【痛くない】乳がん検査の新技術を日立製作所が開発!いつから実用化されるのかなどまとめてみました

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こんにちは。妻も乳がん検査を一度受けたことがあります。テルオ(@undoteruo)です。
 
 
乳がん検査には現在、超音波(エコー)検査とマンモグラフィー検査の2つが存在しますが、3つめの新技術を日立製作所が開発したと発表になりました。しかもその新技術は無痛なのだとか!
 
今日はその新技術の特徴をまとめてみました。(男ですが頑張ってみます(`・ω・´)ゞ)
 




これまでの乳がん検査

超音波(エコー)検査

これまでの超音波検診は、乳がん検診ではまず最初に医師から提案される、患者としても比較的簡単に受けられる検査です。
 
ですがこの検査は、検査者の熟練度により腫瘍の検出感度が異なることが課題となっています。
 
これは別に僕の個人的な感想ではなく周知の事実です。そのため、それでは不安な方や、超音波検査で怪しい箇所が見つかれば、次にもっと精度の高いマンモグラフィー検査を行うことになるわけですが····。
 

マンモグラフィー検査

マンモグラフィー検診では微量の放射線被ばくや痛みを伴う検査です
 
被ばくも勿論心配ですが、何よりも痛みが伴うのが嫌ですよね。僕の妻も一度マンモグラフィー検査を受けたそうですが、「もう二度とやらん!」と言っていました。
 
でもいくら痛くても、これで完全に癌が特定できるのであればやる価値はあると思うんですが、実はこのマンモグラフィー検査は、本人の乳の特徴に合っていないようなんですね。
 
元々このマンモグラフィーは外国で開発された技術です。そのため、若年層やアジア人に多い高濃度乳腺の場合に、腫瘍の検出感度が低いことが課題です。
 
そういうことからも、今回新たに開発された痛みを伴わない乳がん検査の新技術は日本企業が開発したということで、私達日本人の体の特徴に合った検査と言えます。
 

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「痛くない!」高精度な新技術とは?

乳がんは日本人女性の癌の第1位に君臨している、日本だけではなく世界でも女性にとって最も心配な病気の一つです。
 
最近で言うと、小林麻央さんが乳がんを患い現在闘病中で頑張って闘っていらっしゃいます。
 
海外に目を向けると、アンジェリーナジョリーさんも、本当はもう少し残した状態での手術が可能だったにも関わらず、今後の安全のために全て除去する手術をしたことも話題になりました。
 
 
この乳がんには早期発見が重要となりますが、現在の技術では検査をする先生の能力で差があるために検査をしても発見が遅れたり、痛みを伴う等でなかなか検査自体に踏み切れないという現実があります。
 
 
そんな現状を打開する乳がん検査の新技術を日本が開発したと発表がありました。
無痛で高精度な乳がん検査の新技術『超音波計測技術を開』を日立製作所が開発しました。
 
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本技術では、360度の方向から超音波を照射し、音波の反射を360度の方向から取得するリング状の超音波デバイスを用いて自動スキャンを行うため、検査者の熟練度に依存しない検査が可能です。受診者はうつぶせになり、水を満たした検査容器に乳房を入れるのみでよいため(図1)、痛みを伴わず、安全に検査できます。また、取得した音波の速度などを元に、腫瘍のさまざまな特性(硬さ、粘性、表面の粗さ)を計測可能なことに加え、乳腺内の微小石灰化も可視化できるため、検診の精度向上に貢献します。
 
引用:www.hitachi.co.jp
 
日立製作所は北海道大学の共同研究を行っていて 、イヌの臨床腫瘍を用いて5mmの微小な腫瘍の検出に成功し、今回の発表となりました。
 
何よりも今回の技術で特徴的なのは、全く痛くないという点でしょう。
 
あのiPodみたいな丸の中には液体が入っていて、そこにポチャンと浸すだけなので全く痛みを伴うことなく検査が受けられるとのことです。
 
しかも、以前の超音波検査のように、検査をする先生の経験や能力で判断が分かれるということもありません。
 
それに、日本が開発した技術なので、日本人女性の身体の特徴に適した技術となっています。マンモグラフィーのように痛い割に精度が低い」ということもありません。
 
乳がん検査のハードルがめちゃくちゃ低くなりそうです。またいで越えられるレベルの現実がもうすぐそこまで来ています。
 

【特徴その1】360度の方向から超音波を照射

従来の超音波検診では、1方向から照射した超音波に対して、後方(照射源の方向)に反射した音波のみを取得していましたが、今回360度の方向から超音波を照射し、前方や側方を含む360度の方向に反射する音波を取得・解析する技術を開発しました。本技術は、音波の反射方向とその強度などを分析することにより、腫瘍の硬さ、粘性、表面の粗さを計測可能とし、また、超音波では難しいとされる乳腺内の微小石灰化の可視化も可能とします。悪性腫瘍の表面が粗い傾向にあるなど、腫瘍のさまざまな特性の把握により総合的な診断をすることができます。本技術に、日立が開発した超音波画像の解析時間を7倍高速化する技術*2を組み合わせることで、検診の精度向上と計測時間の短縮に貢献します。
 
引用:www.hitachi.co.jp
 
 
専門的なことは僕にはわかりませんが、この説明を聞く限り、相当高い画期的な技術のように思えます。
 
何度も言うように、一番気になるのは「痛くない」という点と、何よりも「日本人女性の身体の特徴に合った検査」という点です。
 

【特徴その2】超音波デバイスと乳房を容器で分離

従来の超音波検診では超音波デバイス(プローブ)にエコーゼリーを塗り乳房に押し当てていましたが、本技術では、超音波を効率的に乳房に伝搬させるためにリング状の超音波デバイスと乳房の間を水で満たします。そのため、複数の受診者が同じデバイスで検診を受けた場合、付着したウイルスなどから受診者間での病気感染のリスクが考えられます。そこで、超音波デバイスと乳房を容器で分離する構造にするとともに、容器が超音波の伝搬に与えてしまう影響を計測結果に反映することができる、超音波計測技術を開発しました。これにより消毒・殺菌の時間を短縮するとともに、安全で衛生的な検診が可能になります。
 
引用:www.hitachi.co.jp
 
 
これも僕には専門的なことはわからないんですが、とにかく衛生的ということだと思います。(違う?)
 

気になる実用化は「いつから?」時期と料金

この新技術の実用化はいつからかというと、2020年頃になると発表されています。
 
 
マンモグラフィーの場合、40歳以上の方は自治体が行う検診を受けることができ、費用は無料〜3000円くらいが一般的です。
 
しかし40歳未満の方は全額自己負担になってしまいます。マンモグラフィー自体は5000円前後なんですが、初診料や診察料を加えれば全部で2万円〜3万円という高額な料金がかかってしまいます。
 
 
今回の新しい痛みを伴わない新技術もゆくゆくは料金は下がることは確実ですが、最低でも現時点で一番高い3万円を下回ることはないでしょう。
 
しかし、乳がんは日本人女性の癌の第1位であり、しかも日本が開発した技術であり、今まで高いハードルだった「痛み」もなく精度も高いことから、国も最大限バックアップしてくれることが予想されます。
 
僕は乳がんとは縁のない男の身ではありますが、料金よりも(勿論料金も重要ですが)「痛くない」というのが一番重要なポイントなのではないでしょうか。
 

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自分の遺伝子の特徴を調べられる!?

乳がんとは直接関係ないかもしれませんが、僕の妻が以前から気になっているものがあるというので、ちょっと調べてみました。
それは『遺伝子検査キット』というものです。
 
 
 
 
これ、一体何なのかというと、遺伝子レベルで自分の身体の特徴が調べられるとういものです。
 
最初に言っておくと、これ、税込みで3万円を超えるサービスです。ちょっと高額!
 
例えばどんなことが調べられるのかというと、
 
  • がん
  • その他の疾患
  • 性格
  • 先祖のルーツ
  • 体質
  • 肥満のリスク
  • 薄毛リスク
  • 性格
  • 運動能力
  • 学習能力
 
などなど、360もの項目を遺伝子レベルで検査することができます。
 
先祖のルーツはともかくとして(笑)、遺伝子レベルで検査するということは、「ちょっと太ってるね〜」とか「頭皮、ちょっとキテるね〜」といった見た目の話ではなく、今後自分の身体はどういう方向に向かう運命のか」という、見た目では判断できない自分の将来の身体に起こりうる出来事を遺伝子レベルで知ることができるというわけです。
 
 
これがわかったから一体何なんだというと、今後自分の身体に起こるかもしれないリスクを今の健康な状態で知ることができれば、そこに集中してお金をかけることができます。

運命は変えられます。

 
勿論人間ドックとかやるに越したことはありませんが、例えば、あなたは乳がんリスクの高いDNAを持っていますということを事前に知ることができれば、他の検査よりも優先して乳がん検査をまず先に受けようと思えるわけですよね。
 
「あなたは薄毛になりやすいDNAです」とフサフサの状態で知ることができれば、将来に備えて頭皮に負担のかかる脱色は控えておこうだとか、シャンプーを良い物に変えてみようだとか、そういった対策に優先してお金を使うことができるわけです。
 
 
 
 
検査の流れはこうです。
 
  1. 商品を購入
  2. 自宅で唾液を採取して郵送
  3. 約1ヶ月後に検査結果
 
非常に簡単なものです。
 
検査の方法は、自宅で唾液を採取して郵送するだけです。そのDNA解析は日本で行われ、約1ヶ月で全ての検査結果が自宅へ郵送されてきます。また、アプリやウェブサイトでも確認でき、結果に基づいた体質改善のアドバイスやカウンセリングを受けることもできます。
 
 
この全て調べられる高額な検査キットの他にも「肥満」や「体質」「肌」等に限定した安価な検査キット(税抜5980円〜)もあります。
 
「3万て高くない!?ちゃんとした会社なの?なんか怪しいな。でも興味はあるな···」と言う方は、一度ジーンライフのホームページを見てみてから考えてみてください。
 
 




乳がんにならないために

 
乳がんやその他の癌など、僕も妻も素人ではありますが、ダンスに全てを捧げていて自分の身体と毎日真剣に向き合っている妻に癌にならないためにはどうすればいいと思う?」と、素人が素人にちょっと聞いてみました。
 
 
テルオ
癌にならないためにはどうすればいんだろね?
妻たん
多分プラスよりもマイナス意識した方がいいと思うよ
テルオ
プラスよりマイナスって何?
妻たん
病気にならないために何かを飲むとか食べるとかプラスするんじゃなくて、「あれやめよう」「これやめよう」ってマイナスしてくの
 
 
妻たんの言いたいことは、健康になるために何か健康食品とかを買うんじゃなくて、買わないようにしようってことが言いたいんですね。
 
例えば妻は、今❝砂糖断ち❞をしています。料理に、アノ白い砂糖を全く使わないということをしています。何かを入れるんじゃなくて、砂糖を入れないという❝マイナス❞を実践しているんですね。
 
それによって妻は「私の髪の毛のツヤ良くなったんじゃね?」と言っています。(僕にはよくわかりませんが笑)
 
あと、僕もそうなんですが、妻も頭痛持ちでバファリン手放せない人間なんですが、❝砂糖断ち❞してから一度もバファリン飲んでないようですね妻は。
 
 
個人差あるでしょうが、健康になるために何かを買ってプラスするんじゃなくて、今している何かをマイナスするところからまず始めてみてもいいんじゃないでしょうか。
 
それでもし効果が出れば健康になったのに逆にお金が貯まっていくことになるわけですからね!(妻たんはこれでお金貯めてます笑)
 
 
 
最後に素人意見を参考までに。
 
おわり。
 
 

 
 
 
 
 
 

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