病院のノロウイルス検査には“意味が無い”理由を症状から解説します。

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こんにちは。ノロウイルスにより1ヶ月近く仕事を休んだ経験のある雲藤テルオ(@undoteruo)です。
 
 
僕の仕事は学校で給食を作る仕事「学校給食調理員」という仕事をしていました。
 
飲食店など、食品を扱う仕事をされている方はご存知だと思いますが、近年ノロウイルスによる集団食中毒が毎年どこかで発生し問題となりニュースで取り上げられることも多いため、食品を扱う仕事ではノロウイルスに対して非常に敏感になってまいます。
 
その食品を扱う仕事の中でも、ノロウイルスは学校給食で頻繁に集団感染が発生しているということもあり、学校給食の仕事では特にノロウイルス対策に力を入れています。
 
 
こういう、食品を扱う仕事を行っている会社では、ノロウイルスの疑いのある社員をスピーディーに診断するシステムが社内で確立されていますが、食とは関係の無い仕事をされている方や、主婦の方、または学生さんは、体調が悪くなれば病院へ行くでしょう。
 
僕もノロウイルスの疑いで病院へ行き受診しましたが、病院が行うノロウイルス検査には“意味が無い”ので、病院での検査は断りました。
 
 
今回は、
  • なぜ病院のノロウイルス検査には意味が無いのか
  • じゃ、検査をせずにどうすればいいのか
について、僕の経験を元に解説していきます。
 




ノロウイルスで病院を受診すると必ずこう診断される

 
お腹が痛いな…
熱っぽいな…
吐き気がするな…
 
こういった時、皆さん病院へ行きますよね。当然。
 
もしこれがノロウイルスであった場合、病院の先生からはこう診断されます。
 
 
胃腸炎ですね。
 
 
そして次にこう言われます。
 
 
ノロウイルスの可能性がありますね。
 
 
そして最後に、先生からはこう問われます。
 
 
ノロウイルスの検査、受けますか?
 
 
ここで、ノロウイルスの検査はキッパリ断りましょう。
 
その理由については、まずはノロウイルスの症状の特徴を知っておかなければいけません
 

ノロウイルスの症状の特徴

 
ノロウイルスの潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間です。
 
要するに、ノロウイルスに感染した原因は、発症した24時間〜48時間前に食べたもの、もしくは行った場所に原因があるということです。
 
 
主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛。
 
発熱はあるが、軽度。
 
通常はこれらの症状が1日~2日続いた後、治癒します。
 
後遺症もありません。
 
また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
 
 
このことを踏まえまして、ノロウイルスの病院の検査には意味が無い”理由を解説します。
 

病院のノロウイルス検査には“意味が無い”理由

 
病院のノロウイルス検査には3日〜5日ほどの時間がかかります。
 
ノロウイルスの特徴として「症状が1日~2日続いた後、治癒する」ことから、病院のノロウイルス検査の結果が出る頃には既に症状は快方に向かっています。
 
治ってきた頃に「あなたはこの前までノロウイルスに侵されていました」と言われても意味がありませんよね?もうほぼ治ってるんですから。
 
そういう意味で、病院のノロウイルス検査には意味がありません。
 
 
 
食品を扱う仕事を行っている会社ではスピーディーにノロウイルスに感染しているかどうか診断ができる」と最初に話しましたが、飲食店などでは『検便検査』というものを毎月必ず実施しています。
 
飲食店などでは、もしノロウイルスの疑いのある従業員がいた場合、この検便検査の会社でスピーディーにノロウイルス検査を実施することができる仕組みになっています。
 
なので僕の場合も、時間のかかる病院の検査ではなく、会社の検査により翌日に陽性という結果が出ました。
 
 
 
普通の優良な病院ではこういう「検査に時間がかかるのでノロウイルス検査はあまり意味がないですよ」という説明をしてくれますが、よくない病院だとこういう事情の説明も無く「検査しましょう」と言われる場合もあるかもしれないので、そういう場合には結構です」とキッパリ断りましょう。
 
 
では、ノロウイルスの検査を受けずに、一体どうしたらいいのか。
 
病院で「胃腸炎」と診断され、ノロウイルス検査を拒否した後の対応方法の解説を続けます。
 




ノロウイルス検査を受けない場合、自分ではどうすればよいのか?

 
誤解しないでほしいのは、僕は「病院へ行くことに意味がない」とは言っていません。
「病院の“ノロウイルス検査”に意味がない」と言っているだけなので、体調が悪い時は病院へ行ってください。
 
そして、病院で「胃腸炎ですね」と診断された場合、もうそれはノロウイルスだと思って対応してください。
 
 
胃腸炎はノロウイルスと見なして対応する。
 
 
病院では胃腸炎の場合は整腸剤や吐き気止めの薬が処方されます。
それを飲んで1日~2日は症状が治まるまでひたすら耐えて安静にすれば良くなってきますが、一番辛いのが下痢です。
 
ですが、病院では下痢止めの薬はおそらく処方されないでしょう。理由は、悪いものは外へ出さないと治癒が遅れてしまうからです。
 
なので、勝手な自己判断で薬局で市販の下痢止めを買って服用はしてはいけません。
 
 
 
ちなみにですが、ノロウイルス自体に効く特効薬というものは今のところ存在しないため、例え病院でノロウイルス検査を受けて陽性とすぐさま診断されたとしても、処方される薬は結局は胃腸炎の場合と同じということになります。
 
更に言えば、ノロウイルスはインフルエンザのように「発症してから5日間は仕事を休みなさい」というような決まり事はないため、症状が改善したら自分の判断で学校や職場に復帰できます。
 
なので、そういうことからも尚の事、病院のノロウイルス検査は受ける必要がありません。
 
 
 
ただ、僕の仕事であった学校給食調理員の仕事では、本人が陰性の検査結果が出なければ出勤ができなく、更に家族の中にノロウイルスを発症している人がいた場合も出勤停止となるため、そういったことが重なり僕の場合は1ヶ月近くも仕事を休むことになったわけです。
 
食を扱う仕事でなければここまで厳しいことは求められない場合が多いと思うので、2〜3日休んで良くなれば自己判断で出勤できます。
 
 
 
「胃腸炎」と診断後の自分の対応はこれでいいとして、ノロウイルスの一番の問題は、その感染力が強く“人から人へ感染”する広がり方が多いというのが最も厄介な点です。
 
ノロウイルスの症状のところでも話しましたが、ノロウイルスに感染しても発症しない人間もいるため、そういった理由でも自覚無く人に移してしまう場合があります。
 
そうした場合、次に考えるべきことは自分の家族へ移さないためにはどうすればよいのか」ということです。
 
むしろこっちの方が重要なので最後に是非覚えて帰ってくださいね!
 




自分のノロウイルスを家族に移さないためには

 
ノロウイルスは主に口から入る食品から人へと感染します。
 
また、感染者の排泄物にノロウイルスが大量に含まれているため、感染した人が排泄するトイレから感染が拡大していきます。
 
自分が感染しないために、そして家族へ感染を広げないためには次の3点が重要になってきます。
 
  1. 『食品の加熱』によるノロウイルス感染予防
  2. 『消毒』によるノロウイルス感染予防
  3. 『トイレ』『手洗い』によるノロウイルス感染予防
 

①『食品の加熱』によるノロウイルス感染予防

 
厚生労働省ではこういう『ノロウイルスの原因食品』のデータを公開しています。

 
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これを見ると、やはり原材料としては『二枚貝』によるノロウイルス感染が多いことがわかります。
 
ノロウイルスが猛威を振るう冬場は、特に牡蠣の生食は避け必ず加熱してから食べるようにしましょう。
 
 
次に『複合調理食品』というものも多いですね。これは要するに、様々な食材を使った料理のことです。
 
特に加熱をしない食品「いくつかの食材を混ぜ合わせた生野菜のサラダ」といったような、加熱もせずに作業工程の多い料理が多く含まれていると予想されます。
 
ノロウイルスが付着していた場合、加熱しなければノロウイルスは死滅させられませんし、人の手が多く加われば加わるほどその料理へのノロウイルス付着のリスクは高まります。
 
そして、原因が『不明』のものも多いことがわかりますね。
 
 
 
このように、ノロウイルス感染の原因となる食品は数多く、また、料理は食べたら無くなり食後は食器も箸も鍋も洗ってしまうため、「原材料を2週間保存すること」という決まりがある飲食店以外の家庭レベルだと原因の特定が困難です。
 
 
ノロウイルスは『90度以上で90秒以上の加熱』で死滅させることができるので、まずはノロウイルス対策として食品の加熱』の温度管理が重要になります。
 
『食品の加熱』の詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓

②『消毒』によるノロウイルス感染予防

 
厚生労働省では『ノロウイルスによる食中毒予防のポイント』も公開しています。

 
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これは主に食品を扱う仕事をしている方向けのものですが、家庭でも同じです。
 
『食品の加熱』と同様に、調理器具や家の中でよく手で触れるドアノブや水道の蛇口、感染が広がる原因となりやすいトイレを『消毒』する必要があります。
 
いくら食品を加熱しても調理に使う調理器具や食器がノロウイルスに汚染されていては加熱も無駄になってしまいますからね。
 
ノロウイルス感染者であれば尚の事、家族にノロウイルス感染を広げないために『消毒』は重要になります。
 
ノロウイルス対策の『消毒』についての詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください↓

③『トイレ』と『手洗い』によるノロウイルス感染予防

 
『食品の加熱』は、最後の砦。
 
『消毒』は、目には見えないノロウイルスが万が一付着してしまっていた場合に有効です。
 
なのでまず一番最初に取り組ことは、ノロウイルスを自分の手に付着させない”というのが最初にやるべきことです。
 
 
 
手は無意識にどこにでも触れてしまうので、ノロウイルスが付着している手で触ったものにはノロウイルスは付着してしまいます。
 
どこで手にノロウイルスがつくのかといえば、排泄場所であるトイレが最も可能性が高いんですね。
 
なので、トイレの中のノロウイルスを家の中に撒き散らさないために、正しいトイレの使い方』『正しい手洗いの方法』を覚えておきましょう。
 
ノロウイルス予防のための『正しいトイレの使い方』と『正しい手洗いの方法』の詳しい内容はこちらの記事を参考にしてください↓↓
  • 『食品の加熱』
  • 『消毒』
  • 『トイレの使い方や手洗い』
家族にノロウイルスを感染拡大させないためにこの3点でリスクをできるだけ少なくすることが重要ですね。
 




テルオのまとめ

まとめ-2
 
今回の話をまとめると、、
ノロウイルスの疑いで病院を受診する

まず、具合が悪ければ病院を受診する。
「胃腸炎」と診断された場合にはノロウイルスと見なして対応する。
 病院のノロウイルス検査は時間がかかり受ける意味が無いので断る。
病院で処方された薬だけを服用し、自己判断で下痢止めを飲まない。

ノロウイルスを家族に広げないために

ノロウイルスに感染しないために、また、自分が感染してしまっても家族に感染を広げないためには
食品の加熱
消毒
トイレの使い方や手洗い
の対策が重要。

 
ノロウイルスは発症しても後遺症もなくすぐに治るものですが、免疫力の低い小さな子供は注意が必要です。
 
ノロウイルスの感染力は凄まじく一気に広まってしまいます。
 
なので、自分が感染しないことも重要ですが、特に家族の中に小さいお子さんがいる方は家族に自分のノロウイルスを感染させないことが最も重要です。
 
病院で「胃腸炎ですね」と診断されたらノロウイルスと見なし、今回話した内容を参考に家族に移さないように対策をしましょう。
 
 
食中毒予防対策に関連する記事をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください↓↓

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ABOUTこの記事をかいた人

ブロガー/食育·飲食店·働き方評論家/食品衛生コンサルタント。 福島県出身。東京で愛する女性に出逢い結婚。その後34歳で会社を辞めブログで独立しました。 月間20万人に読まれている当ブログ『ぼくのつまたん』&ダイエットブログ『もてもてあいしてる』運営中。「誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法」をお届けしています。 趣味は妻とフリマと搾取論。