東野圭吾「初心者におすすめの小説」ランキング!簡単なあらすじと共に25作品紹介

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こんにちは。理数系の人間でしたが東野圭吾によって「趣味 読書」にされてしまったテルオ(@undoteruo)です。
 
 
前回『東野圭吾おすすめ5作品!ランキング常連で小説入門にも最適な5作品を厳選!』ということで、小説入門に最適な東野圭吾5作品を紹介しましたが、今回はもう少し幅を広げて25作品をランキングにしてみました。(順位の変動あり)
 
 
小説って、読んだことがない人だと、なんか難しそうなイメージがありますよね。
 
僕も元々学生の頃は国語が嫌いで、学校の読書の時間もほとんど寝ていました。
 
そんな僕が現在では「趣味 読書」と言えるくらい読書家になったきっかけは、東野圭吾さんです。
 
宮部みゆき伊坂幸太郎村上春樹など、僕が好きな小説家は何人かいますが、そんな中でも東野圭吾さんは村上春樹作品と違って(笑)、とにかく文章がわかりやすいので初心者でも読みやすいんですね。
 
読書苦手だけど「とりあえず読書家ぶりたいな」と考えている小説初心者の方には東野圭吾が断然おすすめなので、そんな初心者にもおすすめできるランキングを作成してみました。
 
是非この中からどれか選んで小説デビューしてみてください!
 
 
長い記事になりますので目的の作品がある方は『もくじ』をご利用ください↓
 




東野圭吾おすすめ小説ランキング 25位〜16位

 
ランキングには登場しませんが、東野圭吾さんは『放課後で小説家デビューをしました。
 
その頃はまさかここまで日本を代表する小説家になるなんて誰も想像していなかったでしょう。
 
それでは25位〜16位まで一気に発表です!
 

25位 天空の蜂(1995年)

ハリウッド映画級の緊迫感で魅了するサスペンス!
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奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。
 
 
自衛隊のヘリを遠隔操作で乗っ取り、「原子力発電所へ墜落させる」とテロリストが政府を脅迫。
まさにハリウッド映画さながらの状況ですね。
 
ヘリは原子力発電上空をホバリングしている状況という中で物語は進むんですが、そのヘリの中には子供が一人取り残されてしまっているという、手に汗握る犯人との攻防戦。
 
勿論この小説は東日本大震災以前に書かれた小説ですが、今だからこそ最注目されるべき作品だと思います。
 
テロリストとの攻防戦の緊迫感が好きな方におすすめです!
 
 
江口洋介さん主演で2015年に映画化もされています。
 

24位 虹を操る少年(1994年)

天才少年の新感覚ミステリー
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「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠(みつる)。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
 
 
“光”というものに特化した能力を持つ天才少年に人々が魅了されていくという、どこかの宗教団体を思い浮かべてしまう作品。
 
ミステリーとなっていますが、ファンタジー寄りの作品です。
 
僕は超能力系の話は現実離れしていてあまり好きではなかったんですが、東野圭吾小説はこういう作品でも“現実でも起こりうるのではないか”と思わせる力があります。
 
動物は周りの状況に合わせて進化していくものなので、もしかしたらこういう能力を持つ“新人類”が今後誕生してもおかしくはない。
 
そう思わせる作品です。
 

23位 疾風ロンド(2013年)

ラスト1頁まで気が抜けない!長編ミステリー
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拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 
引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に! 
圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!
 
 
この『疾風ロンド』は東野圭吾のスキー場シリーズ2作目に当たります。
 
 
前作を読まなければ意味がわからないというものではないので、どの作品から読み始めても大丈夫です。
 
今回の『疾風ロンド』は生物兵器テロで、簡単に内容を説明すると
スキー場に埋められたヤバイ代物を探し出そうとみんな一生懸命頑張る」
という内容です。
 
まるで自分がスキー場のゲレンデを外れて雪山を滑走しているかのような錯覚を覚えながら読めるのも、東野圭吾の筆力によるもの。
 
生物兵器を発見してからも最後の1頁までハラハラさせられる展開。是非冬の季節に読んでもらいたい作品です!
 
 
2016年に阿部寛さん主演で映画化されています。
 

22位 ラプラスの魔女(2015年)

価値観が揺らぐ衝撃の空想科学ミステリー
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円華という若い女性のボディーガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。 
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。 
 
 
驚異的な演算能力で物理現象を予測する“未来予知”能力を持つ少年が復讐のために動き出すというストーリー。
 
物理現象の予測とは機器を用いて予測を立てるものです。東野圭吾作品のガリレオシリーズの物理学者湯川学先生でもこういう能力は持っていません(笑)
ほぼ超能力に等しいトリックをどう解明していくのかが見ものです
 
 『ラプラスの魔女』は東野圭吾作家デビュー30年、80作目の作品です。
 
「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。 そしたらこんな作品ができました。」
と東野圭吾さん自身発言しているので、それだけで読む価値のある作品です!
 
 
2018年に櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、豊川悦司という豪華なメンバーで映画化の予定があります。
 

21位 使命と魂のリミット(2006年)

本格医療サスペンス
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心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う! 大傑作長編サスペンス。
 
 
主人公が医者になった目的は、“死んだ父親のような人を助けるため”と、もう一つ“意図的に手術を失敗させて父を殺したのではないか”との疑いから、真相を探るという目的で医者になっています。
 
父親の手術を担当した医者が主人公の上司なんですが、その真相は意外なもので・・・、ただの医療、復讐劇では終わらせない東野圭吾ならではの作品です。
 

20位 怪笑小説(1995年)

“怪しい笑い”の短編集
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年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。
 
 
ブラックユーモア全開の東野圭吾の短編笑小説シリーズ。
 
 
今回の『怪笑小説』は笑小説シリーズ第1弾の作品です。
 
様々なジャンルに手を出しては大ヒットを飛ばしまくる東野圭吾ですが、人間の醜い部分を描きながらも笑ってしまうこのような作品も描ける方なんですね。
 
東野圭吾のガス抜き的作品を一度読んでみてください。おすすめです!
 

19位 名探偵の掟(1996年)

推理小説の“お約束”をことごとく破った業界騒然の痛快ミステリー
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完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。
 
業界の“お約束”をことごとくぶち破った天下一大五郎シリーズ。
 
 
今回の『名探偵の掟』は天下一大五郎シリーズ第1弾の作品。12の難事件に挑む痛快ミステリー短編小説です。
 
ミステリー小説によく使われるお決まりのトリックを面白おかしく描いているので、本格ミステリーファンでも十分に楽しめる作品です。推理の“舞台の裏側”が楽しめます(笑)。
 
 
2009年に松田翔太、香椎由宇さんによりテレビドラマ化されています。
 

18位 鳥人計画(1989年)

本格スポーツミステリー
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拘留中の犯人が密告者を推理する、緻密極まる本格スポーツ・ミステリー! 
日本ジャンプ界期待のホープが殺された。ほどなく犯人は彼のコーチであることが判明。一体、彼がどうして? 一見単純に見えた殺人事件の背後に隠された、驚くべき「計画」 とは!?
 
 
今でこそスキージャンプ競技は高梨沙羅さんや葛西紀明さんらの活躍で有名な競技になりましたが、僕がこの『鳥人計画』を読んだ時にはスキージャンプなんてマイナーなスポーツに全く興味も無かった頃です。
 
小説家の方全般そうだと思いますが、特に東野圭吾さんは、題材をとことん調べ尽くして素人でも楽しめるように細部まで丁寧に描くことを得意としている作家さんです。
なので小説初心者でも東野圭吾作品にはハマりやすいんですね。
 
スキージャンプの起源や、競技に関する事柄が丁寧に描かれているので、この競技を知らない方や興味がない方でも楽しめます。いや逆に、知らないからこそ楽しめるのかもしれません。
 
犯人は早い段階で特定されるというパターンの展開ですが、そのトリックと動機がメインの話です。
 
特に、動機の部分に関しては「さすが東野圭吾!」と思わせる作品です!
 

17位 ナミヤ雑貨店の奇跡(2012年)

東野圭吾作品史上最も泣けるミステリー
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悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
 
 
この『ナミヤ雑貨店』という雑貨店は過去と繋がっていて、過去から相談の手紙が郵便口に届き、その返事は牛乳ポストへ入れておくというルールであると3人は知り、何人もの相談者にアドバイスの返事を書いていきます。
 
最初「短編小説?」と思いましたが、大筋は繋がっていて、ドラマ化しやすい(笑)作品です。
 
悪事を働いた3人が一生懸命相談に乗る様がホッコリして笑えます
 
これまでの東野圭吾作品とは色の違う『ナミヤ雑貨店の奇跡』おすすめです!
 
 
2017年9月23日にHey! Say! JUMPの山田涼介さん主演で映画化されています。
2018年3月23日にDVD発売。現在予約受付中です。
 

16位 パラレルワールドラブストーリー(1995年)

意表をつく展開のパラレルワールドミステリー
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親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。
「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、1つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。
 
 
タイトルがパラレルワールドとなっているのでパラレルワールド全開バリバリの話かと思いきや、そうでもありません。また、単なる恋愛物語でもありません。
 
序章
第一章 違和感
第二章 胸騒ぎ
第三章 喪失
第四章 矛盾
第五章 混乱
第六章 自覚
第七章 形跡
第八章 証拠
第九章 覚醒
第十章 帰還
 
目次はこうなっています。この目次からも単なる恋愛小説ではないことがわかると思います。想像が膨らみますね!最初の数ページを読んだらもう手が止まりません。
 
主人公の敦賀崇史。敦賀崇史の親友の三輪智彦。敦賀崇史と三輪智彦が思いを寄せる津野麻由子。この3人の物語です。
 
津野麻由子が三輪智彦の彼女になっている世界と、津野麻由子が敦賀崇史の彼女になっている世界とがそれぞれ描かれるという、斬新な構成。
 
ただのパラレルワールドでも、ただの恋愛物語でもない『パラレルワールドラブストーリー』おすすめです!
 
 




東野圭吾映像作品を無料で見る方法

 
「うるせーなそんなのもう知ってるよ」という方は読み飛ばして次のランキングへ進んじゃって下さい!
m(__)m
 
 
東野圭吾さんは電子書籍化に反対の立場をとっておられるので、小説に関しては買うか図書館で借りる方法のどちらかしか読む方法はありません。(大量の本の処分はネット買い取りがおすすめ)
 
 
東野圭吾原作の映像作品を見る方法なら4つあります。
 
  1. TSUTAYAとかでレンタルする
  2. DVDやBlu-rayを買う
  3. HuluやU-NEXTやTSUTAYAオンライン等の動画配信サービスを利用する
  4. 東野圭吾とマブダチになる
 
ネットとかよく分からなくて面倒なのが嫌な方は、お近くのTSUTAYA等でレンタルしてすぐに楽しめます。
 
 
高くはつきますが、コレクション派の方はDVDやBlu-rayを買っちゃうのもいいでしょう。
Amazon楽天Yahoo等のネットでも販売されてるので気になる方は覗いてみてください。
 
 
東野圭吾さんとマブダチになることができればおそらく、無料で作品を見せてもらえるでしょうし、もしかしたら公開前の映画の撮影現場に同行させてもらえる可能性だってありますね。
 
ですが、東野圭吾さんは作品を世に出す度に大ヒットを飛ばす日本を代表する小説家なので「無料で作品を見たい」という目的で近付いてくる人間はすぐに見抜かれてしまう可能性が高いでしょう。
 
見抜かれない自信のある方はトライしてみてください。応援しています!(๑•̀ㅂ•́)و✧
 
 
そして“現実的”に一番安く東野圭吾原作の映像作品を楽しめる方法がHuluやU-NEXT、TSUTAYAオンライン等の動画配信サービスを利用する方法です。
 
Huluでは2週間の無料期間があります。
この無料期間を利用すれば2週間は無料で楽しめます。
 
もっと無料で楽しみたい欲張りさんはU-NEXTならばはなんと、31日間無料です!
 
更に更に!、TSUTAYAの動画配信サービス30日間無料サービスがあります。TSUTAYAでレンタルされている作品はほぼ全て楽しめます。
 
この3つをうまく利用すれば例えば、Huluを2週間無料で利用して解約し、その後U-NEXTで31日間無料で楽しんで解約、TSUTAYAでも30日間無料で楽しんだ後解約すればなんと!2ヶ月半無料で東野圭吾作品が見れちゃいます!
 
 
無料で楽しんだ後に解約してもよし、今後も毎月ドラマを楽しみたい方はそのまま継続してもよし。(U-NEXTは月額料金が高いのでHuluかTSUTAYAでの継続がおすすめ)
 
とにかく無料というのはお得ですね!
 
 
データ量でお困りの方は僕も愛用している月額固定で使い放題のポケットWi-Fiをおすすめします。3日制限も余裕の10ギガなので、データ通信をどこで契約しようか迷っている方は参考にしてみてください↓↓

ポケットWi-Fiは無制限使い放題がおすすめ!【WiMAXに乗り換えた感想】

2017.06.12
 
 
お待たせいたしました。それではランキング再開です!
 

東野圭吾おすすめ小説ランキング 15位〜6位

 
15位〜6位には古い作品から、大人気のシリーズものも登場してきます。
 
より面白くてハマる作品ばかりです!
 

15位 変身(1991年)

医療の枠を超えた“自己崩壊”サスペンス
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平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
 
 
医療のことには無知なので詳しくは知りませんが、多分完全な脳移植手術はまだ現実には行われたことがないことだと思います。
 
なので、現実に脳移植手術が行われた場合には「こういうことも起こるのではないか・・・」と思わずにはいられない話です。
 
以前と言動が変わったり、得意だったものが不得意になったり、身に覚えのない才能が現れたり、彼女を愛せなくなったりと、徐々に以前の“脳の持ち主”に支配され始めてしまいます。
 
そういう人間の行き着く先を是非自分の目で確かめてみてください
 
 
2005年に玉木宏さん蒼井優さん主演により映画化されています
 

14位 分身(1993年)

近未来医療の危険な領域を描くサスペンス
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私にそっくりな人がもう一人いる。あなたにそっくりな人がもう一人。札幌で育った女子大生と、東京で育った女子大生…。宿命の二人を祝福するのは誰か。追跡と逃走の遥かな旅が始まるサスペンス。 
 
 
『変身』に続き、医療の闇の部分を描く『分身』。
 
容姿が瓜二つの鞠子という女性と双葉という女性がお互いの存在を知らずに東京と札幌でそれぞれ暮らしているんですが、鞠子がテレビに出演して顔を全国に晒したことにより、物語は大きく動き出します。
 
この二人はドラマだと、一人二役を演じる程容姿がそっくりです。
 
この『分身』の特徴は「鞠子の章」では鞠子の視点で語られ、「双葉の章 」では双葉の視点で語られ、それを交互に繰り返すというスタイルで徐々に真相に迫るという内容です。
 
“ただのそっくりさん”ではないこの二人は一体何者なのか。二人が出会うまで目が離せない展開にページをめくる手が止まらなくなる作品です!
 
 
2012年に長澤まさみさん主演でドラマ化されています。
 

13位 マスカレード・ホテル(2011年)

“ホテルウーマン×刑事”の異色コンビによる本格サスペンス
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都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
 
 
これも東野圭吾作品の新たな人気シリーズとなったマスカレードシリーズ。
 
 
今回の『マスカレード・ホテル』はマスカレードシリーズ第1弾の作品です。
 
ホテルマンに扮して潜入捜査をする刑事にホテルウーマンがホテルマンの何たるかを教育していくわけですが、この異色の二人のコンビの面白さが人気のシリーズに繋がったことは間違いありません。
 
この二人がどう連続殺人の真相に迫っていくのか見ものです!
 
 
2019年に木村拓哉、長澤まさみさんにより映画化の予定です。
 

12位 時生(トキオ)(2002年)

時空を超えた家族の繋がりに感動の傑作!
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不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。
 
 
息子の死の直前に、父親が妻に20年以上も前に出会ったという少年との思い出を語り出すというお話し。
 
息子が生死の境をさまよっているというこんな状況の時に「全然関係のない昔の他人との思い出話しを語るとは一体どんな心理だ」と思いながら読み進めることになるわけですが、これが予想もしない展開に!?
 
 
2004年に国分太一、櫻井翔さんによりテレビドラマ化されています。
 

11位 流星の絆(2008年)

ただの復讐劇では終わらせない東野圭吾の新たな代表作
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何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
 
 
とにかく、見事なんです。
 
復讐、トリック、動機、犯人。
 
全てが見事!
 
何でこんな話を作れるのか・・・。
 
クライマックスに近付くに連れて、活字を読んでいる感覚は全く無く、自分もその物語の中に引き込まれていく東野圭吾の傑作を是非体験してみてください!
 
 
2008年に宮藤官九郎脚本、二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香さんによりテレビドラマ化されています。
 

10位 聖女の救済(2008年)

東野圭吾ミステリー屈指の傑作!
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ガリレオが迎えた新たな敵、それは女 
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。 
シリーズ累計1320万部突破。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。
 
 
東野圭吾作品の代表シリーズ、ガリレオ。
 
 
『聖女の救済』はガリレオシリーズ5作目の作品です。
 
全作品とも、物理学者の湯川学が物理の知識を活かして警察へ協力し難事件を解決するという内容です。
 
『聖女の救済』では、犯人の見当は最初からついてはいるが、その殺害方法がどうしてもわからなく、最後までそのトリックを解明することに時間が使われます。
 
実は、“理論上はあり得ても現実的にはあり得ない”というトリックが使われているので、主人公の湯川学も解明に苦労するんですね。
 
東野圭吾の推理ものはトリックがどの作品も見事なんですが、今回の殺害方法も驚きのトリックです。
 
最初にこの『聖女の救済』を読めば、東野圭吾作品に魅了されること間違いありません!
 
 
『聖女の救済』は福山雅治さん主演のテレビドラマ、2013年放送『ガリレオ』の第2シリーズの最終章で前後編として2週にわたり映像化されています。
 

9位 さまよう刃(2004年)

遺族の復讐と少年犯罪がテーマの問題作
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長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。
 
 
少年犯罪とその遺族の問題は、いつの時代も重いテーマを残し、時は進んできました。
 
未成年というだけで犯人は極刑を免れ、その制度を知った上で犯罪を犯す少年も増えてきました。
 
被害者遺族がその犯罪者の態度を知った時、自分ならばどうするでしょう?
 
この『さまよう刃』は、一人娘を無残に殺された父親が犯人に復讐をしていく物語です。
 
著者の東野圭吾さんもこう話しています。
 
「他人事ではない 
明日にでも、この物語の『誰か』に 
なるかもしれない 
その時あなたの『刃』は 
どこに向けられるだろう? 」
 
そうです。これは、誰にでも起こりうることなんです。だからこそ、深く考えさせられる作品です。
 
 
2009年に寺尾聰、竹野内豊、伊東四朗さん出演で映画化されています。
 

8位 秘密(1998年)

98年度ベストミステリーで話題になった感動長編の傑作
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自動車部品メーカーで働く39歳の杉田平介は妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美と暮らしていた。長野の実家に行く妻と娘を乗せたスキーバスが崖から転落してしまう。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。 外見は小学生ながら今までどおり家事をこなす妻は、やがて藻奈美の代わりに 新しい人生を送りたいと決意し、私立中学を受験、その後は医学部を目指して共学の高校を受験する。年頃になった彼女の周囲には男性の影がちらつき、 平介は妻であって娘でもある彼女への関係に苦しむようになる。 
 
 
“魂入れ替わり”系の話はよくありますが、今作の『秘密』では、妻の体は死に、娘の魂は死に、娘の体に妻の魂が乗り移るというお話しです。
 
なので世間的には娘と父親の関係を演じなくてはならず、主に夫目線でその苦しみが描かれます。
 
部活、進学、結婚・・・。
 
娘と妻と夫の人生がどういう結末を迎えるのか。
 
初めての小説に、この『秘密』を選んで間違いありません!
 
 
1999年に広末涼子、小林薫、岸本加世子さん出演で映画化され、2010年に志田未来、佐々木蔵之介、石田ひかりさん出演でテレビドラマ化されています。
 

7位 夜明けの街で(2007年)

愛した女性が、殺人の容器者だったら・・・
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不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…
 
 
今年も世間では不倫の話題は尽きませんでしたが、東野圭吾も不倫の小説を書いていました。
 
単なる「愛人との不倫」という人間ドラマに「15年前の殺人」というミステリーが加わり、ただのゲス不倫小説では終わらせないのが東野圭吾らしいですね。
 
実は、僕が最初に読んだ東野圭吾の作品がこの『夜明けの街で』です。この作品で一気に東野圭吾小説にハマっちゃったわけです。
読書が苦手な僕を飽きさせなかったのは流石です。
 
なので、読書がちょっと苦手という方でも引き込まれる魅力のある作品です
 
東野圭吾入門にも自信を持っておすすめできる作品!
 
 
2011年に岸谷五朗、深田恭子さんにより映画化されています。
 

6位 どちらかが彼女を殺した(1996年)

加賀恭一郎シリーズ中、最も手に汗握る攻防戦!
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最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。
 
 
東野圭吾の大人気加賀恭一郎シリーズ
 
 
『どちらかが彼女を殺した』は、加賀恭一郎シリーズ3作目の作品です。
 
加賀恭一郎シリーズは阿部寛主演でドラマ化した8作目の『新参者』が有名ですが、新参者と比べて『どちらかが彼女を殺した』は、加賀恭一郎シリーズでも初期の方の作品です。
 
新参者をテレビでご覧になった方は分かると思うんですが、新参者の加賀恭一郎はだいぶ人情味に溢れた人物になっています。それに比べて初期の方の加賀恭一郎は結構トガってます!
 
そんな主人公の成長が楽しめるのも加賀恭一郎シリーズの面白いところです。
 
『どちらかが彼女を殺した』の内容はタイトルの通り容疑者が2人いて、そのどちらが犯人なのかを読者も推理しながら読み進めるというものなんですが、何と言っても一番の特徴として、“最後まで犯人を教えてもらえない”という点にあります。
 
勿論主人公の加賀恭一郎は刑事ですから最後には犯人を特定するわけですが、読者には教えてくれないんです。
ヒントがあちこちに散りばめられているので、読者もそのヒントを拾い集めて独自でパズルを完成させなくてはいけません。
 
それと、僕が加賀恭一郎シリーズの中で『どちらかが彼女を殺した』が一番好きな理由として、加賀恭一郎と犯人との手に汗握るスリリングな攻防が面白いんです
 
「自分で犯人を牢屋へぶち込みたい!」
「トリックはオレが暴いてやる!」
 
という方におすすめ!
 
 
加賀恭一郎シリーズは『新参者』が阿部寛さん主演でテレビドラマ化され、『麒麟の翼』も同じキャストで映画化されています。
更に2018年1月27日に『祈りの幕が下りる時』が公開予定です。
 
 

東野圭吾おすすめ小説ランキング 5位〜1位

 
ここからは、僕が今まで読んできた多くの東野圭吾作品の中でも名作中の名作「読んで絶対に間違いない!」5作品です。
 
初めての方はとりあえず5位〜1位の中から選んでおいて間違いありません!
 

5位 パラドックス13(2009年)

東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!
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13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変れば善悪も変る。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。
 
 
SF(?)という壮大な世界観に引き込まれるこの作品。
 
ある日突然13人の人間が変な世界に飛ばされちゃいます。見ず知らずの13人の人間が現実世界へ戻るために協力して原因と解決策を考えながら旅をする(日本国内)内容です。
 
こういうパラレルワールド系の作品には矛盾は付き物ですが、非現実な世界観を自分でも想像して推理しながら読むのも快感です
 
「現実世界から異空間に飛び出したい!」
「なんか、現実、もう飽きた!」
 
という方におすすめ!
 

4位 手紙(2003年)

“犯罪加害者家族”というタブーに切り込んだ不屈の名作
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  武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、獄中から手紙を送る剛志。一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく直貴。日を追うごとに、剛志からの手紙は無視され、捨てられ、やがて…。
 
 
犯罪被害者にスポットを当てた作品が多い中、今作の『手紙』では加害者側、とりわけ“加害者家族”にスポットを当てるという、タブーに切り込んだ作品です。
 
犯罪者の家族には犯罪者本人とほぼ同じくらいに風当たりが強いのが、現実です。
 
被害者家族からは憎まれ、世間にバレれば家族も差別を受けます。
一人で行ったはずの犯罪は、家族もろとも地獄へ突き落とすことになる。
加害者家族はその重荷を一生背負わなくてはいけません。
 
主人公の加害者家族に感情移入し涙すること間違いなし!
あなたも読み終えたとき「犯罪は絶対に犯さないようにしよう」と、心に誓うはずです。
 
そして、自分の幸せな環境に安堵するでしょう。
 
「犯罪加害者家族の苦悩を覗いてみたい」
「小説で泣けるか試してみたい!」
 
そんな方におすすめです!
 
 
2006年に山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカさん出演で映画化されています。
 

3位 白夜行(1999年)

壮大なスケールで描かれる東野圭吾ミステリーの名作
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愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。 
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。200万部突破!
 
 
小説なんか読んだことのない方でも、この『白夜行』という名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。
 
一人の女性の為に犯罪を繰り返し、一生黒子として女性を守ることだけに人生の全てを捧げる。
 
そんな男と女の、自分の目的にブレの無い純粋な二人の物語です。
 
読み終えた直後はしばらく余韻に浸ってしまうことになるでしょう
 
テレビドラマで演じた山田孝之さんと綾瀬はるかさんもバッチリ役にハマっているのでそれも必見です!
 
「無償の愛の心理を垣間見たい」
「とにかく長編物を読みたい」
 
そんな方におすすめです!
 
 
2006年に山田孝之、綾瀬はるかさんによりテレビドラマ化され、2011年には堀北真希、高良健吾さんにより映画化もされています。
 

2位 殺人の門(2003年)

心の闇に潜む“殺人願望”を克明に描く衝撃の問題作!
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「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。
 
 
小さい頃からいいように使われてきた友人に、大人になっても主人公はいいように使われちゃいます。
 
口が上手くていつも乗せられちゃうけど、気が付けば自分だけが悪者になってる。
よくよく考えるとムカつくし嫌い。
だけど何となくいつも一緒にいる。
そんな自分も嫌い。
だけどまた、気が付くと口車に乗せられてる自分がいる。
大人になってからも何となく離れられずいる。
 
こういう人間(悪魔)は現実にもたまに存在しますが、主人公はそんな悪魔の友人「倉持」に対して、殺意を持ち始めます。
 
しかし、いつもなかなか上手くはいきません。
 
殺そうと思えばいつでも殺せるが、実際に殺人を犯すには、何かが足りない。
 
あなたなら、いつ、倉持を殺しますか?
 
「憎悪」と「殺意」の衝撃の問題作おすすめです!
 
「ジワジワくるような悪い人間の話を読みたい」
「自分のように人に流されてしまう人間が主人公の話を読みたい」
 
そんな方におすすめ!
 

1位 容疑者Xの献身(2005年)

日本ミステリー史に輝く最高傑作にして直木賞受賞作品
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天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
 
 
『聖女の救済』に引き続き、物理学者の湯川学が警察に協力して難事件を解決していく福山雅治主演でお馴染みのガリレオシリーズが堂々の1位です。
 
『容疑者Xの献身』はガリレオシリーズ3作目の作品で第134回直木賞も受賞しています。
 
「東野圭吾小説で何が一番面白い?」と聞かれれば、間違いなく僕は自信を持ってこれをおすすめします。
 
容疑者Xの献身が面白いという一番の理由はなんと言っても、その殺害トリックにあります。
 
推理ものの小説を読んでいると、途中でそのトリックの想像がついてしまうことがありますが、この犯人が使うトリックは斬新すぎて、たぶん途中で見破れる読者はいないんじゃないでしょうか。
 
なぜ見破れないのかというと、僕が思うところ、“愛”が深く関わっています。
 
少しネタバレになりますが(殺人を犯した初期の段階で読者も知る内容なので大丈夫です)、ある母娘が殺人を犯します。それを知った母娘を“愛している”隣の住人がトリックを施し殺人を隠蔽してあげるという内容です。
 
「愛」とは、恋以上の“この人を守りたい”という思いの強さだと僕は思っているんですが、自分を平気で犠牲にして人を守ろうとする人間にしかできないトリックを使っているので、読者には見破れないんだと思います。
 
もしかしたら愛を極めた、身を犠牲にしてでも守りたい家族がいる方であれば、もしかしたらトリックがわかるかもしれません。
途中で一度考えてみてください。「自分ならばとうするか・・・」
 
しかしそれでも、もしかしたら足りないかもしれません。
妻と娘の犯罪を“愛”でもって全て自分が身代わりになったとしても、もしバレて警察に自分が捕まるようなことになれば、妻にとっては夫、娘にとっては父親を失うことになります。
 
トリックを施す犯人の石神は、隣の母娘とは何の関係もない赤の他人の身でありながらその母娘を“勝手に”愛しています。なので、母娘の犯罪の全てを自分が背負って警察に捕まったとしても、母娘にとって石神はただの隣のおじさんに過ぎず、悲しみも薄く、変なおじさんに全てを押し付けることはそんなに苦ではないはず。
 
ただただ、事件や僕の事など早く忘れて、幸せに生きていってほしい・・・
 
そういう愛し方を知らない人間には解けないトリックです。
 
ちなみに、映画版ではその犯人役の天才数学者の石神を堤真一さんが演じていますが、小説とは容姿は違えどピッタリでした。
 
映画を観た方でも小説も充分楽しめますし、小説しか読んだことのない方にも映画はおすすめです。
 
「今までに読んだことのないトリックを読みたい」
「人に勧められる小説を自分も持ちたい」
 
そういう方におすすめの一冊です。
 
ちなみに余談ですが、ドラマでは湯川学を福山雅治さんが演じていますが、東野圭吾さんは佐野史郎さんをモデルに小説を書いていたらしいです。
 
ちょっと以外で面白いですね(笑)。
 
 
テレビドラマと同じく福山雅治さん主演により『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』が映画化されています。
 
 




テルオ的まとめ

 
東野圭吾小説ランキングいかがでしたでしょうか?
 
このランキングに登場しなかった作品でも、基本的に東野圭吾作品は全て面白い小説ばかりなので、どれから読んでも楽しめると思います。
 
小説デビューの人も楽しめるランキングを作成しましたが、迷った場合にはとりあえず1位〜5位の中で選んでみてください。
 
絶対に損はさせません!
 
 
東野圭吾作品はこれからも新作が次々と続くと思うので、ランキングに変動があった場合には随時更新してまいりますのでお楽しみに!
 
 









好きなカテゴリーを選んでみてね!



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ABOUTこの記事をかいた人

ブロガー/食育·飲食店·働き方評論家/食品衛生コンサルタント。 福島県出身。東京で愛する女性に出逢い結婚。その後34歳で会社を辞めブログで独立しました。 月間20万人に読まれている当ブログ『ぼくのつまたん』&ダイエットブログ『もてもてあいしてる』運営中。「誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法」をお届けしています。 趣味は妻とフリマと搾取論。