マニュアルを守って思考停止するのは自分の人生で何の特もないよ

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こんにちは。テルオ(@undoteruo)です。  

今日は、巷に蔓延るマニュアルの間違った考え方を改めて、マニュアルの理解を深めようと言う話です。

私たち日本人は、校則から始まり、運転免許試験で法律を学び、会社に入ってマニュアルを叩き込まれる。
大体この流れでルールを守るいうルールを学んでいきます。
しかし、このルールは何故できたのか、何故こんな決まり事があるのか、このマニュアルは一体誰のためのものなのか。
考えたことありますか?

マニュアルは誰のためのものなのか

マニュアルは誰のためのものだと思いますか?私たち労働者が働きやすくするためのものでしょうか。お客様のためのものでしょうか。
マニュアル人間を経験し、脱マニュアルも経験した僕の考えでは、そのどちらも違います。
マニュアルとは、経営者のためのものです。

社長1人、右腕1人、事務員1人、社員3人、バイト5人の会社にマニュアルなんて要りません。10人程度の人数ならば社長の目が末端まで行き届きますから。
それが、役員も10人以上いて、社員が何百人といて、非正規社員がその何倍もいて、店舗も日本全国に展開していて、更には海外にも進出している。
こんなの、社長が隅々まで目を配ることは不可能です。マニュアルがないと把握出来ません。

このようにマニュアルは作られます。
お客様のためとは言うけれど、根本は社長が管理しやすくするためのものです。会社が大きくなればなるほどマニュアルが充実していくのはこのためです。

 

マニュアルとの出会い

マニュアルというものが一般的に流行り出したのは、以外とここ最近の話ではないでしょうか。

僕が初めてマニュアルに出会ったのは10年ほど前のバイト時代でした。
最初は僕をはじめ、みんな反発心丸出しでしたね。
当たり前です。今まで自分達で考え話し合い、最善の策を試行錯誤しながら、失敗を繰り返しながら経験を積み重ねて固めていったという流れがあります。それなのに、いきなりファックス1枚で「マニュアルなのでこうして下さい」なんて、受け入れられるはずがありません。
上司に「何故そんなやり方するんですか」と聞くとマニュアルだからだよ」と言います。そんな説明で納得出来るはずがありません。

知らないから「マニュアルだから」としか答えられないのか、知っていても説明が面倒だから黄門様の印籠みたいに「マニュアルだから」と言って黙らせているのかは知りませんが。

でも今思うと、その時の上司は知っていたんだと思います。バイトごときに説明するのが面倒だったんでしょう。元々実演して説明して納得させる作業が面倒で労力を減らすためにマニュアルを作ったわけですから。

当時の僕達は、その辺のバカにされている感も何となく感じ取ってもいたから反発していたんだろうと思います。

僕はこのバイトを今でも続けているわけですが、10年たってみてどうでしょう。

今ではほとんどの人間が従順なマニュアル人間と化しています。怖いですね!

10年も時が経てば、人は大分入れ替わっています。10年前のマニュアル導入時の時代を体験したのは僕を入れて数人しか残っていません。
僕が怖いと感じているのは、マニュアル完成後に入ってきた若い人達です。マニュアルに何の抵抗もない若い人達。

当時を経験した数人の人間はマニュアルの良い部分と悪い部分を臨機応変に上手く使いこなしています。
あんなに反発していたあいつが!?(笑)なんて思います。僕も含めてね。
10年前のマニュアル導入時の時代を経験した僕達は、運が良かったと思っています。思考停止を免れたわけですから。

更に今では、マニュアルを教えるためのマニュアルまで存在するという手厚さです。マニュアル完成後に入ってきた若い人達は、完全に思考停止状態です。

マニュアルに何の疑問も抱かず、マニュアルを守ることがルールだと思っています。

 

教える立場になって何の特も無いことに気付いた

僕はその後、バイトを続けながら他の会社に就職しました。学校給食調理員の仕事でした。副業が認められている会社だったのでそれが出来たわけですが。
初めて、社員として人にルールを教える立場になったのです。

会社もそれなりの規模がありましたし、何より学校給食という仕事の性質上、ルールが多数存在します。
僕もまだ新米だったし、ルール1つ1つの中身をちゃんと理解しないまま「決まりだから」とパート従業員に教えていたわけですが、その教えられているパートさんの顔を見て「はっ!」としたんです。
10年前の「だってマニュアルだから」と上司に言われた時の自分の表情そのものだったからです。
「そんな人をバカにしたような説明じゃ納得できない!」という人間に自分がなっていることに気付いたんです。
気付いたというか、僕の場合一瞬でしたね。初めて社員として人に教えた瞬間に気付きました。10年前を経験していたから一瞬で気付くことが出来たんだと思います。

それからは、人にものを教える時には理由を説明するようにしました。
「こういう決まりなんだけど、何故こうしなきゃいけないかと言うと・・・」という風に実演もしながら「ほら、こうするとこうなっちゃうでしょ?だからこういう決まりになってるんだよ」
自分の説明で相手の納得した表情を見ると嬉しくなり、「次はもっと分かりやすく説明しよう!」と自分の説明力向上に繋がりました。

マニュアル完成後に入ってきた、マニュアルに何の疑問も抱かない今の若い人達に、果たしてこれが出来るでしょうか。

 

日本の教育の問題

日本の教育がもう既に、マニュアルに従順な人間を創る教育となっています。
僕の中学時代の話ですが、こんなエピソードがありました。

体育の時間にサッカーをしていた時のことです。
パスが強すぎて友達がボールを受けれず、その友達の横をボールがすり抜けていきました。その友達はすぐ振り返ってボールを追いかけたのですが、ボールがラインを越える前に追い付くのは不可能だと判断し、途中でボールを追うのを諦めたのです。
そしたら突然先生が怒り出しました。「何故追うのをやめた!?」
「もう追い付けないと思ったんで・・・」友達はこう答えました。
ですが先生は「追い付ける追い付けないの問題じゃない!諦めないことが大事なんだ!!」

追い付ける追い付けないの問題だよね

無理なことは早期に諦める判断も必要だよね (今はこう思いますが)

友達は泣きながら何とかサッカーに加わっていました。僕も同じ目には合いたくないのでボールを無心で追いました。
その1時間は僕にとって、ボールをゴールに決めることが目的ではなく、ボールを追うことが目的の授業と化しました。

ここで当時の中学生の僕が学んだことは、諦めないことの大切さなんかではなく、強い人間には逆らうなということです。

中学の義務教育でもう既に、会社のマニュアルという権力には逆らうなというロボット育成が始まっています。
今の教育がどうなっているのか知りませんが、もう既にロボットが教育者になっているわけですから、もっと酷い状況なんじゃないでしょうかね。多分。

 

思考停止にならないために

マニュアルはスムーズに会社を運営するために設けた経営者のためのものです。お客様のためでも、私たち労働者の働きやすさのためでもありません。

マニュアルを守ることがルールとなり、マニュアルに何の疑問も抱かず思考停止してしまうことは、私たちの未来に何の良い影響も与えてはくれません。

ましてやバイトなんて、その会社にずっといるわけじゃないんですから、これから別の会社に就職するわけですから。そのバイトのマニュアルに完全に染まっちゃってどうするんですか
マニュアルは私たちの未来のことなんてちっとも考えてくれやしませんよ。そして会社もこんなこと教えてはくれません。マニュアル人間が自我に目覚めることは会社にとって不利益ですから。

黙っていたら染められて使い捨てにされて、その後のバイトの人生なんか会社にとったら知ったこっちゃありません。

自分で気付くしかないんです。

僕はたまたま狭間の時代に生まれたから運が良かったんです。昔の考え方も今の考え方も両方の考え方を持つことが出来ましたから。運が良かったんです。
しかし、これからのマニュアル時代に生まれた若い人達は、今のマニュアル時代の考え方しか知りません。
だから、学校でも社会でも教えてくれないことは、自分で気付くしかないんです。

残念なことですが。

テルオ的まとめ

この記事を書いていて「もしかしたら・・・」と思うことがありました。
これがもしかしたら、「今の若いもんは・・・」と言うおっさんなのかと・・・。

僕は狭間の世代だから苦しんでいるだけで、ロボット人間が大半を占める世の中になれば、マニュアルなんて教える側も教わる側も何の苦も感じないのかと。

多分本当にそうなるかもしれません。
しかし、マニュアルに疑問を持つ人間の心の方が豊だということには変わりはないと思います。

せっかく生きているんだから、心が豊な方が良いじゃありませんか!

人間なんだから。

ロボットじゃないんだから。
 
 

  
  
  
  

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ABOUTこの記事をかいた人

ブロガー/ジブンディレクター/食育·飲食店·働き方評論家。 福島県出身。東京で愛する女性に出逢い結婚。その後34歳で会社を辞めブログで独立しました。 月間20万人に読まれている当ブログ『ぼくのつまたん』&ダイエットブログ『もてもてあいしてる』運営中。「誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法」をお届けしています。 趣味は妻とフリマと搾取論。