、こういう「 見捨てられた子たちを引き取って自分が新しい親となり育てる」 ということです。
マツコの知らない世界のディレクターさんにもこの話をしたところ 「それ、いいですねぇ〜!もう一回聞かせてください!」 と言ってメモを取っていました(笑)。
実店舗に並ぶ新品の商品に親の顔は見えません。 そんなことを考える人もいないでしょう。
フリマは例え新品であったとしても、 一度はどこかの親が引き取った子です。
古着屋さんであったとしても、親は誰だか顔が見えません。 誰の子供かわからない子たちです。
フリーマーケットでは、必ず親が顔を出して子を売っています。
フリマは「この人から買いたい!」で決めることが多い
フリマでは必ず親(出店者)が子(商品)を売っているので、 買い手としては「買う買わないは親次第」 というところもあります。
商品を手に取って見ようとすると「勝手に触らないで!」 とか怒る出店者さんもたまにいます。
そこの商品たちは親に似て、なんか偉そうに、 言うこと聞かなそうな顔をしています(笑)。
また、出店者さんのファッションや人柄で買うことも多いです。
というか、 最終的な購入の決め手は出店者さんの人柄で決める場合が多いです ね。僕の場合は。
出店者の人柄が好きで、ファッションが自分と似ていたりすると、 結構同じ店でいくつもまとめ買いしてしまいます。
こういう“自分と波長が合う”出店者さんには、 もしかしたらまたどこかで会うかもしれないので今後のことも考え て飲み物を差し入れたりします。
顔を覚えてもらえると結構値下げしてもらえる可能性が高まります ʕ•̀ω•́ʔ✧
“ゴミ”を買うのもまた、楽しい
フリマに行きはじめた最初の方は、後から考えたら「 いらなかったな・・・」なんて商品も結構買ってしまうものです。
ですが、結構それも楽しかったりします。
缶バッジとかキーホルダーとか、 全然必要じゃないものもついつい買っちゃいますが、 そういうものは10円とか100円なので、 そこまで落ち込みもしません。
こういうことを繰り返していると、 僕も今や10円20円でもめっちゃ悩んだりします。
これって、今のようにネットで「ポチッ」 とクリックするだけで購入できてしまう時代には、 結構健全な思考の育成になります。
特に今の時代の子供には、 こういうことを学ばせることができるフリーマーケットは絶対にお すすめです!
子供が値段交渉しているのが微笑ましい
これもフリーマーケットに頻繁に通っているとよく目にする光景な んですが、家族で出店されている出店者の中には、 子供の商品は子供に売らせている場合がよくあります。
家族での出店者は子供に商売の体験をさせているんですね。
そして、お客さん側にも子供のお客さんもいます。
そういう子供は「これだけしか使えないから、 自分で値段交渉して買いなさい」と、 親に500円だけ渡されて買い物をしている子供もいます。
「あ、でも、500円しか、ないんです・・・」と、 子供の武器を最大限に利用するという“したたか” な手法を使って値下げ交渉をしている子供もいます。
これが微笑ましい(*´ω`*)
そして、売り手の子供と買い手の子供が値段交渉するんですね!
買い手の子供は、いかに安く沢山手に入れられるか。
売り手の子供は、 いかに上手く商品をさばいて新しいおもちゃを買う資金源にするか 。
こんな体験て、他にどんな場所でできるでしょう?
多分、フリーマーケットでしかできません。
今のネット時代だからこそ、 こういうフリーマーケットは子供にこそ体験させるべきですね。
“現役”は輝いて見える
これも“フリマあるある”なんですが、「これいくらですか?」 と聞くと「あ、これ私物ですね」と言われることが、 結構あります。
よくあるのが、出店者の私物のバッグや靴です。
フリーマーケットの出店者は基本的にシートを広げてそこに商品を 並べて売るので、出店者は靴を脱いでシートの上にいます。
脱いでいるので商品と勘違いされて「その靴いくらですか?」 とか言われるわけです。
僕も何度もこれやりましたし、 他の人が言っているのも何度も聞いたことがあるので、 やっぱり現役で活躍している商品私物は光り輝いて見えます。
強者のお客さんだと、「自分の靴と交換で売ってくれ!」 なんて言っている方もよくいます。
更に強者の出店者だと、売っちゃってたりします(笑)。
私物だろうが何だろうが、 気になったものがあったらとりあえず聞いてみるといいかもしれま せんね!ლ(´ڡ`ლ)
目を付けた商品はすぐに買わないと買われてしまう
人間、人が持ってるものは欲しくなるものです。
僕も他のお客さんが手に持っているものを見ると欲しくなって「 手を離せ!手を離せ!」と念を送ることがよくあります(笑)。
念が通じることもあれば通じないこともありますが、 実店舗だとそれを逃しても在庫というものがありますが、 フリーマーケットに在庫はありません。
他の人に買われたものは諦める他ないんです。
逆に、自分が商品を手に持っていると、明らかに「 こいつ狙ってるな!」という場面も当然あります。
在庫が無いので、この商品から手を離したが最後、 自分の元に戻ってくる可能性は限りなく低い。
手を離すということは、その商品を諦めるということになります。
こういう駆け引きも面白いんですね。
ネット時代だからこそ、こういう体験も大切な気がしますし、 何より、そういう駆け引きって体験すると“人間らしい” というか、面白くなってくるんですね。
フリーマーケットは会場毎に特徴がある
フリマは基本、雨天中止
↑五反田TOCのフリマの様子
↑幕張メッセのフリマの様子
ですがフリーマーケットは基本野外で開催される会場が多いので、 雨天の場合は基本的に中止なんですね。
また、当日が晴天で開催になっても、 前日に地面がぬかるんでいる程の大雨だった場合は出店者が少なく なる傾向があります。
↑雨の翌日の晴天開催時の世田谷公園フリマの地面
↑代々木公園のフリマの様子
↑日産スタジアムのフリマの様子
↑駒沢公園のフリマの様子
↑味の素スタジアムのフリマの様子
↑大井競馬場のフリマの様子
屋台も楽しみの一つ
僕の場合にはフリマに行くときは妻がサンドイッチ等を作って持た せてくれます。
↑代々木公園フリマに行ったときの写真
なので、僕はあまり屋台では買い食いはしないんですが、 屋台もフリマの楽しみの一つにしている方も出店者お客さん問わず 多いでしょう。
僕が知る限り一番屋台が多いのは幕張メッセですね。
続いて多いのは日産スタジアムです。
それと、大井競馬場も結構多いですね。
大井競馬場も日産スタジアムも幕張メッセも、 屋台で買ったものを食べられるテーブル等のスペースがちゃんと設 置されているので座ってゆっくり食べられます。
↑味スタの屋台
↑代々木公園の屋台
味スタにも隣にファミレスがあります。
通り過ぎるともう二度と同じ店が見つけられない
規模が大きくて目印が少ないだだっ広い会場だと「 後からまた来よう」なんていってそのお店を通り過ぎると、 もう二度と同じ店が見つけられないということがよくあります。 これも“フリマあるある”ですね。
↑代々木公園
↑幕張メッセ
他の会場だと、世田谷公園のように規模が小さかったり、日産スタジアムや味スタのようにスタジアムの周りを囲むようにした出店エリアだと 規模が大きくても目印となるものがあるので迷いませんが、 この代々木公園と幕張メッセの2会場は特に目印となるものが少な いので迷いやすいです。
↑世田谷公園
↑日産スタジアム
↑味の素スタジアム
基本的に「迷ったらとりあえず買っとけ!」 というのが僕の考え方ですね。
フリマで売られているものは、 状態が良くて名が知られているブランドであればヤフオク等のネットオークションに出品すればフリマで買った値段 よりも高値で売れる場合がほとんどなので、「 やっぱりいらないや」となってもそれで売れば損はしません。
なので、僕の場合は「迷ったら買う」を実践しています。
大体、フリマで人が迷うものって、他の人も欲しがるものなので、 通り過ぎたら戻る前に売れてしまうのがフリーマーケットというも のです。
“転売ヤー”の争奪戦も名物
“転売ヤー”というのをご存知でしょうか?
要するに、転売して儲けることを商売としている人達のことです。
フリーマーケットで言うと、出店者から安くまとめて購入し、 それを自分のネット等のお店で高値で転売し差額を設けにすること を仕事としています。
最初見たときは圧倒されましたが、 とにかく凄い勢いなので一度見てみてほしいですね!
こういう転売ヤーが多いと、 一般客は良いものを手に入れられないと思われがちですが、 実はそうでもありません。
僕も何度か経験していますが、出店者の中には「 転売ヤーには売らない」と決めている方も実は多くて、 転売ヤーが去った後から良い商品を並べ出す出店者も多いんです。
それと、ここだけの話、 転売ヤーの話を盗み聞きして知ったことなんですが、 転売ヤーの方々は「 実際に自分達で売り出す金額の3分の1の金額までしか仕入には使 わない」というルールがどうやらあるようで、 そこから漏れた商品も狙い目です。
私達一般人はそんな“仕入れ値”なんて関係ありませんからね(^ 。^)
その他のフリマ会場毎の特徴
「どこのフリーマーケットが一番おすすめですか?」と、 マツコの知らない世界のディレクターさんにも聞かれたんですが、 フリマは会場毎にそれぞれ特徴があるので、なかなか“一番” というのは選べません。
幕張メッセは日本最大規模のフリーマーケットなので出店者も全国 から集まります。
有名歌手のミニライブなんかもあったりするので、 フリマとしてだけではなく一つのイベントとして楽しめます。
更に移動式ATMまである始末!
味スタや日産スタジアムのようなスタジアム系の会場だと広大な敷 地での開催なので、 出店者お客さん問わずベビーカー連れも多くいます。 その客層に合わせて子供服なんかも多く出品されていますし、 スタジアム系は車ごと出店できるため、 ソファーやドラムセット等、大きめの商品も並びます。
特に日産スタジアムは屋台が豊富ですし、 野菜や果物等の食品も毎回販売されているのが特徴です。
味スタは毎回ではありませんがマッサージ店なんかも出店されてい て、歩き疲れたお父さんがよく横たわってます。
大井競馬場は何と言っても、基本的に毎週土日開催で、 常連の出店者と業者が多いのが特徴です。
常連が多いということは、買わずに一度家に帰って「 やっぱ欲しい!」となれば、 来週また同じ出店者目当てに行くこともできます。
業者が多いということは、 新品の商品をカップルお揃いで買うこともできちゃいます。
若者向けの商品も多く、特に世田谷公園には“名物” の転売ヤーも多く集まるのが特徴です。
そして、野外開催が基本のフリマの中で、レアな屋内開催なのが五反田TOCです。
最初はこういうザックリした情報を元にフリーマーケットへ是非一 度足を運んでみてください。
会場毎の特徴がわかってくれば、 欲しい商品で会場を選ぶことができるようになってきます。
フリーマーケットで注意すべき点
フリーマーケットで注意するべき点もいくつかあります。
気温で頭が麻痺する
五反田TOCのように屋内開催の会場は関係ありませんが、 フリーマーケットは基本的に屋外での開催です。
なので、寒い日は寒いし暑い日は暑いです。
『フリマやフェスを楽しむための準備【絶対必要な必需品】 初心者は参考にしてみて!』ではフリマを楽しむための色々なグッズも紹介していますので参考 にしてみてくでさい。
極端に暑い日や寒い日には値段交渉なんてしてられないほど頭が麻 痺してくるので、 特にそういう日には余計なものを買ってしまいがちですので注意で すね。
偽物との戦い
残念なことですが、 フリーマーケットには偽物も多く出回っています。
本物と偽物との具体的な違いなんて知らなくても、 そのブランドが好きで本物を沢山持っている方は、 その物に触れれば感覚でわかるものです。
でも、 本物を触ったことがない人間にはなかなか偽物を見分けるのは難し いですよね。
不安であれば「これ本物ですか?」 と出店者にズバリ聞いてみてください。
本物であれば出店者も「本物です」と自信を持って即答します。
「海外から仕入れてるんで…」とか「なんか気になる? 多分大丈夫だと思うよ…」とか、とにかく「本物です」 と即答できなければ“怪しい”と思った方がいいでしょう。
「どこで買ったんですか?」「いくらで買ったんですか?」 等の質問に答えられない場合には購入しないというのを僕は基準に しています。
万引きが多い
万引きに関してはお客さんとしては関係ないでしょうが、 出店者としては大問題ですね。
フリーマーケットはレジがないので、 どこからが万引きなのかの判断が難しいんです。
それに、追いかけて問い詰めても「他の店から買った」 と言われれば、防犯カメラもないので万引きを証明できません。
「あれ、無いんだけど!?絶対やられたよ!」 という出店者同士の会話もよく耳にします。
万引き犯に「万引きはだめだよ!」 といくら言っても意味が無いので、 これは出店者がどうにか知恵を絞るしかありませんね。 残念なことですが。
色々あるが、 まず最初は頭を真っ白にしてフリマを楽しんでほしい!
今回は、マツコの知らない世界出演が果たせずに幻となった企画『フリーマーケットの世界』 で話せなかったフリマの魅力をお伝えしてきました。
色々話してきましたが、とにかくまずは、 何も考えずにフリーマーケットを楽しんでもらいたい!(๑•̀ ㅂ•́)و✧
それにつきますね。
この話を全国ネットで話せなかったことが悔しい!!(。>﹏<。 )
実際に出演となったら緊張して上手く話せなかったかもしれません が、ネットは興味が元々ある人しか見ません。
それに比べてテレビは興味が無い人でもとりあえず見ちゃうもので すよね。そこからフリマファンが生まれる可能性は大いにあると思ったんで すよね。
これからも“フリマに興味が無い人にも届くように”、 そしてその中から「フリマに行ってみよっかなぁ〜」 と思ってくれる人が現れることを目指して、 フリマ記事を更新し続けようと思っています!
これからもよろしくお願いします!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。