人に教えるのが下手くそな人間が多すぎる。上手くなるコツとは?

hitonioshieru




 
 
こんにちは。バイトリーダーのテルオ(@undoteruo)です。
 
 
僕は前職の学校給食調理員という仕事を適応障害になり辞めたわけですが、僕がその当時の上司から唯一褒められたことがあります。
 
 
「テルオ君て、人にモノを教えるのが上手いんだよね」
 
 
僕もそこを意識して仕事をしていたので、それを褒められることは嬉しかったです。
 
 
さて今回は、そんな、人にモノを教えることが上手い僕が、人にモノを教えることが下手くそな方にそのコツを教えたいと思います。
 
そしてそういう下手くそな多くの人間はこう思っている方が多いです。
 
 
「他人なんてどうでもいい。自分の成長に他人なんて関係ないから他人が覚えようが覚えまいが知ったこっちゃない」
 
 
はい、全く間違っています。
 
他人に教えるということは、完全に自分のためなんですよ。
 
 
 
↑に書いた記事の中でも触れていますが、これからの時代はAI(人工知能)が急速に普及するため、人が人に教わることが少なくなっていきます。
 
少なくなるということは、人に教えることができない人間がどんどん増えるわけです。
 
人に教えることができない人間が多くなるということは、人に教えることが上手い人間の希少性が増します。
 
「人に教えることが上手い」というのはそれだけで武器になります。
 




人に教えるのが下手な人間の例

 
人に教えることが下手くそな人間の例はたくさんあるんですが、最近の出来事を例にしてみます。
 
僕のバイト先の飲食店での出来事を例にしてみます。
 
 
 
ある時、新卒の社員A(20代)がご飯の炊飯を担当していました。
 
僕は休憩から戻り、その社員Aと交代することになりました。
 
社員Aは僕に引き継ぎ事項を伝達します。
 
「ご飯は今、炊飯中です」
 
タイマーを見ると、残り15分で炊きあがりになっていました。
 
 
僕の飲食店の炊飯器は意外と原始的で、家庭のガスコンロのようなボタンを「カチカチッ」と押して点火をし、家庭用のキッチンタイマーを手動で30分にセットします。
炊き上がったらその中身のご飯を別の保温器に移し替えるといったやり方です。
 
 
そして15分後にタイマーが鳴ったのでご飯を移そうと蓋を開けると、米が水に浸った冷たいままでした。
 
炊飯されていません。
 
すぐに僕が改めて炊飯しましたが、ここから30分の時間がかかるとなると、結構微妙です。ご飯が間に合わなくなるかもしれません。
 
僕はイラッとしたので(笑)、現在レジを担当しているその社員Aをとっ捕まえて「炊飯されてないんだけど!」と言いました。
 
するとその社員Aは「あ、すみません!でも、ボタン絶対に押しましたよ!」
 
 
これは最近の若い人にありがちなんですが、出来てないのに「絶対にやったはずだ」と言い訳をはさみます。
 
「多分やったと思うんですけど・・・」ではなく、「絶対にやったはずだ!」と胸を張ります。
 
事実として出来ていないのにこの自信はある意味凄いなと思うんですが、まぁ、それはとりあえず置いておきまして。。
 
 
僕はアルバイトという立場なので出来るだけ年下であっても社員には怒りたくはないんです。
 
そこで、その一部始終を隣で見ていた中途採用の社員B(40代)に、「一応僕も炊けてなかったということは言いましたけど、社員Bさんの方からも今後同じ失敗をしないように注意しておいてもらえますか?」と、丸投げしました。
 
 
次から失敗しないための注意点というのは、スイッチを押したら、中の火の様子が見えるスイッチの隣の除き穴から実際に火がついているか覗いて確認することです。
 
家庭のガスコンロの場合にはコンロが剥き出しのため、火がついたかどうかはどんな角度からも確認できると思いますが、このお店の炊飯器は除き穴から覗かなければ確認ができません。
 
「絶対に点火したはずだ!」と言っているのが事実なのであれば、ボタンは押したけど火はついていなかったということになり、つまりは除き穴から着火を確認していなかったということになります。
 
 
しばらくして、社員Bが僕がお願いした通り社員Aに改めて注意していました。
 
 
社員B「さっき炊飯されてなかった件だけど・・」
 
社員A「あっ、そうなんです。すみませんでした!」
 
社員B「ちゃんと確認してね!」
 
社員A「あ、はい!」
 
完。
 
 
 
 
 
えっ・・・
 
 
 
ちゃんと確認してね
 
 
 
これでいったい何が伝わったというのか・・・
 
 
教えるのが下手すぎる
 
 
 
テルオ「社員Bさん・・あれで、伝わりましたかね?・・・」
 
社員B「あ、伝わったと思いますよ!」
 
 
 
あ、伝わったと思いますよ
 
 
 
これが、人にモノを教えるのが下手くそな人間のわかりやすい例です。
 

人に教えるのが上手くなるコツはたった一つ

 
人にモノを教えるのが下手くそな人間全員に共通している点が1点だけあります。
 
それは、自分の新人の頃の記憶を忘れてしまうという点です。
 
 
自分が右も左もわからない新人だった頃、「点火したら除き穴から火がついているかどうか確認してね」と教わったはずです。
 
そして自分も失敗した、もしくは、失敗した人を見てきたはずです。
 
その失敗から、失敗しないための知識を学んで成長しているはずなんです。
 
だけど人間、年数を重ねて上のポジションへ行けば行くほど、自分の新人の頃の失敗の記憶を無くしてしまうのか、失敗しないためのポイントを人に教えようとしません。
 
 
人にモノを教えるのが上手くなるコツはたった一つ。
 
自分の新人時代だった頃の記憶を無くさないことです。
 
これを覚えていれば、「ちゃんと確認してね!」などというバカみたいな教え方にはならないはずです。
 




他人のためではなく、自分のために他人に教える

 
人にモノを教えるのが下手くそな人間には実はもう一つ特徴があります。
 
それは、他人なんてどうでもいいという考え方です。
 
 
「他人なんてどうでもいい!自分の成長に他人なんて関係ないから他人が覚えようが覚えまいが知ったこっちゃない!」
 
という考え方です。
 
 
こういう考え方の人間は、「他人に教えるのは他人のため」という勘違いをしていると思われます。
 
 
他人に教えるのは自分のためなんです。
 
それを僕は知っているため、自分のために他人に教えるんです。
 
 
他人に教えるということは、前提としてその人に理解させるということです。ただ言っただけでは教えたことにはなりません。その人が理解できて、次から一人でできるようになって初めて「教えた」と言えると僕は思ってます。
 
人に理解させるということは、自分の頭の中を整理して話さなければ伝わりません。
 
 
僕が知っている知識は、
 
  • ボタンを押せば点火できる
  • 除き穴から中が覗ける
  • タイマーは30分にセットする
 
この僕の頭の中の炊飯の知識を箇条書きで書き出して人に見せて、伝わるでしょうか?絶対に失敗しないで炊飯できるでしょうか?
 
また、この自分の中の箇条書きの知識だけで、自分も失敗しないと言えるでしょうか?
 
 
「他人なんてどうでもいい」という人間は、最終的に自分の中に残るのはこの箇条書きの知識だけとなります。
 
後から炊飯の知識を自分の中から抜き出そうとした時に出てくる知識は、
  • ボタンを押せば点火できる
  • 除き穴から中が覗ける
  • タイマーは30分にセットする
この箇条書きの3点だけになります。
 
 
他人に理解させるためにはここに、「ボタンを押しても火がついていないこともあるから除き穴から実際に火がついたかどうかを確認してからタイマーをセットするようにしてね」という文言を付け足す必要があります。
 
更に言えば、「炊飯には30分という時間がかかるため、点火できてなくて30分という時間を無駄にすればそこからまた30分かかってしまうので、下手をしたらお店を閉めなきゃいけない事態になり、社員ならば始末書もんなので絶対に点火は確認してね」
 
僕ならばここまで言います。
 
 
これにより、僕の中に残る知識は
 
  • ボタンを押せば点火できる
  • 除き穴から中が覗ける
  • ボタンを押しても点火されていないこともあるから除き穴から点火を確認する
  • 炊飯を失敗した場合、お店を閉めなくてはいけなくなる
  • タイマーは30分にセットする
 
この5点になります。
 
 
教えるのが下手くそな人間は「言葉に出さなくったってそんなこと別に知ってるし」と言うんですが、知っているのと、前に一度知っている情報を整理してまとめて引き出しにしまっている人間と、どちらが自分の中からスムーズに情報を引き出せるでしょうか?
 
考えれば分かることならば、先に考えてまとめておいた方が得ではないでしょうか。
 
 
それが人に教えるということです。
 
それが自分のために他人に教えるということです。
 
 
僕は何か人に教わった時、他人に教えて初めて完結するという考え方でいます。
 
仕事で失敗する人間は、僕が知る限り例外なく、人に教えることが下手くそな人間です。
 
例外なくです。
 
 
こんなことを言っては失礼かもしれませんが、僕の飲食店の社員Aと社員B、遅くても数年後にはこの会社にはいないでしょう。
 
出来てないのにやったと言い張る人間
 
人に教えることができない人間
 
給料の安い3K仕事の飲食店でも、今はとっても厳しいんです。
 




テルオ的まとめ

 
これは仕事でも何でもそうなんですが、人に教えることができて初めて知識を得たことになるというのが、僕の基本的な考え方です。
 
僕も昔の若い頃は自分さえ良ければそれでいい人間だったと思うんですが、一度人に伝わるようにモノを教えることが出来たという経験により他人に教えるということはつまりは自分のためなんだと知ることが出来ました。
 
経験のない方は一度やってみてください。
 
一度経験すれば僕が言っていることがよくわかると思います。
 
 
少なくとも、こういう武器でもない限りはこれからのAI時代、社員として企業に務めることは難しくなります。
 







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ABOUTこの記事をかいた人

福島県出身。高校を卒業後東京へ。 東京で愛する女性に出逢い30歳で結婚しました。 僕の経験を元に、恋愛や結婚は勿論のこと、仕事の考え方や人間関係、教育に至るまで、「幸せに生きる」とは一体何なのか。 誰にも搾取されずに幸せに生きるための方法をお届けしていけたらなと思います。